【朝日杯FS2024】◎ミュージアムマイルで的中！京都はクリスチャン買っときゃええのよ/回顧

△のアドマイヤズームが1着、◎のミュージアムマイルが2着でエリ女以来、今年5つめの的中になりました。ただ単勝を厚めに勝っていたのでややプラスというなんとも心残りのある結果に。というのもアドマイヤズームには見解に書いた通り、前につけるはずなので、そこそこ流れた時に展開が向くかどうかを懸念して4番手の評価としたのですが、スローペースで逆に後ろからでは無理な展開になった。この展開を読めていたらアドマイヤズームに本命を打てていたかというと1戦1勝馬というのが引っ掛かったはずなので、なかなか難しかったかなと思う。

そんな展開だったので本命も飛んで馬券を外していてもおかしくなかったのですが、クリスチャンの好騎乗に助けられた。事前の馬場ツイートにも書いたが、真ん中より外が伸びる馬場で、道中は内1頭分を空けて進んでいたので、馬群の内目には動くスペースがしっかりあった。そこを進んで出遅れ分をカバーして最後まで粘り込んでくれた。覚えている人も多いと思うが、クリスチャンは全く同じ騎乗をマイルCSのナミュールでしていたが、今回上手くいったのは2000m走れる馬だったからというのが大きいだろう。あれをもし距離延長の馬でやっていたら直線手前で沈んだだろうし、ナミュールの敗因もそういうことだと解釈している。

クリスチャンはエリ女の勝利をはじめ来日から京都の馬場を攻略している印象があり、普段の騎乗を見てもコーナーではある程度前目のポジションというのを意識している。そのため、今回出遅れの懸念はあれどクリスチャンなら上手くレースしてくれると願っての本命だったので、狙い通りであった。

ということで対抗のニタモノドウシ、3番手のアルテヴェローチェは後方、ニタモノドウシに関してはスローペースで引っかかり伸びない内を走っていたのでノーチャンス。アルテヴェローチェはパドックで発汗するほど落ち着きがなく、なだめるには後ろで我慢させるほかなかったのでしょう。

ただ5番手のトータルクラリティの敗因はよくわからない。馬場ツイートでもピックアップしたように、外すぎない位置をスムーズに回して道中は伸びる外に出すだけという理想通りの競馬に見えたし、展開も前有利だったわけなので13着は負けすぎ。パドックでのイレ込みは新潟2歳Sより改善しているように見えたし、そういう馬だと認識していたので、この馬にしては我慢できているなと思えたくらい。鞍上のコメントでは精神面を敗因に挙げられていたのでもちろんそこはあるのだろうが、にしてもだ。コートアリシアンの敗戦をもう少し重く見るべきだった。

今回の予想はまずまずよかったでしょう。ただ本命馬の選択を間違えた。それが唯一のミスで最大のミスでしょう。

本命のトータルクラリティはスタートよく位置も問題なかったんですが、終始力んでおり、最後の直線はぶつけられやる気喪失。これまでのレースぶりとは少し違っていました。2歳だからこその脆さがここに来て出てしまった印象なので、仕切り直しですね。力を発揮していないので馬が弱いとかではないと思います。

対抗のアドマイヤズームは直前まで本命候補でした。しかしながら枠や並び、実績を考えて対抗に落としてしまいました。自分の最初の直感を信じていれば間違いなく的中できていたのに。

ミュージアムマイルはやはりスタートで少し出遅れていました。流石にもっと距離が伸びていいのでこれからますます期待できる馬です。

アルテヴェローチェも善戦していましたがスタートで後手を踏んでしまいました。前走と違ってスローペースなのであまり展開も向かなかった中での5着なので実力はありそう。

最後にランスオブカオスです。内枠ならこの馬の末脚が刺さると思い印をつけましたが3着にきてくれて嬉しい限りです。

悔しい悔しい紐決着になってしまいました。本命馬が3着に入らなければBOXを買う以外的中することはできないので、散々言っていますが本命選びの重要さが最近痛いほど身に染みてます。

来週の有馬記念の本命馬はすでに決めています。ここで言っておかないと変えてしまいそうなので先に言っときます！『スターズオンアース』を本命にします。見解はまた来週。