10月26日(日)に京都競馬場で行われますG1・菊花賞の最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
※買い目は決まり次第記事内に更新されます。
pease
本命単勝回収率64% 複勝回収率89% 馬券回収率48%
2/22〜10/25現在までに公開した予想と買い目の成績です!
◎15エリキング
○6ジョバンニ
▲9エネルジコ
△14エキサイトバイオ
△3ライトトラック

ただでさえみんなが長距離未知数なレースでさらに雨。これは予想しづらい。
今回の菊花賞は予想するうえでかなり難しい要素が多いですね。
まずクラシック連対馬が一頭もいないこと。これは珍しい。実力的に抜けた馬が出てこないという意味で、展開1つでどの馬にも可能性があるレースになると言えそうです。
そして雨。土曜午後から当日午前中まで降り続け、恐らく重馬場での開催になりそうですね。3歳の長距離レースというだけでも難しいのに、雨が降るとなるとさらに難解になりますね。
展開としてはジーティーアダマンかマイユニバースが逃げそうですね。どちらの馬が逃げてもスローからの末脚勝負にはしたくないタイプですが、当日の馬場的にスパッと切れる末脚の馬が来れる展開ではないので、案外飛ばさない可能性もありそうで。。。
ただ菊花賞は例年上り上位馬がしっかりと好走してくるレースなので、それを重視したいですね。
本命はエリキングにしました。
前走の神戸新聞杯はスローからの末脚勝負を直線だけの鬼脚で差し切る非常に強い競馬をしています。このパフォーマンスから、末脚のキレ特化の軽い馬場向きだと思われがちですが、この馬の特徴はパワーあふれる末脚であり、今回の雨はそれを活かせる馬場になるなと思っています。実際重馬場の新馬戦で強い競馬も見せていますしね。
確かに川田騎手をこの距離で本命にするのはかなり不安です。ただ、この馬に関してはダービーが終わった時から菊花賞で期待したいと思い続けていました。その感覚を信じようと思います。
対抗はジョバンニです。
前走の神戸新聞杯はスローを前目に運べたものの、直線で詰まってしまい追い出しが遅れてしまいました。3着でしたが、スムーズならショウヘイは抜けていたんじゃないかなと思います。
とにかく内枠からの競馬が得意な馬なので、この枠は大歓迎ですね。ただ内は雨のせいでかなり荒れていると思うので、ある程度空けて走ってほしいなと思います。
この馬もエリキング同様、ダービーが終わった時に菊花賞で期待したいと思っていました。その時の感覚を信じます(2回目)。
3番手はエネルジコです。
前走に新潟記念はスタートはいつも通りゆっくりで後方からだったものの、徐々に位置を上げていく競馬をしてシランケドの2着でした。3歳ながら斤量56キロを背負っていましたし、特筆すべきは徐々に位置を上げる競馬という、菊花賞でルメールがよくやる走りを覚えさせていたことですね。次を意識した競馬が出来ていたと思います。
この馬も末脚のキレもありながらパワーもある馬です。雨は大きくマイナスという感じはしないですね。また、菊花賞でルメールを外すことはさすがにできません。長距離はとにかくルメールを勝っとけばいい的なところがありますからね。
ただ初めての右回り、初の関西、栗東調整によるいつもと違う調整過程と、不安要素は盛りだくさんです。なので3番手にしています。普通に神戸新聞杯とか使ってきてくれたら本命でした。
4番手はエキサイトバイオです。
前走のラジオNIKKEI賞は有利とされる1枠から内で脚を溜める競馬が出来ました。2着馬のセンツブラッドは斤量が重かったですし、それを考えるとそこまで強い競馬はしていなかったと思います。
ただ血統的にこの馬は距離が伸びてタフな競馬になった方がいいと感じています。また、あずさ賞で不良馬場のなかハイパフォーマンスをしているレースもあるように、雨が降るのは大歓迎です。条件がかなり向いているし、重賞馬という実績もあるので、紐として買いたいと思っています。
5番手はライトトラックです。
前走の神戸新聞杯は完全にキレ負けでしたね。あのレベルの上り勝負は最も不得意と言っていいと思います。それくらい向かないレースでした。
この馬こそステイヤーの素質があると思っていますね。中距離だとキレ負けするが、パワーのある末脚とタフさが特徴というタイプですからね。大穴で狙っていきたいです。
前走人気して負けましたが、新馬戦、白百合Sと強い競馬をしてきているのは確かです。他に上り馬よりはよっぽどこの馬の方を評価しています。
3連系を買うならマイユニバース、ヤマニンブークリエの鞍上ベテラン組は入れなきゃなとは思っています。
印をつけなかった理由は、マイユニバースは過剰人気。ヤマニンブークリエはそもそもそこまで強いと思っていない。というところです。
ゲルチュタールに関してもそこまで評価していません。前走の内容がドゥレッツァやヘデントールほどのインパクトは感じなかったですね。臨戦過程と調子の良さで過剰人気している感があるので、今回は手を付けませんでした。
Lakka.
本命単勝回収率121% 複勝回収率97% 馬券回収率160%
◎4ヤマニンブークリエ
○9エネルジコ
▲12ゲルチュタール
△5ジョバンニ
△14エキサイトバイオ

