10月20日(日)に京都競馬場で行われますG1・菊花賞の最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
※「三連単1点1000円勝負」は収支には含まず、各々の予想との関連はありません。
[NEW]↑2022産推し馬を更新!
pease
本命単勝回収率19% 複勝回収率105% 馬券回収率62%
2/17〜10/19現在までに公開した予想と買い目の成績です!
◎10メイショウタバル
○4ダノンデサイル
▲13アーバンシック
△6ミスタージーティー
△9コスモキュランダ
京都は土曜日に1日強めの雨が降る中での開催で、馬場が傷んでいる状態。日曜日は晴れるとのことだが、完全に乾く感じはせず稍重での開催を想定。
馬場が渋るとしたらやはり狙うはメイショウタバル。今回は単騎逃げが出来そうで、ややタフなペースで後ろに脚を使わせるような競馬ができそうな1頭。ピンかぱータイプであり、今回はピンを引くのではないかと予想。この馬は毎日杯の時計がかなり優秀で、この馬と同じようなタイムで毎日杯を走った馬たちは軒並みG1を勝っている。この馬もその実力はあると感じる。あとの不安は鞍上だけ。まったく長距離の印象がないので、遅すぎず速すぎずの丁度いいペースを刻めるかどうか。あまり遅いとエコロヴァルツがつついてきそうなので、単騎逃げの状態に持ち込んで欲しい。
対抗はダービー馬。毎年ダービー馬は菊花賞でもそこそこの成績を出してくる印象で、今回も勝ち負けは十分可能。折り合いもつくし、末脚も京成杯で見せたようにアーバンシックに劣らないものを持っている。鞍上も長距離なら信頼がある程度できる。ただ何となく未知数な感じがするのが怖く、対抗まで。
3番手はアーバンシック。鞍上がヘデントールではなくこの馬を選んだというあたりがポイント。折り合いに難があるものの、メイショウタバルがひっぱればタフなペースになりやすく、そうなればある程度折り合いは落ち着けるのではないか。末脚の爆発力はメンバー随一なので、このレースの適正とも合致。長距離では絶対的に買わないと行けないルメールが乗るとなると、人気でもさすがに切れない。
紐として、血統的に菊花賞はベストなレースであり、矢作先生からの期待も元々高いミスタージーティーと、スタミナは抜群のコスモキュランダ。本当はコスモキュランダに関しては馬の評価はもっとしているが、鞍上が不安すぎるので紐まで。
Lakka.
本命単勝回収率56% 複勝回収率110% 馬券回収率80%
◎9コスモキュランダ
○13アーバンシック
▲11ショウナンラプンタ
△4ダノンデサイル
△17アドマイヤテラ
初心は忘れずに。G1はルメール、淀は武豊。そして菊はミルコや。
春の段階で菊花賞はこの馬で行く、と決めていた馬がいたのですが屈腱炎により回避に。ということで相手筆頭だったコスモキュランダを本命に繰り上げました。
皐月賞ではこの世代最上位のジャスティンミラノとジャンタルマンタルに割って入る2着、タイムからしてもハイレベルな一戦であったことは疑いようがない。ダービーでは後方から捲って6着に粘ったように展開が向かない中では地力を示したレースだった。前走も内でじっと足を溜めた勝ち馬に対して外から捲ったこの馬が1番強いレースをしていた。“1番強い馬が勝つ”菊花賞においても納得の近走に思える。
なにより弥生賞勝ち馬というのも良い。これは昨年のタスティエーラの見解でも同じことを書いたが、近年の弥生賞勝ち馬は菊花賞で好走しやすい傾向があるので、1番信頼できる。昨年もそうだったが京都外回りは3角から4角の下りを使って加速したい。外を回ってでも流れに乗せたいところなので、レースを動かせるタイプのこの馬への信頼度は高い。イメージとしては同じミルコだったエタリオウのようなレースを望む。
アーバンシックは昨年の反省を生かして、というのもあるがここ最近のルメールは切ることができない。てっきりこちらは秋天へまわり、へデントールに乗るものかと思っていたが、こちらを選ぶとは。これが何よりの買い材料。前走は出遅れながらも内が空いていたために位置を上げることができ、直線も前が綺麗に空いてあまりにも恵まれていたので、かなり疑問視したいところだが、世代戦なら地力は上位ですし、3000mも鞍上が何とかしてしまうのだろうと思う。
