4月13日(日)に阪神競馬場で行われますG1・桜花賞の最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
※買い目は決まり次第記事内に更新されます。
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pease
本命単勝回収率0% 複勝回収率117% 馬券回収率0%
2/22〜4/12現在までに公開した予想と買い目の成績です!
◎9アルマヴェローチェ
○6ビップデイジー
▲2エリカエクスプレス
△12リンクスティップ
△1ヴーレヴー

京都開催の阪神JF、当日早朝からずっと雨、クラシック初戦からかなり難しいレース…。
今年は個人的に牝馬クラシックの前哨戦がパッとしないなぁという感じがずっとしており、クイーンCとフェアリーSだけは評価していた。
阪神JFもこの世代は京都開催で、例年スプリントでも対応できるようなスピード馬が台頭していたのに、京都に変わった影響からか中距離で走るタイプが台頭していたのを見ると、阪神JF組もいまいち桜花賞では信用しづらいと感じていたが、雨予報でその印象は一変。
例年のような高速決着であればまず間違いなく阪神JF組は狙わず、エリカエクスプレスやエンブロイダリーといった前哨戦で圧倒的なスピード力を見せた馬に重い印をつけていただろう。
まずは各馬の見解より先に展開予想。
今年は強力な先行馬が多いものの、明確な逃げ馬がミストレスくらいしかいないのでペースはそこまで速くはならないと見ている。
ミストレスが逃げて、続いていくのがエリカエクスプレスやボンヌソワレ、ヴーレヴー、スタートが決まればエンブロイダリー、外からクリノメイあたりが先行していくような感じ。折り合いに難がある馬も多いため、途中で促していくよりかは抑えていく馬が多そうで、結果的には馬場が軽くても重くてもある程度前が有利になる想定。ただ、末脚の切れ味さえあれば中団からでも十分差しは効くコースでもあるのでそこは注意。
本命は阪神JFの勝馬アルマヴェローチェ。
良馬場であればむしろ切ろうと思っていたのだが、1日雨が降るとなると話は別。中距離適性が求められた京都の阪神JF、そして洋芝の札幌2歳Sで結果を残しており、両レースともに上り最速である点は非常に評価できる。馬体も既に完成しているような印象を受けていて、今後は成長力のある同期に逆転される可能性はあるが桜花賞では能力上位で尚且つ最も崩れにくいと判断。軸向き。
対抗は阪神JF2着馬のビップデイジー。
前走のチューリップ賞は休み明けでなおかつ前に馬を置けず、仕掛けも速くなってしまったことで連対を逃した。阪神JFではサトノダイヤモンド産駒特有の内枠の立ち回りの上手さを活かして2着に好走している。この馬に関してはチューリップ賞でしっかりと仕上げてきている点、得意の内枠を引けた点で評価を上げている。ただ気になるのは前走で連対を外したこと。マイナスが重なったとはいえあのメンバー相手に2着にさえ入れないか、、、と思ってはいる。この雨で他馬が嫌がるような馬場になれば特筆した切れの無いこの馬でも立ち回り力を活かして上位に食い込めると判断してこの評価とした。
3番手はフェアリーSの勝馬エリカエクスプレス。
上にも書いたが、今のところの牝馬クラシック前哨戦で見応えがあったのがフェアリーSとクイーンSで、エリカエクスプレスの走りは特に気になっていた。普通であればあんなペースを刻んだ状態で前にいれば垂れてくるが、この馬は持ったままでそのまま突き放すような走りをしてのけた。歴代のフェアリーS勝馬にはいない強さを持っている印象で、実力で言えばこのメンバーでもトップにいると思う。ただやはり心配なのは折り合い面と鞍上。戸崎騎手は関西G1はあまり得意ではなく、桜花賞の成績もいまいち。1番人気でこの馬を買えるかと言われるとちょっと疑問という意味で3番手まで。道悪に関しては、良馬場にこしたことはないけど母父がGalileoなのでこなせないことはないかなという印象。
エンブロイダリーに関しては道悪だとさすがに印をまわせない。モレイラ騎手が乗るのは本当に本当に怖いのだが、やはりこの馬の蹄の薄さを考えると馬場が渋るのは他の馬よりも大きなマイナスとなる。ちなみに良馬場であれば本命だったので能力で言えばエリカエクスプレスと同等でトップだと思っている。思ったよりも馬場が渋らなかった場合は、急遽買い目に入れる可能性はあると言っておく。
単勝
9
ワイド
9-1,12
Lakka.
本命単勝回収率0% 複勝回収率113% 馬券回収率76%
◎9アルマヴェローチェ
○1ヴーレヴー
▲11ミストレス
△6ビップデイジー
△7エンブロイダリー

