5月5日(日)に東京競馬場で行われますG1・NHKマイルCの最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
※「三連単1点1000円勝負」は収支には含まず、各々の予想との関連はありません。
pease
本命単勝回収率0% 複勝回収率53% 馬券回収率88%
2/17〜5/4現在までに公開した予想と買い目の成績です!
◎16ジャンタルマンタル
○12ゴンバデカーブース
▲5ボンドガール
△14アスコリピチェーノ
△4イフェイオン
ここまでメンバーが揃うNHKマイルは久々に見ました。クラシックと同じくらい熱い戦いが見れそうです。
◎ジャンタルマンタル
今回は中2週で尚且つ再度の輸送とかなりチャレンジングな状態にはなると思います。ただこの馬の実力は間違いなくメンバー随一ですし、安定して前に行けるという崩れにくさもあり、本命には一番向いている馬だなと感じました。東京マイルに対しての舞台適性もかなりあり、川田騎手のインタビュー映像を見てもかなりの自信を感じます。2歳牡馬王者の意地を見せてほしいですね。
〇ゴンバデカーブース
サウジRCから約半年の休み明けであり、正直状態面への不安は拭えません。ただ、ホープフルSでまともに走れていれば、今回の上位2頭と同じくらいの人気にはなっていたはずの馬ですし、鞍上も東京マイルでの安定感がピカイチなモレイラ騎手です。ここでいきなりG1を勝ってもまったく不思議ではないと思っています。また、多頭数の経験がないため、ある程度外の枠を引けたのも良いでしょう。
▲ボンドガール
この馬もゴンバデカーブースと同じように、阪神JF、桜花賞に出走さえ出来ていれば今回の上位人気2頭に並ぶ人気になっていたはずの馬だと思っています。それほどのスケール感がありますね。折り合いに難があるので、前に壁を置ける内枠を引けたのはプラスだと思いますし、スタートも良いので中団で包まれるようなことにもならないと思います。また、ペースがある程度速くなりそうなのもプラスでしょう。今回の舞台は新馬戦で強い馬たちを倒した舞台です。勝ち負けは十分可能と見ています。
△アスコリピチェーノ
実力で言えば間違いなく上位だとは思いますし、包まれることの無さそうな外枠を引けたのもプラスだと思います。ただ何となく勝つイメージは湧かないんですよね。ルメール騎手が怪我明け初戦というのもありますし、阪神マイルで強いイメージがあります。まあ左回りでも結果を出せているので、それは違うと言われればそうなのですが、人気があって尚且つジャンタルマンタルが本命な以上、どちらかと言えば個人的に不安点が多いこの馬の評価を下げざるを得ませんでした。
△イフェイオン
桜花賞の時にかなり期待していた馬なので再度期待して見たく、印を打っています。前走かなり折り合いに難があるところを露呈してしまいましたが、休み明けというのもあったのではないかなと思っています。また、前走は直線で詰まりさえしなければもっとやれていたはずというのもありますね。今回は前走よりもペースが速くなりそうなので、その影響で折り合ってくれれば馬券内に粘ってくれるのではないかと期待しています。人気もないので妙味的にもおいしい馬です。
印は打っていませんが、アルセナールも気になる存在です。大外から何も気にせず自分の競馬に徹することが出来るのは大きいと思うのですが、鞍上に外枠から好走するイメージが無いんですよね。とはいえ人気的もそこまでなので、紐には狙っていきたいです。
Lakka.
本命単勝回収率92% 複勝回収率208% 馬券回収率116%
◎16ジャンタルマンタル
○7チャンネルトンネル
▲14アスコリピチェーノ
△5ボンドガール
△18アルセナール
31秒台の決着もあり得そうで怖い。
今開催の東京は開幕から3週目となりますが、まだまだ時計が早いんですね。先週は青葉賞の前の3勝クラス芝2000mが1分57秒台で、今日のメトロポリタンSも1分23秒台。そんな中青葉賞が24秒台だったのはダービーを予想する上での判断材料になる…という話は置いておいて、つまりこれだけのハイレベルなメンバーが揃ったG1であればとんでもタイムがでてもおかしくないと想定できるわけです。
つまり阪神JF、桜花賞と好時計をだしつづけ出し続けるアスコリピチェーノと皐月賞のレコード決着で3着したジャンタルマンタルに逆らうことはできないだろうと思います。もう一つ東京の馬場の話をすると、まだまだ前の馬に利がある。NHKマイルCという性質上、ある程度流れるとは思うので、外差しはきいても、最後方からぶっこ抜ける馬場ではないことは頭に入れておきたい。
ということで好位から運べて、長く良い脚を使うという点でも2歳チャンピオン2頭に向くイメージ。あとは2頭とも状態がどうかだけなのだが、レース間隔だけで言うとアスコリピチェーノが1週多いのだが、8月→12月→4月と休み明けで使われてきた馬が急に中3週というのは戸惑う可能性がある。アーモンドアイ、グランアレグリアという名牝がVM→安田というローテで着順を落としたように、ゆっくり使われてきた牝馬というのはそうなりやすいようにも思う。
