【有馬記念2022】どうして最後まで1番人気を嫌ってしまうのか?/最終予想

有馬記念アイキャッチ 予想

12月25日(日)に中山競馬場で行われますG1・有馬記念の最終予想を公開します。

推馬ではこの3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。

3人のプロフィールはこちら

pease

本命単勝回収率108% 複勝回収率71% 馬券回収率91%

3/13〜12/18までに公開した予想と買い目の成績です!

◎10ジャスティンパレス
○13タイトルホルダー
▲5ジェラルディーナ
△9イクイノックス
△4アリストテレス

pease
pease

このレースで回収率100%を超したいですね。今年の競馬ライフを笑顔で終わりましょう。

◎10ジャスティンパレス

見解

この馬を本命にした理由はタフで尚且つ前目に付けることが出来る部分です。人気上位の馬たちはあまりスタートがうまくなかったり、位置取りが後ろになる馬が多いため、前に付けれるこの馬がタイトルホルダーを一番近くでマークできると思います。そうなれば、この馬だけ抜け出してしまった他馬の標的にされてしまうということが無く、タイトルホルダーと競りながら集中を切らさずにゴールできると思います。ではなぜタイトルホルダーではなくこの馬が本命なのかということについては、下記のタイトルホルダーの欄で書いています。

あとはマーカンド騎手がこの馬をちゃんと前のいい位置に付けることが出来るかどうかですね。あまりにもタイトルホルダーをほっておくような形にしてしまうと、天皇賞春と同じ状況になってしまいますが、あまりにもプレッシャーをかけに行く競馬をするとこの馬の脚が溜まらなくなってしまいます。難しい判断を迫られると思いますが、ぜひ頑張ってほしいです。

○13タイトルホルダー

見解

まあさすがにこの舞台において、普通に走れば現役トップだと思います。誰にも邪魔されずに逃げ、誰にも競りかけられずに直線で抜けることが出来ればまず勝つでしょう。

ではなぜ対抗なのか。それはこの馬は、直線で競りかけられたときに脆い一面があると感じたからです。追い切りを見て感じたのですが、他馬と併せて走っているときはこの馬のベストな走りではなくなってしまうところが見受けられます。その癖があるので、直線で並ばれてしまうと案外脆いのかなと感じたのです。そして、直線でこの馬に真っ先に並べるのは誰だと考えた時に、それがジャスティンパレスだと感じたのでそちらを本命にしたわけです。私の読みが当たっているのかどうか、それが今回で分かると来年のこの馬を考えるときの良い材料になりそうだなと思います。

▲5ジェラルディーナ

見解

今が完全に充実した時期ですよね。折り合いもしっかりとついていますし、馬格も整ってきました。覚醒した馬を外すことはできないですね。高確率で好走してくれると思います。距離も今の折り合いであれば全く問題はないでしょう。

ただやはりタイトルホルダーの作り出すタフな流れに牝馬がついてこれるのかなというのが正直な感想です。あの強かったクロノジェネシスでさえ去年のタフな流れで消耗して3着でしたからね。今のこの馬であれば、それでも2,3着には来るかもしれませんが、勝ち切るのは相当うまく立ち回らないとどうなのかなと思います。ただ鞍上が鞍上なので、その完璧な立ち回りが出来そうと思い、3番手としています。

△9イクイノックス

見解

天才の名がふさわしい名馬ということはもちろん分かっています。万が一中団前目くらいで折り合って脚を溜めれてしまえば、勝つ可能性も十分あるとは思います。

ただまあ舞台適正的には全く違いますよね。直線が短い競馬場ではこの馬の末脚が活きづらいです。また、中団前目くらいに付ければとは言っているものの、まだ気性的に幼いところがあります。そこまで位置を取ってしまえば皐月賞の時のように行きたがるところが出てきてしまうのかなと思っています。折り合い的にどうしても後ろにいなきゃいけない以上、全てを差し切るというのはコース形態上なかなか難しいですよね。また、今の中山は例年よりも芝の状態が良く、内前がまだ伸びています。そのトラックバイアス的にも厳しいと見ています。それもあって紐という評価にしています。

△4アリストテレス

見解

ポテンシャルはかなりのものを持っているとは思うんですよね。ただ最近は中々本気で走ってくれない節があります。ただ今回は初ブリンカーということで改善が見れて前目に位置付けることが出来れば意外と善戦するんじゃないかなと思っています。3連系の3列目に密かに入れておくといいことがあるかもしれません。

Lakka.

本命単勝回収率220% 複勝回収率98% 馬券回収率218

◎13タイトルホルダー
○5ジェラルディーナ
▲9イクイノックス
△10ジャスティンパレス
△3ボルドグフーシュ

Lakka.
Lakka.

