【皐月賞2025】最終週なのに内有利の超高速馬場、となれば…/最終予想

皐月賞25アイキャッチ 予想

4月20日(日)に中山競馬場で行われますG1・皐月賞の最終予想を公開します。

推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。

※買い目は決まり次第記事内に更新されます。

[NEW]↑2022年産推し馬を更新!

pease

本命単勝回収率0% 複勝回収率125% 馬券回収率30%

2/22〜4/19現在までに公開した予想と買い目の成績です!

◎10クロワデュノール
○5ジョバンニ
▲11ミュージアムマイル
△6マスカレードボール
16サトノシャイニング

pease
pease

イクイノックス、ドウデュースが競馬界から去った今、競馬界はニュースターを求めている。

まず土曜日の馬場傾向だが、7Rの4歳以上1勝クラスの2000mで1:58.4が出るような高速馬場。日曜日は結局雨が降らなそうなので皐月賞はまず間違いなく高速決着になる。位置取り的にはやはり内前が有利。どれだけ器用に立ち回りつつ速い時計に対応できるかという感じ。

本命はさすがにクロワデュノール。強さは誰もが知っている通りなので言葉はいらないという感じ。イクイノックスとドウデュースがいなくなった今、競馬界のニュースターにならなければいけない存在であり、ここはむしろ通過点でなければいけない。ひとつ心配な点で言うとやはり馬体重。放牧から帰ってきても増えてこなかったようで、さらに輸送となるとちょっと心配だなと。当日の馬体重が大幅に減っていたら要注意。

対抗はジョバンニ。若葉Sで2着以下の馬を突き放して勝てなかったというところで若干評価が下がっているのかなと思うが、毎回エリキングの2着だったこと、ホープフルSでも2着だったことを考えると、相手なりに走るタイプの馬なのかなと感じる。スタートに若干の不安があるので枠的に出遅れたら終わりだとは思うが、順当に出れば今の馬場傾向を考えると十分好走できると思っている。

3番手はミュージアムマイル。この馬に関してはモレイラ騎手が乗るというのがかなり大きい。まず舞台だが、モレイラ騎手は中山2000mの複勝率が90%と驚異の数値をたたき出しており、この馬自身も中山は向く。良馬場だとなおさら良さを発揮できるタイプで、弥生賞は4着に敗れているものの上位層を逆転することは十分可能。内枠を引ければ対抗評価だったのだが、ちょっと外だったのが距離的に大丈夫かなというのがあるので3番手まで。

マスカレードボールは状態も非常に良さそうだし実力も間違いなくトップクラス。成績の良い共同通信杯勝馬というのがあるがさすがに右回りが苦手だろう。内枠を引けたので、何とかロスを省きつつ乗れれば。

サトノシャイニングは実力こそ評価しているが、気性に難があるタイプなので外枠はマイナスであること、真横にスタートで右に寄れる癖があってなおかつ捲り競馬で場を乱してきそうなファウストラーゼンがいるのがかなり厄介。西村騎手がそれをちゃんと制御できるのかに掛かっている。2番人気ほどの信頼はないのでこの評価。

印をつけていない馬について
エリキングはあまりにも感覚が空きすぎているし、何よりも小頭数のスロー競馬しか経験出来ていないのが怖すぎる。
ファウストラーゼンはあの競馬ではさすがに今の馬場の皐月賞は厳しい。去年同じような競馬をしてきたコスモキュランダが2着に来ているが、あの時はモレイラマジックによって捲りではなく普通に差してきたもの。同じような捲り競馬ならコスモキュランダのようにはならない。
ピコチャンブラックはタフな馬場だったら買いたかった。
ヴィンセンシオはG1で通用する爆発力を感じないし、せっかくの操縦性を活かせる内枠に入れなかったのが厳しい。

買い目

ワイド
5-11

三連複
5,10-6,11,16

Lakka.

本命単勝回収率0% 複勝回収率123% 馬券回収率80%

◎5ジョバンニ
○10クロワデュノール
▲15ヴィンセンシオ
△6マスカレードボール
△8ジーティーアダマン

Lakka.
Lakka.

馬場もオッズもヘンなの!

土曜は中山に行っており、馬も人も発汗する異常な暑さだったのですが、芝はもっと異常だった。今年からCコースとはいえ最終週なことに変わりはないので内前に偏るってことはないだろうと踏んでいたが、5Rの1600mの未勝利戦で1分32秒0。これはどうも未勝利戦史上最速らしい。 続いて6Rの1800mが1分46秒0、7Rの2000mが1分58秒4、最後の9Rの1200mが1分7秒2。どれもクラスを考えると異常なタイムで、内を通った馬の活躍が目立った。このまま雨も降らない予報となれば、皐月賞は超高速馬場、もはや1分56秒台でも驚かない馬場で行われると思っていい。

さらに展開的にもジーティーアダマンという明確な逃げ馬がおり、先行馬も揃った上にこの馬場なので、騎手としても前への意識が強くなりそう。そこそこ流れると思いたい。さらに当日は風が強いらしく、向正面が向かい風になる予報がでている。となると捲りたいファウストラーゼンにとっては全てが逆風で、強引に捲ったとしても逃げ馬と一緒に潰れてもらうことに期待したい。

