5月28日(日)に東京競馬場で行われますG1・日本ダービーの最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
軍資金は1000円で統一、買い目は自由。さらに、高額配当を狙う三連単1点1000円勝負にもご注目ください。
※三連単1点1000円勝負は収支に含まず、各々の予想との関連はありません。
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pease
本命単勝回収率73% 複勝回収率79% 馬券回収率33%
2/18〜5/21までに公開した予想と買い目の成績です
◎14ファントムシーフ
○2スキルヴィング
▲7フリームファクシ
△5ソールオリエンス
△4トップナイフ
69年振りのテン乗り制覇を成し遂げてほしいですね。かなりダービー向きで尚且つ安定感がある馬を本命にしました。
本命はファントムシーフです。前走の皐月賞では、不得意な重馬場、道中の落鉄、ダービー向けの仕上げ状態できっちり3着に残しているのは紛れもなくこの馬の実力だと思います。着差こそつきましたが、実力的に上位2頭に劣っているとは思えません。今回は完全にダービーに向けてメイチ仕上げしてきているし、馬場状態、舞台設定に関しては前走に比べて上向いています。また、操縦性の高いこの馬に武騎手の組み合わせは最高だと思います。69年振りのテン乗り制覇、かなり期待しています。
対抗はスキルヴィングです。前走の青葉賞では、外々を周るロスのある競馬、叩き仕上げ、接触により折り合いを欠いていた、ということがあったにもかかわらず、勝ちに行く競馬がはまっていたハーツコンツェルトを鞭2発で差し切っています。完全に実力はスキルヴィングの方が上でしょう。青葉賞の日はかなりの高速馬場だったので、時計自体はそこまで取り上げるほどのものではありませんが、あの競馬をして2分30秒台を出せたのは紛れもなく実力です。一叩きしてくる今回はかなり面白いと思います。
3番手はフリームファクシです。前走の皐月賞では、出遅れによる後ろからの競馬で尚且つ不得意な重馬場という条件だったので、かなり負けはしましたが度外視で大丈夫だと思います。ただ負けてはいますが、折り合いに成長がみられたのは好材料でしたね。あの折り合いであればこの距離でも問題ないと思いますし、良馬場でやれるのも非常に良いですね。先行する競馬が出来れば馬券内に来れる実力を持っていると思います。
紐としては、圧倒的末脚ですがいまだこの舞台が向くかどうか未知数なソールオリエンスと、内枠を引けて絶好の競馬が出来そうなトップナイフを指名。
Lakka.
本命単勝回収率0% 複勝回収率104% 馬券回収率0%
◎2スキルヴィング
○4トップナイフ
▲5ソールオリエンス
△11ハーツコンチェルト
△12タスティエーラ
遂にやってきた晴れ舞台。先頭で駆け抜ける姿を楽しみにこの半年を過ごしてきました。
何度かツイートもしていますが、本命は大好きな推し馬の1頭。しかし特にデビュー前から期待していたというわけではなく、偶然この子の新馬戦のパドックを現地で見ており、あまりの顔の可愛さに一目惚れしたという形。以降未勝利戦、ゆりかもめ賞、青葉賞と全てのレースを現地で見てきました。現状は520キロを超える雄大な馬体をまだ持て余しており、二の脚に課題があってどうしても後ろのポジションになってしまったりとまだまだ幼いところもあり、未勝利を勝った時点では「春には間に合わないかもしれない、秋以降に本格化」と言われ正直ダービーすら出られるか…といったところでした。
しかし驚いたのはゆりかもめ賞。パドックの時点で他馬とは1枚も2枚も上の風格を漂わせ完勝。最後の直線を駆ける姿はダービーの直線と繋がってみえた。強敵揃いの青葉賞では馬場の外目を大事に大事に乗りながら勝ち切ってみせた。デビューから一貫して東京で走り、2400mは2戦2勝。この舞台の適性はメンバー1と言っていい。
厩舎的には昨年イクイノックスのリベンジ、と言われるが個人的にはオーソリティのリベンジだと思っている。王道路線を目指していたが賞金を加算できず青葉賞へ出走し、レコード勝ちも骨折してしまいダービー出走は叶わなかった。青葉賞からダービー馬が出ていないのもこういった余力のない使い方になってしまうことが一つの要因だとすると、スキルヴィングは2歳で勝ち上がったにもかかわらず皐月賞には目もくれずダービー1本でここまできた。余力はもちろん、むしろ上積みすら見込める状態である。
懸念としては枠の並び。33.2の上がりを使ったことがあるとはいえ、一瞬のキレよりは長くいい脚をつかうタイプ。つまりソールオリエンスには一瞬のキレでは劣るので先に抜け出したいところだが、ソールオリエンスの内で1枠2番に入ってしまった。二の脚がつかないが故にポジションは昨年のイクイノックスのようになる可能性すらある。しかしこの枠に決まってしまったとなれば、あとはこの馬の特性と東京2400mを熟知したルメール騎手の手綱捌きに懸ける。
トップナイフ。ホープフルSの時点で7戦。そこで賞金を加算できたにも関わらず弥生賞を使ったところから皐月賞狙いだったのでは?と思われがちだが、当初、昆調教師は皐月賞直行からダービーの予定だったが、横山典弘騎手の提案で弥生賞を使ったとのこと。普段から稽古をつけ、厩舎とどに常にトップナイフのことを見てきた横山典弘騎手が2戦使ってもダービーで勝負になると判断したわけですので、何よりも信頼できる。
皐月賞は明らかに出遅れが響いた結果だが、それが功を奏し、重馬場のダメージを受けずに済んだというのはダービーに向かうにあたってプラスに捉えたい。先行馬ですので、もしあの馬場であのペースで走っていたら相当なダメージだったことは容易に想像がつく。それが直線だけの競馬で済んだというのは「運が良かった」と考えたい。Cコース替わりの前有利の馬場も合うし、なによりホープフルSはゴール板以外は勝っていた。この世代のG1での実力は証明済み。
