11月27日(日)に東京競馬場で行われますG1・ジャパンカップの最終予想を公開します。
推馬ではこの3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
3人のプロフィールはこちら
pease
本命単勝回収率94% 複勝回収率63% 馬券回収率64%
3/13〜11/20までに公開した予想と買い目の成績です!
◎6ヴェラアズール
○15シャフリヤール
▲4ヴェルトライゼンデ
△14ダノンベルーガ
△8デアリングタクト
メンバー層が薄いものの、結局強いのは実績馬という考えのもと印をつけています。ただ本命のヴェラアズールは実績こそないものの、前走を見た衝撃が忘れられず本命にしています。
◎6ヴェラアズール
この馬の京都大賞典の競馬を見た時から、私はJCの本命にしようと考えていました。驚いたのは休み明けで状態が万全ではない中で、安定して重賞で成績を出しているボッケリーニを軽くちぎったところです。この馬は間違いなくG1級のものを持っているなと強く感じました。
今回は前走よりも末脚が活きやすい東京コースです。長い直線を凄まじい脚で後方から差し切るこの馬を見たいです。また、ムーア騎手に乗り替わるのも、ズブいこの馬にとってみれば大歓迎でしょう。いきなりのG1制覇も有り得る一頭です。
○15シャフリヤール
さすがにこの馬は外せませんね。この舞台への本気度が他馬に比べて明らかに違います。前走の天皇賞秋は上り32秒台を求められる究極の上り勝負だったので敗れましたが、今回は33秒台半ばの上りを使えれば勝てるレースです。また、スタミナ勝負も末脚勝負も対応できるので、軸としては最高かなと考えています。ただ決め手という意味でヴェラアズールに劣る可能性があるので対抗評価としました。
▲4ヴェルトライゼンデ
最高の枠に入りましたね。内から馬群をさばくのがうまい騎手と内から器用に立ち回るのがうまい騎手が内枠に入りました。これは狙わざるを得ないと思います。確かに小回りの競馬場の方が向く馬ではありますが、今回のメンバーであれば十分に好走できる能力だと思います。
△14ダノンベルーガ
持っている実力は間違いなくG1級ですし、イクイノックスとも渡り合えるレベルの馬です。まともに走れれば間違いなく上位でかなと思うのですが、やはり距離が不安ですね。また、天皇賞秋がメイチだったということもあるので、割引して紐にしています。天皇賞秋がメイチとはいえ明け2戦目です。そこまで消耗が激しくなかったということを願います。
△8デアリングタクト
中一週、完全なピークアウトと怪しい要素しかないですが、マーカンド騎手への乗り替わり、急遽ここに出走表明したことを考えると、何としてもこの馬に古馬G1を取らせたいという気概を感じました。勝ち切るのは難しいかなと思いつつも、リラックスして走れるようにマーカンド騎手がうまくやることが出来れば、メンバー的に上位に来てもおかしくないと思います。
Lakka.
本命単勝回収率246% 複勝回収率109% 馬券回収率226%
◎11カラテ
○5グランドグローリー
▲15シャフリヤール
△8デアリングタクト
△2オネスト
今年のジャパンカップは例年と比較して「低レベル」であるという点に重きを置いております。海外陣営もそういった話を聞いているコメントも見られましたし、力のある馬には大きなチャンスになるはず。
◎11カラテ
カラテが2400mというイメージはさすがにないですよね。天皇賞秋では中穴候補として名前がよく挙がっていましたが、さすがに今回は聞こえてきません。ただ、この厩舎の判断というものは信頼できるもので、清山助手も前走時より状態が上がっているとコメントしているので、あとは菅原騎手がエスコートするのみ。
前走は騎手も戸惑ってしまうペースで位置を下げてしまっており対応できていないだけで、直線はしっかり伸びて6着。4,5着の掲示板に入った馬とは位置取りの差だと思いますし、今回よりもハイレベルだったと考えると距離さえ克服してしまえば着順を上げることも十分に考えられます。
○5グランドグローリー
昨年のジャパンカップで5着、それもかなり脚を余してのもので、最後まで伸び続けユーバーレーベンにも先着。日本の馬場への適性を証明しております。にも関わらず凱旋門賞で5着とどんな馬場でも力を出せる馬であることがわかるので、レース運び一つで昨年より着順を上げられると思っています。
そこで去年のとの大きな違いが、フランスナンバーワンジョッキーのギュイヨン騎手がこのために来日。土曜の騎乗からも打倒日本馬という気迫が感じられる騎乗で、非常に心強い。シャフリヤールとは昨年のJC以降にプリンスオブウェールズSで対戦しており先着。その時は追加登録料を支払ってのもので、打倒日本総大将という雰囲気も感じられる。