そして期待も込めて3番手にショウナンラプンタ。コーナリングが致命的に下手でデビュー前から克駿騎手と追い切りから二人三脚で歩んできた馬。ダービーでは印を回していないが、当時から能力は買っており追いかけてきた。前走も前残りの展開を唯一後方から追い込んで3着に来たようにしぶとさを感じる走りだった。枠もちょうど良いところで、下りを利用して外から上がってきてほしい。
ダノンデサイルはダービーで完全に無視してしまったので、ここでは評価しづらいというのが本音だが、あれだけ突き放して勝つのを見ると、抜けた能力を認めざるを得ない。皐月賞時は印は回らないにしても怖い存在だとは認識していた馬になるので、無理に逆らう必要もないかなと判断。何より人気どころでただ1頭完璧な枠に入りましたし、正攻法の競馬に持ち込めば崩れなさそう。
最後のアドマイヤテラは先週も言ったが、淀の武豊、そして長距離の友道厩舎。京都新聞杯では出遅れて捲りながらも粘り込み、内と前で運んだ馬に負けただけなので京都で力を示しているのは強調材料になる。
ダノンデサイルの様なダービー馬はブロック視されがち。一方でアーバンシックはルメールで強かった上に記憶にも新しいことで売れやすい。デサイル側が枠も完璧で陣営のコメントも強気なことで思ったより2頭のオッズに差があるが、なんだかんだ差はつまるんじゃないかと思っている。そうなれば4番手だがダノンデサイル絡みの馬券を優先してもいいと考えている。
もう一頭、世間の空気感で人気が変わりそうなのがへデントール。ルメール騎手に“選ばれなかった”という見え方をするので、同じ馬なのにルメールだった場合より5倍以上オッズがついていると見て良い。3勝クラスをあれだけちぎって勝ったように非凡な能力は証明済み。ただ青葉賞でも見ているがあの馬は相当荒削りな部分があり、ルメールだからこそ乗りこなせるのだと思っている。ただのルメールから乗り替わりだから切るわけではないことは言っておきたい。
馬場も土曜の稍重からどれだけ回復するのか。それ次第でメイショウタバルの評価も上げなくてはいけないが、この馬がゆっくり逃げるイメージが湧かないし、かといって逃げないとこの馬の良さが生かせないので、玉砕して欲しいと祈りながら心臓バクバクで4コーナーを見届けることになるでしょう。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率0% 複勝回収率99% 馬券回収率8%
◎8ウエストナウ
○4ダノンデサイル
▲17アドマイヤテラ
△13アーバンシック
△16ヘデントール
今回の菊花賞は荒れるだろうと予想してます!願望込みで!
本命はウエストナウです。予想現在は12〜13番人気と人気薄です。この馬を評価した理由としてやはり2戦目の京都新聞杯です。1戦目と違いマイペースの逃げ、スタート後よれるなどありましたが、しっかり折り合いながら走れています。また、直線前で早めに並ばれながらも内からきたジューンテイク以外に抜かされない粘り。スタミナ面も問題ないと見てこの馬を本命にしました。前走は明らかに休み明け。今回は調教後馬体重の時点で490キロと前走より絞っています。前走の負けで人気を落とすようであれば買い時は今かと。鞍上も西村騎手でG1初勝利を挙げて勢いに乗っているはず。ウエストナウとは3戦目であり、今回は馬を勝利に導いてくれるはず。当日はほぼほぼゆるいペースになると思うので願わくば前目に位置をとって欲しい。そこからの直線早めに抜け出しての粘り込みに期待。
対抗のダノンデサイルは外せません。ある程度先行して位置を取れるこの馬は大崩れはないと見ています。馬場だけが気がかりですが、稍重までなら大丈夫と思っています。
アドマイヤテラは馬場が渋ったら評価を上げる馬です。3歳馬の長距離はよりスピードも重要視されますが、馬場が渋りスタミナが要求されるようならワンチャンスあってもいいはず。ペース読みなら武豊騎手のオハコですし、馬のペースを崩すことなく上位を狙えると思います。
アーバンシックはセントライト記念の勝ち馬。中距離馬でスタミナ面も問題なく、鞍上もルメール騎手。ここは外せません。陣営からも状態の良さを伺えます。
ヘデントールはスタミナ面や馬場も問題ない点を含めてマイナス面が少ないと思います。重賞未勝利でここまで人気が高いので旨みは少ないですが、ここはしっかり馬の強さを評価します。
終わりに
以上、推馬による菊花賞の最終予想でした。
買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。