秋の悪い流れを来年に持ち越さないように、ここで断ち切っておきたい

◎13タイトルホルダー

見解

皆この馬の衝撃の走りを忘れてしまったのかな?と思えてなりません。天皇賞春、宝塚記念はもう誰も勝てないだろうと思えるほど圧巻のレースで、現役最強は間違いなくこの馬のはずです。ただ、あのパンサラッサの大逃げに届いたイクイノックスの末脚という衝撃的なレースを目撃してしまい、かつ6月から時間が空いたこともあり記憶が上書きされているのではと思える世間の評判で、それがオッズに現れています。ならば本命にしない理由はありません。

何よりアスクビクターモアも回避し、昨年と違って同型と思われる馬がいないことが絶好。正直菊花賞も天皇賞春も宝塚記念も誰も捕まえに行かない、超恵まれたレースであると思っていますが、それと同じことがまたまた起きようとしていると感じてなりません。

心配なのは状態面。最悪の馬場だったという凱旋門賞を日本馬で一番全力で走ったのは間違いなくこの馬ですから、影響は気になるところ。去年のディープボンドも途中でレースをやめていたからこそ、凱旋門賞の影響が少なかったと考えられます。しかし、どうやらかなり早い段階で帰厩しているようで、じっくりとトレセンで調整されている模様。早い段階でトレセンに戻す判断ができるということは、状態に不安がないことの表れですから、心配しなくても良いのかなと思えます。

このあとのイクイノックスとは能力では大差はないように思えます。さらに3歳ですから斤量も軽いですしね。しかし、舞台設定とレース展開があまりにもタイトルホルダーの方に利があると思えますので、本命とします。

○5ジェラルディーナ

見解

良い枠に入りました。元々スタートに課題のある馬ですし偶数が良かったですが、最近は改善されて来ているので大丈夫でしょう。しっかりと力の出し切れる枠で良かったです。

近2走が馬場傾向に恵まれただけと巷では言われておりますが、オールカマーで負かしたヴェルトライゼンデはJCで3着、オールカマーとエリ女で負かしたデアリングタクトはJC4着でで終わっていないと証明、エリ女で負かしたウインマリリンは香港ヴァーズ勝利。これだけの相手、しかも牡牝関係なく通用する相手を負かすのに馬場傾向だけでは説明がつきません。

この馬についての見解では毎回言っていますが、そもそも春には既に大阪杯を使おうとした馬で、鳴尾記念やオールカマーを使うという陣営の判断から、牡馬一線級とぶつけられる能力を見込まれていることがわかります。そのため牝馬限定G1だの、牡馬相手といった類の話は一切当てにならないと考えています。

距離に関しても阪神2200mを終始外を回り4角も大外ぶん回しです。この枠なら2500mは対応できてしまうでしょう。何しろあの母の娘ですから、この舞台が合わないはずがありません。

▲9イクイノックス

見解

確かに天皇賞秋の走りは衝撃的でした。なにしろ自分は当日の馬場では届かないだろうと軽視していたこともあり、余計に圧倒されました。更に言うとパドックでの風格が春に比べ増していたのが印象的でもありました。

舞台設定は現状は東京の方が向くとは思うのですが、中山は皐月賞で好走していますし、あの競馬は勝ったジオグリフに完全に目標にされたレースですからむしろ2着で十分褒められると思います。

キタサンブラックの仔ですし、陣営のコメントからも本格化はまだ先だろうと思いますが、そんな中でも一線級を相手に全く崩れていないところが他とは格が違う馬なのでは?と思わせますよね。有馬記念はあまりに後ろからでは届かないと言われますが、天皇賞秋の競馬を見ればそんなこと気にするだけ無駄だとさえ思えて来ますので、自信を持って買える一頭だと思います。

△10ジャスティンパレス

見解

正直、本命候補でした。枠順も10番より内ならと考えていたので、及第点という気持ちで軸にする予定でしたが、あまりにもこの馬を推す人が多く妙味が消えてしまったため評価を下げざるを得ませんでした。

しかし当然といえば当然で、有馬記念と親和性のある菊花賞を外枠から3着に好走し、中山実績もある、血統面からもプラス材料があり、勢いのある外国人騎手のマーカンド騎手鞍上。そして狙いやすい中穴。売れる要素モリモリです。自分が評価したかったのも主にそれが理由で、加えるならば、かなり大事に使われてきている印象がありましたが、ここを使ってきたという陣営の判断に意気込みが感じられるという理由でした。

2、3着に…と思っている方も多いと思いますが、おそらく日本の人口のうち1億人はそう考えていると思うので、思い切って1着に固定するかバッサリ切るかしないと妙味がありませんので、お気をつけください。

△3ボルドグフーシュ

見解

やはり有馬記念、正直なところドラマを期待している部分はあります。目に見えない力が働いているレースを幾つも見てきましたので、特に有馬となれば期待せざるを得ません。福永騎手のラスト有馬、一発ある気がします。