引退後日本で繁殖入りが報じられ、「無理をしないだろう」「回ってくるだけ」と言われておりますが、毎年この時期の牝馬に言われ、実際ほとんどの牝馬がここ数年結果を出しています。引退牝馬の本気を期待します。
▲15シャフリヤール
天皇賞秋を評価した以上、ここでも当然評価しなくてはならない。ドバイSCの勝ちによりボーナスの出るジャパンCがメイチなのは必然で、前走のレース後には鞍上から「休み明け感があった」とコメントもありましたし、パドックもよくは見えなかった。やはりここが大本命ということで順当に評価したい。本来持つ力を発揮さえすれば勝ち負け。
△8デアリングタクト
前走のエリザベス女王杯の見解で、ここでダメなら見切りをつけると書いたのですが、撤回させてください。レース後は本当にそのつもりだったのですがこの様な使い方をされると話が変わってしまいました。
明らかに馬をどうにかしよう、変えようと言う意図が伝わるローテに乗り替わり。無敗の三冠牝馬ですので引退まで松山騎手で行くはずだったでしょうし、苦渋の乗り替わりであるはず。ただ、これだけの馬で不甲斐ない走りをさせ続けるわけにもいかないということで、ノルマンディーの岡田牧雄さんによる秘策だと思いたい。同舞台でアーモンドアイ、コントレイルに次ぐ3着にきた馬ですので、舞台設定も問題なし。
△2オネスト
主戦のパスキエ騎手からルメール騎手への乗り替わりをどう捉えるかですが、私はプラスに捉えたい。パリ大賞を勝ったことでJC出走でボーナスが出るわけですが、日本を知り尽くし、間違いなくトップジョッキーのルメール騎手を起用してきたところに、出走だけでなく本気で勝ちにきているのでは?と感じました。真意はわかりませんが、日本ではルメール騎手の方が良いと判断されるのも頷けます。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率64% 複勝回収率64% 馬券回収率39%
◎14ダノンベルーガ
○15シャフリヤール
▲10ハーツイストワール
△6ヴェラアズール
△5グランドグローリー
海外馬が多く参加しており、非常に面白いレースになりました。天皇賞秋組の2頭を中心に予想しました。今週は天気もいいのでタフな展開というよりは実力通りになると思います。
◎14ダノンベルーガ
天皇賞秋で3着になり、改めて実力があることを示した。決めて勝負ではイクイノックスに劣ったがこの馬の実力も相当なもの。
ダービーでラストの直線足色鈍ったように感じるものの。あの時は仕上げすぎで馬に余裕がなかったことと、当日の発汗などからベストなパフォーマンスはできていない。今回一夏超えたことによる成長分と、斤量55キロを考えれば距離はもつはず。
枠も偶数で悪くない。ここはマイナス材料の少ないこの馬を本命。
○15シャフリヤール
昨年の3着馬。昨年はコントレイルの3着に終わったが、道中に不利があったりと実力負けではない印象。前走の天皇賞秋では5着となったが、海外帰り初戦であまたことも影響していると考えられる。
一度使ったことで上澄みがあると思う。対抗評価にした理由としては、やはり前走の走りで完全な仕上げではないなしろ、もう少し善戦しても良かったのではないかと思ったので今回は対抗評価にしました。
▲10ハーツイストワール
前走の走りを見てもかなり実力をつけてきている印象がある。直線でかなりの不利を受けているが、そこからでもきちんと脚を伸ばしてきている点を評価。
また4走前の早春Sでは上がり最速で差し切って1着でゴールしており、これまでの成績を見ても東京の2400mに適正がある。鞍上も続けて武豊ジョッキーなので非常に頼もしい。
△6ヴェラアズール
この馬の末脚はかなり魅力的。前走も後ろからのレースになったが上がり最速の脚で豪快に差し切っている。展開がはまれば一発あってもおかしくない。
ただ、一つ不安があり、ここ2戦連続でスタートで遅れており後ろからのレースになっている。後ろから行くこの馬にとって内枠というのは挟まれて蓋をされかねないと判断しました。また相手のレベルも格段に上がるのでこの評価にしました。
△5グランドグローリー
この馬のすごいところは凱旋門賞5着、ジャパンカップ5着とオールラウンダーに走れるところ。去年よりも状態が上だと陣営も言っているので3着以内も全然あり得る。
終わりに
以上、推馬によるジャパンカップの予想でした。
買い目は通常であれば発走10分前にはLakka.のツイッターにてツイートしておりますが、天皇賞・秋のように現地の電波状況によりツイートできない可能性がありますので、その場合はご了承ください。
それでは皆さん当てましょう。