12月8日(日)に京都競馬場で行われますG1・阪神ジュベナイルフィリーズの最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
※「三連単1点1000円勝負」は収支には含まず、各々の予想との関連はありません。
[NEW]↑2022産推し馬を更新!
pease
本命単勝回収率14% 複勝回収率83% 馬券回収率46%
2/17〜12/7現在までに公開した予想と買い目の成績です!
◎13コートアリシアン
○2テリオスララ
▲10ブラウンラチェット
△7ミストレス
△12アルマヴェローチェ
京都開催が今後の牝馬クラシックにどのような影響を及ぼすのか、、、。
今年は京都での開催。かなり使っている影響で時計のかかる馬場かと思いきやクッション値が11.5とかなり高く、芝刈りをした影響で路盤がカッチカチ。ただ走った後に砂ぼこりがかなり舞うような状態で、2歳の女の子は嫌がる馬もいそう。内過ぎる馬よりは真ん中から外くらいの枠の馬を狙いたいところ。(前に行ける馬はそこまで気にしなくていい)
展開としてはミドルペースくらいかなと思う。逃げそうな馬がそこそこいるものの、逃げなきゃダメというタイプの馬は意外少ない印象。後方から一気に差し切るという競馬は厳しそうで、先行もしくは中団から速い上りを使える馬が狙い目。
本命はコートアリシアン。この馬の持ち味は何と言っても瞬発力。直線でスムーズに邪魔されない位置に出して脚を発揮できれば好走する確率はかなり高いと見ている。戸崎騎手は京都成績がかなり気になる点ではあるが、馬の実力と外枠を活かしてほしい。あとは気性面がどう成長してきているか。前走よりもペースは速まると思うので、その分落ち着いてまわってきてほしい。
対抗はテリオスララ。前走前々走と逃げているが、スタートがかなり上手なので逃げになってしまっているだけで新馬戦のような競馬も問題ない馬。走りを見ている感じマイルは守備範囲。今までの競馬もかなり強い内容で人気以上の実力を持っている。最近Mデムの勢いがまったくないが、ここで景気づけを。
3番手はブラウンラチェット。何もなければ本命だなと思っていたのだが、調教後馬体重が減りすぎ。調教師コメントで以前馬体の維持がカギになってくる馬という発言があり、それを考えるとこの馬体重を見る限りあまり満足な追い切りが出来ていないのではと感じて評価を下げた。舞台への適性もあるし実力もあるので、もったいないなぁという印象。
4番手はミストレス。安定して前に行けるし瞬発力戦もかなり得意で舞台に合っているタイプ。この馬は前走ハナに立っても行きたがるところを見せていたのもあって逃げたほうが実力を発揮できそうなタイプ。あとはどれだけペースを落とせるか。坂井騎手が鞍上だしとんでもないで遅れとかしなきゃ崩れはしなさそう。ただ勝ちもなさそうなので4番手。
5番手はアルマヴェローチェ。稍重、重の札幌で結果を残しているものの決して渋った馬場でしか走れないタイプという気はしない。前走の成長力と同様の成長を更に見せてくれば今回のメンバー相手でも十分にやりあえる。あと個人的にヴェローチェって名前が好き。
Lakka.