どうやら馬の状態は凄く良いようで、追い切りの動きは過去一番との評判を耳にします。ただ長丁場でこそという馬ですし器用さもない馬なので中山2500が合うかと問われるとうーん…とは思うので5番手まで。

枠順抽選会での騎手と調教師の揃ったガッツポーズが印象的でしたね、有馬記念はそういった陣営が一発を決めている印象もありますし、流れは確実に来ています。

ちょい穴党のリョー馬

本命単勝回収率68% 複勝回収率62% 馬券回収率38%

◎13タイトルホルダー
○10ジャスティンパレス
3ボルドグフーシュ
△9イクイノックス
△6ヴラアズール

リョー馬
リョー馬

やはり注目が集まっているのは3歳馬だと思います。この時期の斤量2キロの差はかなり3歳馬にとって有利です。それに対抗するG1馬たちがどこまで実力を示せるかという構図ですね。今年も強い馬が揃ったのでかなり楽しみです。

13タイトルホルダー

見解

本命はこの馬以外に考えられません。今がまさしく1番の充実期を迎えている馬です。春のG1で天皇賞・春や宝塚記念では完勝。天皇賞・春は持ち前のスタミナで7馬身差で圧勝。宝塚記念ではパンサラッサをいかせて2番手で競馬をしましたが、しっかり折り合いをつけてレコード勝利と現役最強馬と呼ぶに相応しい勝ち方でした。

中山の舞台も何も問題ありません。去年5着の結果は大外からのスタートであったり、1番は横山和生騎手が初騎乗だったことが関係していると思います。しかしながらその後からは3連勝とタイトルホルダーの相性はバッチリ。日経賞では怪我明けで、前哨戦ということもありスローペースからの直線勝負の形になっていますが、交わさせずに勝ちきるあたり他の馬との実力差は歴然でした。

実力や戦歴共に今の日本を代表するならこの馬かしっかり勝ち切ってくれると思います。やはりレース展開的にはこの馬が1番あっているので本命にします。

○10ジャスティンパレス

見解

今年の有馬記念はタイトルホルダーが逃げるということで、タフな流れになると予想しています。今年の菊花賞もレコード決着となるようなタフな流れになったので、そこで3着となったこの馬を評価したいと思います。

この馬は夏をこえてかなり強くなった印象があります。皐月賞、日本優駿で思うように結果が残さなかったのですが、ホープフルSで2着になっているだけに元々の素質は高い。神戸新聞杯の走りを見るにやっとポテンシャルに体の成長が追いついてきたのかなと思いました。また、菊花賞でもタフなレースの中最後まで伸びてきているので今年の有馬記念のレース展開にマッチしていそう。

この馬を対抗にした理由としてはやはりしっかりと位置取りができるという点です。斤量2キロの恩恵もあるのでいいレースが期待できる。

3ボルドグフーシュ

見解

この馬も菊花賞での走りを評価しています。菊花賞での末脚は見事でした。最後のコーナーで少し膨れてしまった分2着になってしまいましたが、この馬が1番強い競馬をしていたと個人的に思っています。しかしながらやはりこの舞台ではある程度位置取りをしてほしいと思ったので3番手評価としました。ただあれだけタフなレースの中で最後の最後であの末脚を出せるだけに侮れない一頭です。 

距離にはなんの不安要素もないので、あとは初めての中山がどうなるかですが、そこまで不安視することもないのかなと思います。福永騎手が最後のグランプリということで人気になりそうな点が少し嫌ではありますが、3歳馬で斤量2キロの恩恵を得ているこの馬を切ることはできませんでした。

△9イクイノックス

見解

今1番注目されている馬といってもいいでしょう。天皇賞・秋のこの馬の勝ち方に感動した人も多いと思います。この馬の持っている末脚はG1を取るべくして取る脚だと思います。

この馬の武器はやはり末脚です。ですがこの舞台では末脚だけで勝ち切るというのはやはり難しいと思います。ですが、さすがに切るという選択肢もないです。

△6ヴェラアズール

見解

目下3連勝中でその3勝目にはジャパンCを制した勢いが今1番ある馬です。2走前には稍重の京都大賞典を完勝していますしある程度タフな馬場でも対応できる。

他の馬に比べて芝での戦歴がまだまだ浅いですが、ジャパンCの走りを見てもやはり実力は本物です。人気もするし外そうかという考えもあったのですが、今の勢いに逆らうのはやめました。

やはり気になるのは松山騎手がどうなっていくかということですね、一緒に京都大賞典を勝ってはいますのでさほど不安はないですが、ジャパンCはムーア騎手だったから勝てたと言われないようにしてほしいですね。

終わりに

以上、推馬による有馬記念の予想でした。

買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにてツイートしております。ぜひご覧ください。

それでは皆さん当てましょう。

peaseによる全頭診断も公開中!

タイトルとURLをコピーしました