【有馬記念2023】「競馬はユタカ」わかっていたさ。でも語りたい信じた馬の頑張りを/回顧

回顧アイキャッチ 回顧

12月24日(日)に中山競馬場で行われたG1・有馬記念について振り返ります。

pease

投資24000円 回収2950円 回収率12%
本命単勝回収率70% 本命複勝回収率71%

2/18〜12/24現在までに公開した予想と買い目の成績です!

有馬記念の回顧

5ドウデュース1着(2番人気)
13タスティエーラ:6着(5番人気)
16スターズオンアース2(7番人気)
10ジャスティンパレス:4着(1番人気)
1ソールオリエンス:8(4番人気)

馬連
5-13

三連単1点1000円勝負】
1着5ドウデュース
8着:1ソールオリエンス
13着:8ライラック

pease
pease

今年もまた最高で感動的な有馬記念でした。当てたかったなぁ

回顧

1着ドウデュース
馬のリズムを大切に後方からの競馬になりましたが、3角からの捲りが圧巻でしたね。加速力がえげつなかったです。また、コーナリングの上手さも際立ってましたね。左回りの大箱競馬場が得意な馬という印象でしたが、小回りでも全然いけますね。今回イクイノックスに引退にイクイノックスの一番のライバルが華を添えました。来年はまた凱旋門賞へ挑戦でしょうか。この馬は歴史を変えるかもしれませんね。

2着スターズオンアース
見解に書いた通り、ルメール騎手が大外枠という究極のハンデを何とかしてくれました。また、それに応えたスターズオンアースも見事としか言いようがありません。来年の古馬牝馬界はスターズオンアースとリバティアイランドの勝負がどうなるのかが最大の注目点になりそうです。左回りならこの馬の方が現状は上でしょうね。天皇賞秋、ジャパンカップでの対決に期待です。

3着タイトルホルダー
まずはお疲れさまでした。最後の最後でタイトルホルダーらしいレースを見せてくれて本当に感動しました。ただやはり二の足のスピードを見る感じ全盛期のこの馬には戻っていませんでしたね。これからはドゥラメンテの後継として種牡馬生活を頑張ってほしいですね。

4着ジャスティンパレス
最近の出足の遅さが気になりましたが、やはりそれが仇となりましたね。ただそれでもドウデュースのような競馬が出来ればまた違ったとは思いますが、そこは騎手の腕の差というところでしょう。最後は脚が余ってましたからね。来年もまた楽しみな馬です。

5着シャフリヤール
調整がうまくいかなかった中、枠が良かったとはいえよく掲示板を確保できたなと思います。さすがはダービー馬ですね。これで引退かなと思っていたのですが、まだお知らせが無いですね。ドバイに出るのかな、、、?

6着タスティエーラ
不利が痛かったのもありますが、敗因は後ろ過ぎたことでしょうね。この馬はあの位置から来れるような馬ではありませんからね。ただ、前に付けられなかったのはやはり枠の影響もあったでしょう。もう少し内の枠であれば頑張れたかもしれないですね。

Lakka.

投資24000円 回収13800円 回収率58%
本命単勝回収率48% 本命複勝回収率80%

有馬記念の回顧

5ドウデュース1(2番人気)
13タスティエーラ
:6(5番人気)
10ジャスティンパレス4着(8番人気)
7アイアンバローズ:11(13番人気)
16スターズオンアース2(7番人気)

ワイド
5-7

三連単1点1000円勝負】
6着:13タスティエーラ
1着5ドウデュース
2着16スターズオンアース

Lakka.
Lakka.

ドウデュース、スターズオンアース、タイトルホルダー、みんな凄い。

回顧

どこから述べればよいのか迷いますが、見解を買えない理由から述べたのでそこから。とはいえソールオリエンスに関しては何も述べなくていいでしょう、見解の通り。タイトルホルダーについては、見解で述べた「この馬が強い勝ち方をする時は誰も捕まえに来ない楽な競馬ができるとき」まさにこれになった。今回はアイアンバローズが捕まえにきて楽な競馬にはならないと予想したが、ダッシュが付かず内で閉じ込められてしまった。こうなった以上勝たれてしまうかと思い肝を冷やしながらレースを見ていたが、やはり良い時のタイトルホルダーではもうなかったということか。それでもジャスティンパレスに差されない二枚腰は凄かった。お疲れ様でした。