◎以外は等しく不安要素を述べていきます。
いつも通り土曜の馬場から…といきたいところだが日曜は朝から雨予報。高松宮記念もこんな感じで結局さほど降らずだったが、今回ばかりはしっかり降りそう、それもメインの時間までパラついてるかもということで、馬場は当日見極めるしかない。なのでひとまず前日時点では、重馬場だろうという見立てで予想を進める。
となれば減点材料が無さすぎるアルマヴェローチェに本命を打つしかない。阪神JFでは本命を打てなかったものの、1800mで牡馬相手に戦ってきた能力と、当日は良馬場発表だったもののレース前にザッと雨が降っており、洋芝の重馬場で好走した実績もあったことで評価をしていた馬。そこから直行ローテで成長も見られますし、地力がある上に馬場や枠順による減点もほぼないので当日は1番人気になっているかも知れないが、頭狙いで本命としたい。
それ以下は印を回している馬も基本的には減点材料が多く、何が来てもおかしくないと思っているので、強いて言うなら妙味のありそうな馬に印を回した。なので対抗馬からいきなり不安要素を並べるが、上記を念頭に置いた上で読んでほしい。
ヴーレヴーは前走が大幅な馬体重増ながら勝ち切った内容を評価したい。人気馬が逸走したり展開もハマっていたとはいえ、この馬自体はスタートも良く、2着に負かした馬も未勝利を圧勝していた馬なのでさらなる上積みも見込んだ上での対抗。ただ基本的に1200mでおろしている馬はクラシックで狙いたくないというのが個人的には毎年の信条にしており、ましてやノーザンの馬なので期待されていれば牝馬なら1600mがベター。ただエルフィンSといえば近年はライトバックやデアリングタクトなど桜花賞で好走していますし、前走からさらに馬格も成長してそうなので、この馬格なら重馬場もこなせそうで、本来持つ1200のスピードとスタートセンスが合わさればレシステンシアの様なレースができてもいい。
ミストレスは阪神JFで本命にした馬。当時は想定よりペースが速くなって最後は垂れてしまったので、アルテミスSは展開に恵まれたものと判断したが、ここでもう一度展開に恵まれる可能性がありそう。逃げたい馬はこの馬しかおらず、今回はマイペースでいけるはず。ダートを使ったように血統的にも重馬場で減点する馬ではない。ただ海外遠征明けというのはそれだけで消し要素になる。先週のドバイでサウジ組の結果が散々だったのは記憶に新しいところで、調教後馬体重でも大きく減らしている。ラク逃げからの後ろの馬が馬場に脚をとられて伸びない場合のみ3着はあるので、17番人気なら紐に入れたい。
残りは人気ところの評価だが、エリカエクスプレスは枠が内すぎる。内枠関西の戸崎が1番人気なら買い要素はゼロ。枠の並びも向きそうにない上に脆いところもありそうな馬なので、能力は高い分、もう少し人気が落ち着けば。エンブロイダリーはデビュー時から見ているが、凄くストライドが伸びる綺麗な走りをする馬なので良馬場で見たい。右回りに関しては中山がダメなだけで阪神外回りなら問題ないとは思う。これ以上人気が落ちるなら狙ってもいい。
リンクスティップはきさらぎ賞2着が評価されているようだが、個人的にはサトノシャイニングが過大評価されすぎていると思っているのと、ヴーレヴーの段落でも述べたが、2000mでデビューしており初のマイルでは桜花賞で積極的に買いたくない。当日さらに人気しそうなの気配もあり、妙味は薄くなりそう。ビップデイジーはサトノダイヤモンド産駒ですし阪神より京都がベストのイメージで、どちらかと言うとこの先のオークスで狙いたい。馬格が無く走っている時の重心が低い馬なので、馬場が渋るのはマイナスになりそう。
人気がないところで地力がありそうな2頭を挙げると、ショウナンザナドゥは前走メイチ仕上げでお釣りがどうか、ボンヌソワレは前走の内容が良いが距離延長と馬場が渋ることに不安あり。ただこの2頭は全く人気していないので、紐に入れて損はなさそう。
単勝・複勝
9
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率170% 複勝回収率110% 馬券回収率0%
◎6ビップデイジー
○9アルマヴェローチェ
▲7エンブロイダリー
△2エリカエクスプレス
△4ショウナンザナドゥ

今回は馬券的中で。
本命はビップデイジーです。馬場が渋るのはプラスに働くでしょう。阪神JFで2着ですし、ここも好走してくれるはずです。前走馬体重がマイナスだったことは気になりますがここは本命で行きます。
対抗はアルマヴェローチェです。阪神JFの勝ち馬で実力は間違いない。ここであっさり突き抜けても不思議ではないですが、馬場がプラスに働くことはないので対抗に。
3番手のエンブロイダリーはモレイラ騎手が追い切りで好感触を得ていたが、馬場が渋るのはプラスに働かないでしょう。ただ前走の勝ち方は強かったのでこの評価。
4番手のエリカエクスプレスは未だそこ知れぬ感じがありますが、キャリア2戦とまだまだ経験が浅いためそこまで信用はできないかと。
最後にショウナンザナドゥです。前走1400メートルでしたが本来はマイルの方がいい。前でも後ろでも競馬できるので大崩れはなさそう。
三連複流し
6-2,4,7,9,12,14
三連単
2,4,6,7→9→1,2,4,6,7,12,14,15
終わりに
以上、推馬による桜花賞の最終予想でした。
※買い目の更新は各々のXでポストします。遅くても締切10分前には全員分が更新されますので、ぜひ参考にしてみてください。