そんな馬場と風向き的に、内でじっくり脚を溜められそうなジョバンニを本命に。クラシックにおいて王道路線で崩れることなく駒を進めて来た馬というのはシンプルに能力が高いことを示しているというのは毎年話している内容。しかもデビューから同じ鞍上というのもクラシックでの大きな強みになる。強い馬に対しての2着が続いているので相手なりのタイプと思いきやしっかり前走を勝ち切ったことも評価したい。

しかもG3とG1で2着が2回あれば賞金的にも、ダービーを目指すにおいても直行でいいところを、京都2歳S→ホープフルSの形を踏襲するという意図で若葉Sを使って臨んでくる辺りに皐月賞への勝負度合いの高さを感じる。恐らく安全に外を回すクロワに対し、内の良い馬場の助けをもらえば先頭で駆け抜けられる。ただこれを書いている時点では単勝は8番人気だが紐では売れまくっており、実質3番人気なので妙味は薄いかも。買い方はよく考えたい。

対抗のクロワデュノールは一旦置いといて、先にそれ以外の馬だが、ジーティーアダマンは、先に述べたようなファウストラーゼンが捲れなかった時に、異常な馬場の助けを受けすぎてしまう可能性にかけて紐。マスカレードボールはジョバンニと同じイメージで内で脚を溜めれば時計勝負にも対応できるので、コースさえ攻略すれば。共同会見では合わないと言いつつ、中山の武史はガチなのでなんとかする可能性も。

ヴィンセンシオはこの馬場で7枠など無条件で切りたいのだが、鞍上に外枠を内枠にしてしまう魔法使いがいるのでそれにかけたい。スケールの大きい馬なので内で小回りさせられるよりはいいかもしれない。理想はジーティーアダマンの番手にラチ沿いで単騎でいること。そうすれば風の影響も受けずに立ち回れるはずだが、それが叶わなくてもルメールならなんとかする。あとは葉牡丹賞の時計が表すようにこの馬場でこそ。

ということで、クロワデュノールを買っていても仕方がないのでそれ以外の馬に熱は入るのだが、8割くらいは勝たれてしまうのでしょうねというのが正直なところ。新馬→東スポ杯2歳S→ホープフルSを無敗で臨んでくるような馬は基本的には負けないとも思います。しかも東スポ杯は明らかに太った状態で勝つのだから三冠に期待がかかるのも当然。若干不安視されている馬体重に関しても、デビュー時より小さいとなれば話は別だが、東スポ杯で稼いだ分があるので問題ない。コントレイルもサートゥルナーリアも増えてなかったですよね。

印を回していないところで、ミュージアムマイルの鞍上は中山芝2000mで1度しか馬券外になったことがないらしいので、クロワと一緒に三連複に流せば今年の皐月賞はほぼ的中すると思うのでそれをおすすめしたい。ただそれ以外に強調したいところはない。サトノシャイニング、エリキングはそれぞれ枠が厳しい。キングスコールは地力はあるし速い時計も良さそうだが、さすがに経験値が少なすぎるので今後の飛躍に期待している。

買い目

ちょい穴党のリョー馬

本命単勝回収率83% 複勝回収率128% 馬券回収率76%

◎10クロワデュノール
○5ジョバンニ
▲13アロヒアリイ
△17ファウストラーゼン
△2エリキング

リョー馬
リョー馬

抜けた1番人気は本来本命なんかにしたくはないが。

本命はクロワデュノールです。これまで戦った馬との力差は明白。あとは未対戦の馬ですが、エリキングあたりはジョバンニを物差しとして考えるとクロワデュノールのが上手かなと。正直エリキングはそこまでジョバンニと力差はないと考えています。他の馬もこの馬を倒せそうな感じはないので、そのためクロワデュノールを本命にしています。完成度が高く今のところこの馬につけいる隙はない。

対抗はジョバンニです。エリキングに京都2歳Sに負けていますが、外を通った差ぐらいですし、この馬の方がここまで充当にきています。ホープフルSでは2着、前走の若葉Sでは力の差を見せて1着。大崩れする可能性は低いでしょう。

3番手はアロヒアリイ。前走の弥生賞では最終コーナー手前でミュージアムマイルと共にあがっていき、かなり外外を回してロスもあったにも関わらず、最後すごい脚で3着にまできているのでここも堅実に最後は来てくれるでしょう。

4番手ファウストラーゼンについては大外になったものの捲りで行くなら関係ないでしょう。今回も捲ってくるはずですが、そこまで流れが緩やかになることもないのでそこが懸念ポイントです。

最後にエリキングです。骨折明けではあるが、調教は至って順当でありそこまで不安はありません。自力はあるので今の状態でどこまで。

一強ムードな中ですが、何があるかわからないのが競馬の面白いところ。しっかり的中できるように馬券の買い方を熟考します。

買い目

終わりに

以上、推馬による皐月賞の最終予想でした。

※買い目の更新は各々のXでポストします。遅くても締切10分前には全員分が更新されますので、ぜひ参考にしてみてください。

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