ジャンタルマンタルはレコードから中2週だが皐月賞の競馬を見るに川田騎手が疲れを残さない走りをしているように見える。リバティアイランドの秋華賞時に、次のジャパンカップに向けて疲れを残さないために直線だけの競馬にはさせなかった、とコーナーから加速させていった。ジャンタルマンタルの皐月賞もまさに同じ乗り方で、1600mという適した舞台を見込んだ騎乗だったように思う。そのおかげか追い切りでも元気いっぱいで、出そうと思えば時計も出てしまいそうな走りに見えた。
ということで馬券内に来るあと1頭を絞りたいのだが、まずは福永厩舎のチャンネルトンネルに期待したい。速い時計にも対応できて、好位から長く良い脚を使えるタイプ。前走もマジックマンの好騎乗にやられたのみでほぼ勝っていましたし、東京を経験している分こちらを評価したい。アスコリピチェーノは中3週への不安があるので、こちらを対抗に。
ボンドガールも同じタイプだが、内枠ということで今回は前走のような楽な抜け出しはできないと思うので、そうなった時が怖い。スムーズならこの舞台では崩れないと思うが、かかり癖と出遅れもあり得るので4番手。アルセナールも位置さえとって、早めにエンジンがかかれば突き抜けられるだけの脚はある。この血統を知り尽くした武史騎手というのも手が合いそうで好印象。
印を回さなかった馬では、ゴンバデカーブースが能力的も気になるが、中間の動きがさすがにいきなり勝負になるとは思えなかった。当日のパドック次第では買い目に入れたい。シュトラウスも能力は確かだが、陣営のコメントから前走のように最後方から運びそうなので、今の馬場では厳しい印象。どこまで伸びて来られるか。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率0% 複勝回収率178% 馬券回収率23%
◎5ボンドガール
○2ノーブルロジャー
▲14アスコリピチェーノ
△18アルセナール
△1ダノンマッキンリー
この1週間NHKマイルが待ち遠しすぎました。アルセナールも無事に出走できて嬉しい限り。出れなくなった馬の分だけ頑張ってほしい。
まずジャンタルマンタルとゴンバデカーブースについて。この2頭は間違いなく能力面で言えば世代を代表する馬なはずです。持ってる能力を出しきれさえすれば馬券内に来る確率は高いと思います。今回なぜ印を回さなかったかと言えば状態面への不安だけです。
ジャンタルマンタルは共同通信杯、皐月賞に続きまた遠征です。今回の調教を見ても軽い調整なので少なからず前走の走りで疲れがあったと思います。しかしながら調教後馬体重はしっかり戻していた点はプラスだと思います。この馬マイルはしっかり走ると思いますが、果たして切れ味という面では勝っているか?と言えば自分は疑わしいと思います。前走川田騎手の乗り方的にも距離不安はあったにせよ早めに仕掛けていたので切れ味より上手く乗るタイプであり、その点で言えばアスコリピチェーノやアルセナールを評価したいと思いました。ゴンバデカーブースに関しても状態面で最高の状態にはまだないと思います。能力面で言えばサウジRCで見せた切れ味がとても魅力的。間違いなく東京マイル向きな馬です。しかしながら万全の状態でない今このメンツを相手にするのは流石に厳しいと思います。とは言え、この2頭は能力面では間違いない馬です。頭で狙うより3着などで狙う方が自分はいいのかなと思いますが、どちらも人気なので難しいところです。
本命馬はボンドガールです。この馬はやはり折り合い面において課題があります。しかしながら内枠に入ったことによりその懸念は少しながら解消されました。キャプテンシーやユキノロイヤルが前に行く中その後ろあたりを取ってくれることを願います。鞍上も前走からの継続で武豊騎手なので問題ないはず。前走は負けはしたものの間違いなく状態面は7割ほどの完成度。一度使ったことによりさらにいいパフォーマンスを期待できます。
対抗はノーブルロジャーです。前走は馬場適性の差でかなり離されてしまいましたが、シンザン記念の勝ち馬です。新馬戦と毎日杯は2番手でシンザン記念は後ろからの競馬をしており、操作性が高いことがわかります。同じパレスマリス産駒でもジャンタルマンタルよりこっちの方が面白いかも?笑
アスコリピチェーノに関しては桜花賞2着ですからここは実力上位なはず。東京も1400mで1度経験してますし、調教の気配も良い。桜花賞をマックスとしても9割ほどの完成度にはなるのかなと思います。まぁこの馬は阪神JFから桜花賞への直ローテだったので、疲労度で言えば間違いなくジャンタルマンタルよりは少ないはず。大崩れはない。
アルセナールはナミュールやラヴェルの妹で間違いなくポテンシャルはあります。前走は2戦目で直線かなりの不利がありながらもクイーンズウォークの2着。まだまだ底が知れない馬です。ただかなりズブい馬で新馬戦では直線半ばからしか本気で走っていません。直線をどうスムーズに動かせるかが肝心。その点で言えば大外はむしろ良い枠。全然侮れない馬です。
ダノンマッキンリーは1400mで3勝しており、1600mは多少長いかなと思いますが、最内枠に入ったことでワンチャンあるかなと思います。折り合いが鍵。
終わりに
以上、推馬によるNHKマイルCの最終予想でした。
買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。