本命単勝回収率85% 複勝回収率95% 馬券回収率73%
◎7ミストレス
○9ショウナンザナドゥ
▲10ブラウンラチェット
△12アルマヴェローチェ
△4ジャルディニエ
クラシック路線あるある、自分の目で見た馬高く評価しがち。
印の通りだがアルテミスS組を評価したい。というのも、当日現地でパドックを見ていたが非常に良いな思う馬が多く、メンバーレベルの高さを感じた。
まず、1着だったブラウンラチェットに関しては中山デビューというのもあり、そこまで期待していなかったが、パドックでは落ち着きはらって良い雰囲気を感じたので買い目に入れた記憶がある。レースは好位置から楽に抜け出す形で展開的にも恵まれていたようには見えるが、2歳ながらレースセンスが高いとも言える。何よりデビュー前から調教師のこの馬に対するコメントが相当なものだったというのもあり、納得のいく勝利だった。3番手評価になったのは、各所で話題にもなっている調教後馬体重の減少。2歳の牝馬にとって過酷な輸送もあるので増えることは考え難い。なので当日の馬体重とパドック次第で買い目に入れるかどうかを考えたい。
次に今回対抗にしたショウナンザナドゥは、当時から鞍上のコメントから期待度が滲み出ており期待していたのだが、パドックでは落ち着きもなくプラス馬体重の割にこじんまりと見えてあまり良い印象ではなかった。レース内容的にも力を出し切っている感じはなかったが、輸送のない京都に変わる今回は前走以上を期待できる。何より今後に向けた賞金加算が必須な立場なので勝負度が高いのはプラス要素。
そして今回本命にしたミストレスは2着だったわけだが、パドックで特段目立った印象はなく、レース内容的にも1枠1番の坂井騎手の逃げということでハマった印象が強い。しかし、レースレベルの高さから価値のある2着のはず。前走人気薄で買わなかった馬を次走で買うのは避けたいところだが、今回もあまり人気していないのでまだ舐められているので十分狙える。
恐らく今回は同型の逃げ先行馬が多いことが懸念されているが、確かに馬柱を見るとコーナーの通過順で同型が多く見えるが、少頭数のレースも多く、差しも経験している馬や押し出されたスロー逃げが目立つ印象。逃げそうなテリオスララが今回はミルコですし、1600で2度逃げているミストレスが今回も楽にハナに立てると予想した。
△の2頭、アルマヴェローチェは札幌2歳S組が強い印象もあり、ホープフルSで人気するだろうマジックサンズとタイム差なしというのは力もある。ジャルディニエはアスター賞の内容がよく、時計は超高速中山開幕週なので当てにならないが、前残り傾向が強かった当日では考えられないような後方から大外を回す騎乗、しかも加速ラップの中を楽に差し切った内容は印象に残っている。鞍上も今絶好調の北村友一騎手ということもあり本命候補だったが、レース後のコメントや追い切りに騎乗した鞍上のコメントからもまだまだ成長途上な面は否めないので、現時点の完成度では劣ると判断して評価を下げたが、かなり期待している1頭。
印をつけなかったコートアリシアンは新潟2歳Sで能力があるなと思ったと同時に相当気性に難があるなと思ったので、乗り替わりはマイナスな上にそう言うタイプを得意とはいえない戸崎騎手ということで評価を下げた。外国馬のメイデイレディはデットーリ騎手を連れての来日で色気を感じるが、追い切りをダートの左回りに徹底しており、右回りの芝コースで試走をしていない様子なのが気がかり。こういった馬の参戦が初のケースというのもありギャンブル要素が強いので静観したい。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率29% 複勝回収率96% 馬券回収率36%
◎9ショウナンザナドゥ
○13コートアリシアン
▲4ジャルディニエ
△3ダンツエラン
△1ビップデイジー
2歳女王決定戦!この時期は情報が少ないからこそ難しいが、オッズは美味しい。
本命はショウナンザナドゥです。抽選を突破して出走が可能になった運の良さ。未勝利戦では0.8秒差の圧勝。前走3着だったものの、前の馬に向いた展開ながらよく足を伸ばしている。京都の外回りは合っていると思うし、ブラウンラチェットともここなら実力が逆転していても不思議ではない。逆に前走は多少なりともブラウンラチェットに展開が向いていたのでショウナンザナドゥを本命に。
対抗はコートアリシアンです。気性面でまだ若さを見せているが能力はピカイチ。前走も牡馬相手に拮抗した力を見せていたのであっさり勝つなんてこともあるかもしれません。
次にシャルディニエです。前走は距離短縮にしっかり対応しておりタイム的にもまずまず。勝ち方もいいので3番手評価。また13番人気と少々舐められすぎな気もするのでオッズ的にも美味しい。最近の北村友一騎手はノリになっているのでこの勢いで好成績がくるかも。
ダンツエランは1600mは長いと思うが、この時期ならまだ戦える。距離のロスを最小限に抑えることの出来る枠に入り、しかも不良馬場で勝ち切るだけの力もあるので印をつけました。
最後にビップデイジーです。人気がもっとなければ本命に押していたであろう馬です。また枠はもう少し外が良かった気がします。先行したい馬に蓋をされる可能性が高いため騎手の腕がためされることになりますね。ただ操作性は高い馬なので案外あっさり抜け出すことも考えられます。
終わりに
以上、推馬による阪神JFの最終予想でした。
買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。