【マイルCS2024】サラブレッド界にも高齢化の波か おじいちゃん頑張りすぎやで/回顧

回顧アイキャッチ 回顧

11月17日(日)に京都競馬場で行われたG1・マイルチャンピオンシップについて振り返ります。

pease

投資36400円 回収19320円 回収率53%
本命単勝回収15% 本命複勝回収率83%

2/17〜11/17現在までに公開した予想と買い目の成績です!

マイルCSの回顧

2ブレイディヴェーグ4着(1番人気)
15セリフォス:6着(6番人気)
13ソウルラッシュ1(4番人気)
4ナミュール:17着(2番人気)
14ウインマーベル3(10番人気)

三連複
2-4,13,14,15,17

三連単1点1000円勝負】
4着:2ブレイディヴェーグ
6着:15セリフォス
113ソウルラッシュ

pease
pease

紐で決まった、、、。んー、難しい。

回顧

展開としてはミドルペース。想定よりは速くなったものの、結果的には上り3ハロンの末脚の持続力が試されるレースに。馬場が思ったよりも荒れており、力のいる馬場が得意な馬が上位を占めた。内は完全に死んでおり、内枠の馬たちは見直しが必要。

本命のブレイディヴェーグは4着。懸念していたスタートは決まったが、やはり荒れた内枠と切れ味勝負にならなかったことで最後にギリギリ4着という感じ。ただ内枠で最上位はこの馬だけだし、地力は示した。これからマイル戦の流れに慣れてくれば普通にこなせるようになりそう。ジャパンカップでチェルヴィニアが全然ダメとかなら中距離にシフトもありそうだけど、、、。また、同じサンデーで言うとレガレイラもいるし一応アスコリピチェーノもいる。ルメールが足りなすぎる。

対抗のセリフォスは6着。この馬も切れ味勝負にならなかったのが痛かった。また、気性を考えて内で壁を作る競馬をせざるを得なかったのも痛い。来年も現役を続けるのであれば良馬場の安田記念を狙いたいが、、、。

3番手のソウルラッシュは1着。荒れた馬場、外枠、他の有力馬が実力を発揮できなかったりとこの馬に条件がかなり向いたところはある。ただ、外々を周りすぎない進路どりの上手さ、冷静にペースを読んで焦らなかったこと、ルメール騎手をうまく閉じ込めたことを含め団野騎手の好騎乗も光った。差し馬でもしっかりと結果を残すことが出来るようになってきた団野騎手は今後バンバンG1を勝っていきそう。非常に楽しみ。

4番手のナミュールは17着。まずこの馬を普通に中団前目くらいにつけられるCデムーロ騎手やべぇという感じ。ただこの馬にはその競馬は合わない。まあでもどっちみち直線で異変があったので度外視。

5番手のウインマーベルは3着。タフな馬場、スムーズに前に行けた、外枠とかなり状況が向いた。とはいえやはり今のこの馬はスプリントではなく1400かマイルの馬。香港マイルにもし出れたら普通に頑張れそう。ただ、来年のマイルCSは阪神の工事完了後なので、普通に馬場が良い状態での京都になる。雨は苦手なので力のいる良馬場にならないと難しいだけに、狙えるのは今年だけだったかも。

印をつけていない馬で言うと、エルトンバローズは力のいる馬場、外枠が向いた。去年も4着だっただけにこの舞台は得意なのかもしれないが、とはいえベストはやはり1800だと思う。来年も引き続き狙えるかどうかでいうと疑問。少なくとも安田記念に出てきたら狙えない。

Lakka.

投資113400円 回収87250円 回収率77%
本命単勝回収率94% 本命複勝回収率105%

マイルCSの回顧

11チャリン:5(3番人気)
2ブレイディヴェーグ:4着(1番人気)

13ソウルラッシュ1着(4番人気)
7マテンロウスカイ:14着(9番人気)
4ナミュール:17着(2番人気)

単勝
11
ワイド
11-2,13

三連単1点1000円勝負】
5着:11チャリン
1着13ソウルラッシュ

14着:7マテンロウスカイ

Lakka.
Lakka.