対抗で敗れてしまったタスティエーラは道中のポジションも良くスムーズに運べていたが、直線の入り口ではかなり強引に外の馬を弾いて、さらにその外にいたジャスティンパレスと挟まれる形になったヒートオンビートが不利を受けている。その後はジャスティンパレスと併せ馬というところで、ジャスティンパレスが内に寄れてスルーセブンシーズとの間で挟まれ終了。ただジャスティンパレスが真っ直ぐ走っていたら…とは思えないほど仕掛け所の反応、直線の手応えがイマイチ。ヒートオンビートを弾いてから伸びていればジャスティンパレスが寄れてきてもそこまで不利になることもなかったように見える。プラス18キロも太くは見えなかったが、本調子ではなかったか、3歳牡馬の世代レベルか。

スターズオンアース、この子だけは8枠でも切れなかったが、やっぱりそうなった。いつだってピンク帽を跳ね返してきたように、能力だけでなく賢さが半端ない。前走もそうだが、この枠に入った以上スタートを決めなければいけないというところまで馬自身が理解しているかのよう。パドックも前走より落ち着いて見えたし、あのスタートを切れば勝ち切れるだけの出来にあった。ではなぜ勝てなかったか…3歳の頃から抱えていた右に寄れる癖がでてしまった。3コーナーでは内ラチに接触してバランスを崩し、さらに直線、パトロール映像で正面から見たルメール騎手の体は常に外側に重心が置かれている。その癖が一番酷かったフェアリーS以来の中山だったが、当時よりはマシではあるもののやはり解消はされていない。この馬がもつ唯一の欠点。それが敗因になった。

最後にドウデュース。こちらも言うことはなく、予想の見解の方で言いたいことは全て言った。本当に強い走りだった。ただ、スタートから見てみると、1歩目でややバランスを崩して立ち遅れているため、武豊が意図的に下げたのか、腹を括ったのかは正直わからない。ただそこからが上手すぎる。スタートからスタンド前までに外にいたジャスティンパレスに閉じ込められないようにしっかり弾きながらいつでも外に出せる位置を確保。前にいるのは同厩のヒートオンビート、内にはドウデュースの代打を務めた戸崎ライラック。嫌な邪魔をしてくる相手は周りにいなかった。あとはGOサインを出すだけという状況からそれにドウデュースが応えた。有馬記念、武豊、ドウデュース。出来過ぎなくらい綺麗なドラマを見せてもらった。

今年の推馬予想最後ということで回収率を100%に届かせたかったが、最後に怯むのは面白くないので一発狙った買い目にした。悔いはない。

ちょい穴党のリョー馬

投資24000円 回収2310円 回収率10%
本命単勝回収率109% 本命複勝回収率152%

有馬記念の回顧

4タイトルホルダー3着(6番人気)
10ジャスティパレス:4着(1番人気)
1ソールオリエンス:8着(4番人気)
13タスティエーラ:6着(5番人気)
9ヒートオンビート:16着(15番人気)

三連単
4→1,10→1,9,10,13
10→1,13→1,9,13

三連単1点1000円勝負】
34タイトルホルダー
4着:10ジャスティンパレス
16着:9ヒートオンビート

リョー馬
リョー馬

クリスマスイヴには武豊。今日この言葉を胸に刻みました。

回顧

何よりいいレースだった。その感想が真っ先に頭に浮かぶ。タイトルホルダーの引退レース、勝ちに遠ざかっているダービー馬、大外枠に入っても勝ちに行こうとするオークス馬。三者三様のぶつかり合いが見られたレース。

タイトルホルダーに関してはやはり陣営の言葉通りここ数戦の中ではベストなコンディションだった。これで負けたなら仕方ないと思える仕上げ、そして和生騎手のレース運びだった。全盛期を知っているだけにスタートからの勢いや最後の粘りに多少の衰えは見られるもののタイトルホルダーらしいレースだった。この馬を本命にして払い戻しを得た皐月賞が実に懐かしく、その後菊花賞、天皇賞春、宝塚記念とG1を3勝し、タイトルホルダーの名前に恥ずかしくない戦績を残してくれた。凱旋門賞へのリスクというのは陣営自身も承知の上。しかし凱旋門賞にいかなかったらというタラレバも少し想像してしまう。その後上手く状態の上がらないレースが続いたが、引退レース、しかも有馬記念の3着というのはとても立派。改めてお疲れ様でした。