推し馬ミラージュナイトを応援!
土曜夜時点で芝は稍重に変わっており、今夜はしばらく雨雲がかかっていそう。さらに当日の午前中もしっかり降る予報なので、土曜の馬場は全く参考にならず、当日見極める必要がありそう。ひとまず前日時点では重馬場と想定している。
◎ヤマニンブークリエは新馬前の追い切りから素質の高さを見せており、格が違うといった雰囲気があった。2着に負かしたパーティハーンが順調さを欠いているので評価しづらい部分はあるが、未勝利戦を5馬身差で勝つ馬ではあるので、そこを物差しにしても重賞級であることは間違いないと思っていた。その後はダートで好走してみたりクラシック路線に乗れずにいたが、前走でミュージアムマイルに0.1差の2着。もちろん中山のノリさんが完璧に乗ったとはいえ、やはり重賞は獲れる馬だと再認識させてくれた。
そんなノリさんが継続で菊花賞に挑めるのだから再現があってもいい。皐月賞馬に迫ったという事実だけでも混戦模様の今年は評価するべきだし、血統的には雨が降っても苦にしない上に枠順もベストとなれば本命にしてもいいと思えた。しかし、ノリさんの菊花賞といえば去年のように馬自身の先を見越してレースを諦めることもあるので、ましてや同じレースで本命にはしたくないのが本音だが、活躍してほしい馬なのでなんとか間に合った最後のクラシック、得意の京都で激走が見たい。
以下印を回したエネルジコ、ゲルチュタール、ジョバンニ、エキサイトバイオも馬場が渋っても大丈夫だと判断した。エネルジコは青葉賞は良馬場表記も実際は強い雨でかなり重くなっていた中であの脚なので心配はない。世代屈指の能力は間違いないし、長距離はルメールを買いましょう。ただ同じシルクで先週勝利したエンブロイダリーと違ってこの中間はやや不安が残る。ダービーを回避したように脚元の弱さを抱えている馬だが、新潟記念後の様子も少し心配。地力と雨とルメールで補ってほしい。
ゲルチュタールは2走前が重馬場で完勝。血統的にも不安なし。近年流行りの日本海S組ですし、青葉賞で3着も0.1差なので今年のメンバーなら世代間の実績も足りる。相性のいい坂井騎手とのコンビとなれば勝負度も高いと見ている。先にエキサイトバイオだが、不良馬場の実績があるし、地力で劣る部分があるので渋るのは歓迎。エネルジコの父ドゥラメンテもそうだが、こちらの父レイデオロも長距離に強い。ラジニケからの直行といえばフィエールマンがいるし、具合も良さそう。同じレイデオロでマイユニバースがいるが、2走前に差のない競馬もしているし、こちらの方が折り合いに不安がない。
ジョバンニは渋った馬場に関してはそこまでの自信はないが、頑張り屋タイプなのでこなすのではと思っている。それよりもこの馬は皐月賞で本命を打った際に色々と述べた通り、京都2歳S→ホープフルSを踏襲した在厩の叩き2走目でこそ。今回もそれを見越したローテで来ているし、状態も良かった皐月賞と同等以上のデキとのコメントも心強い。入れ込んで競馬にならなかったダービーのせいで距離不安が囁かれていて人気を落としているのは馬券的には好都合だし、そのダービーを除けばこのメンバーとの勝負付けは全く済んでいない。
もちろん当日のパドックと返し馬は要注目ではあるが、何度も言うように三冠において王道を歩んできた馬というのは侮れないし、一度も乗り替わっていないというのも評価するべき。エピファネイア産駒らしい馬体ですし、リラックスさえできれば長丁場でも走れると信じている。
印を回していない馬に関しては、エリキングは昔から私の予想を見ている方には説明は不要だと思うが、2500m以上で川田騎手は買わないと決めている。ただ今回は初めて足りる馬だと思っているので馬券内に来るかもしれないが、思想信条なので致し方なし。皆さんは普通に買った方がいいと思う。
ショウヘイはサートゥルナーリアに重馬場が合うとは思えないし、鞍上を見ても勝負度合いが低く見える。最後に推しのミラージュナイトだが、ラキシスの仔は毎年追いかけているのだが、気性に難がある馬が多いイメージがあるのと、母に似て成長がゆっくりという特徴がある。ミラージュナイトも兄姉と同じところが見受けられるので、3000mは疑問だし3歳秋はまだ早いと思う。でも期待を裏切って頑張ってほしい。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率133% 複勝回収率115% 馬券回収率81%
◎12ゲルチュタール
○8レクスノヴァス
▲7ショウヘイ
△9エネルジコ
△4ヤマニンブークリエ

馬場や展開を想定するのが非常に難しい。
本命はゲルチュタールです。好材料としては重馬場でも問題なく、スタミナも豊富、前走古馬相手にも問題なく勝ちきる強さがあります。揉まれず先行する形が理想ですが、先行なら坂井騎手は定評があるので心配ないでしょう。
対抗はレクスノヴァスです。こちらもゲルチュタールと同じ理由でスタミナと馬場を気にしない点を強く評価してのこの印です。
ショウヘイはダービー3着と実績的にも上位であり、ここでも実力は上位。ただ重馬場な場合は割引が必要な気はする。
エネルジコは直近まで本命にしようとしていましたが、重馬場はマイナスかと重いこの評価です。ただ直近の菊花賞といえばドゥラメンテ的な印象がありますし、ルメール騎手というのも心強い。
最後にヤマニンブークリエはインを上手く利用してのいい立ち回りができそうだったため印をまわしました。ただ鞍上が横山典弘騎手なので前からも後ろからもどちらも考えるので重い印までは難しいと思いこの評価です。
終わりに
以上、推馬による菊花賞の最終予想でした。
※買い目の更新は各々のXでポストします。遅くても締切10分前には全員分が更新されますので、ぜひ参考にしてみてください。