ソールオリエンス。皐月賞では開催最終週で内が荒れていることに加え雨予報という中、最内枠に入ったことで印すら回さなかった。勝つためにはコントレイルと同じ立ち回りをし、同じポテンシャルが必要だと思ったからであるが、当時の自分はコントレイルには及ばないと判断した。しかしあっさりと同様のポテンシャルを見せつけられた。
ではダービーでどうかだが、能力は問題ないが適性という面ではやや劣る印象。タイトルホルダーなどと同じ母父Motivatorはやはり重たい印象。冬の中山の京成杯で圧勝するように素軽さがいる東京よりは中山向きだろう。あとは重馬場の皐月賞を激走したことによる反動を気にしていたが、はやり立ち上げはかなりゆっくりだった。しかし1週前の立ち写真は去年のドウデュースに匹敵する好馬体。状態は問題ないだろう。あとは一瞬のキレが要求される展開になれば二冠もありえる。
ハーツコンチェルト。新馬戦を勝利したときのインパクトは世代でもトップクラス。東スポ杯、ホープフルS、皐月賞とあっさりもあり得るとすら思ったほど。しかしスケールのデカさ故、出遅れたり展開やコースが合わなかったりと順調さを欠いた。しかし青葉賞ではポテンシャルを遺憾なく発揮しダービーの権利を得た。父ハーツクライ、母父Unbridled’s Songはダービー2着で個人的に大好きなスワーヴリチャードと同じ血統構成。東京2400mでこそ進化を発揮する。
青葉賞で驚いたのは東スポ杯からの成長度。どちらも現地パドックで見たが、見違えるように良くなっており、馬体はもちろん精神的にもドッシリとした印象を受けた。さらにダービーは騎手との絆が試されるレース。松山騎手は皐月賞2着の有力馬がいながらも、新馬からともに歩んできたハーツコンチェルトを選んだ。「人馬の絆」はメンバー1だと思う。
タスティエーラ。皐月賞がメイチだったとは思います。共同通信杯で賞金加算ができず、怒りの弥生賞出走というのは皐月賞という舞台にそれだけ自信があったということ。さらに2週前にクロス鼻革、1週前にチーク、当週にブリンカーと馬具をこれでもかと試行錯誤していた。そんな陣営の気合いを見事に体現する走りで普通なら勝っているレースだった。
しかしこの中間、美浦の堀調教師には珍しくNF天栄に放牧に出したとのこと。それだけ馬体がギリギリだったとも捉えられるが、天栄に普段乗っているしがらきスタッフを連れてきて調整をしたとのこと。この一連の流れからホースマンがダービーにかける執念というのを見せつけられた気がします。上積みは見込めないが、Cコース替わりで先行有利なダービーに合うはずで、こういった脚質の馬を残らせることに長けているレーン騎手というのは心強い。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率18% 複勝回収率163% 馬券回収率0%
◎5ソールオリエンス
○14ファントムシーフ
▲2スキルヴィング
△10シャザーン
△11ハーツコンチェルト
今回は皐月賞で凄まじい勝ち方をしたソールオリエンスに注目が集まります。牝馬牡馬両方にニ冠馬が出る可能性が十分あると思います!
本命はソールオリエンスです。皐月賞の勝ち方は圧巻でした。右回りのコーナリングが下手で小回りの皐月賞よりダービー向きだと思っていました。しかしながら直線で抜群の伸びを見せて勝ちきったので能力は相当です。それに間違いなくパフォーマンスはダービーのが上がります。重馬場をこなした反動があるかとも思いましたが、中間の動きやフォトパドックからこの馬を本命にせざるを得ないくらい凄まじい馬体や動きをしています。鞍上は引き続き横山武史騎手です。エフフォーリアで果たせなかったダービー制覇をソールオリエンスと叶えて欲しいです。
対抗はファントムシーフです。この馬も東京向きでありながら皐月賞でも結果を残しています。共同通信杯ではレベルの高いメンツながらしっかり勝ち切っており、これまでの結果を見ても安定感があります。枠も良く内側に前に行きたい馬が多くいるので位置もすんなり取れそう。初の武豊騎手とのコンビであるが3週連続で乗っており勝ちにきている。
3番手はスキルヴィングです。東京を4戦連続で使ってきており、東京2400mで2勝しているところは評価できる。青葉賞組はあまりいい結果を残せていない傾向にあるが、スキルヴィングとハーツコンチェルトに関しては能力面を評価している。ただ、スタートは早くないので後方からの競馬に徹する可能性が高い。そうなった場合、今回前で競馬をしたい馬が多いので速いペースを予想しており、この馬が後方からの差してくるのではとにらんでいます。
4番手はシャザーンです。この馬も中間とフォトパドックで気配よく見えました。かなり馬が変わったように映ります。距離的にも2200mで勝ちがあるので問題ない。思ったより人気しているのがイマイチだが、ここは狙いたいと思っていた馬なので逆らいません。
5番手はハーツコンチェルトです。能力的にはスキルヴィングと差はないと思っています。前走の青葉賞では2着だったものの、直線狭いところをくぐってもたつきがあったせいだと思います。実力は確かです。
今回は実力もそうですが、東京2400mのコースが向きそうな馬を選びました。ある程度人気どころにはなってしまいましたが、ダービーでなんとか馬券を当てたい!先に言っておくとソールオリエンスを頭で固定して3連単を買うつもりです。
終わりに
以上、推馬による日本ダービーの最終予想でした。
買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。
それでは皆さん当てましょう。