今日の展開的にもやはりジャンタルマンタルが見たかった。

回顧

本命のチャリンはスタートが決まらず後方へ、そこから出していこうとするも進んでいかず坂の手前でもう収まってしまった。ウインマーベルくらい早めの仕掛けで抜けてくれると想像していたので噛み合わなかった。行こうと思えば前のマテンロウスカイをかわしてエルトンバローズの斜め後ろにつけられたかなあとも思いますが、思ったよりペースも速く、ここで脚を使うことを躊躇ったかなと想像します。それでも直線の脚は素晴らしく、強いところを見せてくれました。

勝ったソウルラッシュはレース運びも概ね想像通りで、6歳ながらやはりここで真価を発揮したか…という印象。パドックもビカビカでしたし状態もすこぶる良かったのでしょう。にしても気持ちいい雄叫びとガッツポーズ、あれを見ると単勝握ってたかったなと思ってしまう。トゥラヴェスーラやハヤヤッコに言わせればまだ脂の乗った年齢なのかもしれませんが、高齢馬の活躍が目立つのは気になる傾向。

対抗にしたブレイディヴェーグは道中もこの枠でできるほぼ完璧なエスコートで足も溜められたはずなので、さすがに反応がマイルに追いついていなかったように思う。ギリギリのところで先着を許したウインマーベルとエルトンバローズには道中で通った馬場の差もありそう。

ツイートも何度かしたが、道中から外を回すほどに内の馬場が死んでおり枠順による影響は多少あったと思う。その上でナミュールだが、入線後にジョッキーが下馬しているため詳しいことはわからないが、少なくとも道中に関してはあまり褒められた乗り方ではなかったように思う。共同会見でも出していきそうなコメントもしていましたし、この枠でそれをやった場合に持ち味が生きるかが疑問だと見解でも述べたが、荒れた内からあそこまで押し上げたのはさらに疑問が残る。直線は別として、ある意味想像通りの内容にはなったので評価を下げたのは正解だったと思いたい。

ちょい穴党のリョー馬

投資49700円 回収3260円 回収率7%
本命単勝回収率20% 本命複勝回収率
88%

マイルCSの回顧

5ジュンブロッサム:10着(5番人気)
4ナミュール:17着(2番人気)
13ソウルラッシュ1着(4番人気)
2ブレイディヴェーグ:4着(1番人気)
6オオバンブルマイ:12着(8番人気)

三連複2頭軸流し
4,5-2,6,8,11,13

三連単1点1000円勝負】
105ジュンブロッサム
17着:4ナミュール
1着13ソウルラッシュ

リョー馬
リョー馬

ナミュールに何事もなくてほっとしました。

回顧

本命のジュンブロッサムはスタート決まらず道中は後ろから2番目の位置。さらにその後内に入り馬場の悪いところで腹をくくってのイン突き。まぁ結果として力を最大限出すことなく終わってしまいました。不完全燃焼です。

ナミュールに関しても馬場の悪いところを通り力尽きた。最後はC.デムーロが止めて17着。引退までもう少しというところで無理はさせられませんので懸命な判断です。次走で引退ですが、検査して異常があればこのレースで引退になってしまいますね。

ソウルラッシュは流石の末脚。実力で勝ちを呼び込みました。G1ではあと一歩のところで負けいましたから、やはり勝ちを掴むのは本当に難しい。諦めなかった陣営とソウルラッシュが本当に素晴らしい。

エルトンバローズはもっと評価できたなと思います。G1ではそこまで結果を残せていませんが去年の4着馬ですから、流石に買い目には入れてもよかった。

モリアーナは初のマイルながら素晴らしい結果。松山のレース運びも上手い。

今週は惨敗も惨敗。来週のジャパンカップに早いとこ備えます。

終わりに

全員が3番手評価にしたソウルラッシュが1着に。こういった都合の良さそうな馬は飛びがちなんですが、先週のスタニングローズといい傾向が変わっているかもしれませんね。

さて来週はいよいよジャパンカップ。役者の離脱も相次いでしまったものの現状でも素晴らしいメンバー。昨年とは違って馬券的妙味もありそうですので、しっかり予想して週末を迎えましょう。

マイルCSの記事を読んでいただきありがとうございました。

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