ドウデュースという馬はやはり私の想像を超えてくる馬でした。だからこそ面白いのが競馬。明らかにこの馬の見た目からしても中山2500mをもつような体には見えない。しかしながらさすが武豊×ドウデュースのコンビ。人馬一体のレース運び。天皇賞秋やジャパンカップが武豊騎手だったらというこれまたタラレバですが想像してしまう。スタートは馬をなだめながら集団の後方に位置しているが、早めの仕掛けで最終コーナー回った時にはスターズオンアースの横まで出ている。近年のクロノジェネシス、エフフォーリア、イクイノックスなどと同じように押し上げていく勝ち方。それをドウデュースがやろうとは。武豊だからこそドウデュースですることができるのか。有馬記念の勝ち馬に相応しいレースぶりだった。

そしてスターズオンアース。ルメール騎手は悔しいでしょう。本来は2番手から攻めるような馬ではない。しかしながらこうする他ない枠。ましてや大外枠で2着にくるのは大健闘。改めてこの馬の強さを垣間見た。スタートは前に行くと決めていたはずで、それに応えるように素晴らしいスタートダッシュだった。来年はリバティアイランドとの一騎打ちか。これまでに馬券を外したことがなく、この安定感は凄まじい。ただ、オークス以来勝ち星がないのは陣営は悔しいところだろう。来年どこから始動するのか非常に楽しみである。春にはあまりこの馬を活かせるレースがないのが事実でぜひ海外路線を目指してほしいところ。そこから秋には天皇賞秋やJCでリバティアイランドとの再戦が私は見たい。

ジャスティンパレスはやはり馬の地力が高く、大崩れはしないタイプ。スタートで遅れてしまい、近走のように後ろからレースをしたが、スタート後の位置取りではほぼ同じ位置のドウデュースとの差はやはり騎手と馬の経験値などか、前走天皇賞秋でイクイノックスの2着になった分今回のレースもそれと同様の形になったが、やはりそれでは有馬記念は難しい。仕掛けのタイミング的にドウデュースが仕掛けたタイミングでこの馬も後ろから前に進出しているのがわかるが、仕掛ける前の位置取りが武豊×ドウデュースの方が何枚も上手だった。ドウデュースはコーナー終わりには捲り切っているのに対してこの馬は大きくコーナーで外を回されている。それでも4着まできているのだからこの馬は強い。

3歳世代についてであるが、タスティエーラが6着、ソールオリエンスが8着と今回懸念していた世代レベルに関しての結果が顕著に出たのではないかと思う。近年エフフォーリアやイクイノックスなど3歳の時から古馬相手に勝利を収められる馬が続いていただけに3歳世代に対する期待値が高まってはいたが、毎年毎年出てこれるようなものでもないのが普通。まだまだ今後成長していくだろうが、世代レベルには疑問が残る。そこで菊花賞勝ち馬のドゥレッツァはどうかというところではある。来年間違いなく天皇賞春には出てくるのでジャスティンパレスとの対決が楽しみになってくる。

イクイノックスとリバティアイランドがいない中で7番人気まで10倍をきる混戦の中きっちりと予想的中したかったがこれまた惨敗。一年を通して馬券的にはいいところがありませんでした。一年を通しての回顧は総括の方で述べさせていただきます。

終わりに

今年最後の推馬予想となりましたが、馬券の的中はゼロ。ただこの秋終盤は各々の印通りに決まることも多く、参考になる予想と見解を提供できたかと思います。

今年も総括とホープフルSの展望記事を27日(水)に公開予定です。今年から始めた軍資金1000円統一や、三連単1点勝負など、全体の回顧はそちらで述べる予定です。来年に向けた新たな取り組みも発表する予定なので、是非ご覧ください。

有馬記念の記事を読んで頂きありがとうございました。

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