【NHKマイルC2025】最上級のギャンブル=逃げ馬不在はハイペース/回顧

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5月11日(日)に東京競馬場で行われたG1・NHKマイルカップについて振り返ります。

pease

投資7000円 回収1200円 回収率17%
本命単勝回収0% 本命複勝回収率87%

2/22〜5/11現在までに公開した予想と買い目の成績です!

NHKマイルCの回顧

8アドマイヤズーム14着(番人気)
15アルテヴェローチェ:13着(8番人気)
1モンドデラモーレ:4着(6番人気)
12マピュース:7着(5番人気)
6イミグラントソング
:11(2番人気)

【買い目】
ワイド
8-1,15

pease
pease

展開を読み違えてしまったらもうどうしようもない。切り替えていきましょう。

回顧

展開は3Fから10秒台が2つ続く超ハイペース。これがあったことでもう先行勢の全滅は確定という感じ。逃げ馬がいない分、各馬が自然なペースを意識して行ったところ結果的に速くなりすぎたという感じか。

本命のアドマイヤズームは14着。発汗が凄かったものの、元々テンション高めの馬だしそもそも暑かったのでそれは問題ないとは思っていた。ただ今回に関してはスタートが良すぎたことによって前に行きすぎてしまったこと、落鉄があったことが要因と思われる。しょうがないとしか言いようがないので今回の結果は度外視でいいかと。ただレース前にLakkaと話していたが、同じ朝日杯勝馬とはいえジャンタルマンタルほどの凄みを馬自体から感じないというのはあった。今後も引き続き人気にはなると思うが、東京ではあんまり狙いたくないかもなという感じ。行く行くはマイルCSかなという感じ。

対抗のアルテヴェローチェは13着。この馬もペースを考えると若干前だったか。ただ時計がチャーチルダウンズCの時とほぼ同じなことを考えると、時計的にはここが限界だったのかなと思う。今後の狙い目は時計のかかる1600~2000くらい。また、ヴェローチェなのでやはり渋った馬場で。

3番手のモンドデラモーレは4着。中団に位置取れたのと内をずっと通れたことが好走できた要因。あとは4角で内を選択していれば2,3着はあったかなという印象で。前にいたイミグラントソングの手応えが怪しかったこともあって外に出したかもだが、結果的には内でしたという感じ。この馬に関してはマイルでも今後狙えるかなと思うので、1400から1600のG3に出走してきたら要注目。

4番手のマピュースは7着。展開的には向きそうな位置にいたが伸びず。馬体が減り続けていたのもあって桜花賞からのお釣りはさすがにもう残っていなかったか。それにしてもG1で差し馬に乗った田辺騎手はやはり狙っては行けないと再確認。

5番手のイミグラントソングは11着。この馬も前すぎたのが敗因。むしろこの馬で前に付けれたルメール騎手やっぱすごいなという感じ。この馬も今回は度外視でいいと思うが、よほど成長しない限りG1は厳しそうで。G2,3のマイル戦で要注目。

勝ったパンジャタワーは内で脚を溜めた馬に有利だった中で、外々を周って勝ちきったのは評価できるが、展開的に向く位置取りだったことは確かだし、1400m向きのこの馬のスピードが活きる展開だったことがかなり大きかったと思う。この先マイルの大きいところでは活躍出来るビジョンが正直見えず、今後狙うならやはり1200~1400m。今回がこの馬のベストにならなければいいが…。

2着のマジックサンズは後方待機が向く展開だったのは大きいし、直線で内を選択した武騎手の好騎乗もある。ただこの上がりと走破時計はキズナ産駒らしからぬもので、上位勢で今後も大きいところで頑張れそうなのはこの馬か。ただ高速決着の上がり勝負に対応出来るキズナ産駒牡馬がジャスティンミラノやシックスペンスを始め出てきており、キズナ産駒が高速決着向かないという固定概念を無くした方が良いかもしれない。

3着のチェルビアットは中団の内で脚を溜められたことと、直線でスムーズに前が空いたことが要因が。また、1400向きのスピード力があったのも良かったと思う。ブリンカーを付けてからFレビュー、桜花賞、今回と安定して大きいところで好走出来ているのは評価する必要がある。今後は1400から1600mの牝馬限定で狙いたい。

Lakka.

投資28600円 回収12800円 回収率45%
本命単勝回収率0% 本命複勝回収率70%

NHKマイルCの回顧

1モンドデラモーレ:4(6番人気)
8アドマイヤズーム:14着(1番人気)

17ヴーレヴー:15着(17番人気)
6イミグラントソング:11着(2番人気)
5ランスオブカオス:5着(4番人気)

【買い目】
単勝・複勝
1
ワイド
1-8

Lakka.
Lakka.

モンドデラモーレの複勝2.8倍まで下がっとるやないか、あぶね(何が)

回顧

テンの3ハロン、12.3-10.4-10.7で33.4。『【NHKマイルC2025】逃げ馬不在こそハイペース?』。はい、見事にハイペースです。こんなペースになってしまえば先行勢は潰れるし、マジックサンズもくる。アドマイヤズームはどんな展開でも走れると書いたが、このペースを3番手で追走してはさすがに厳しい。それでも抜けれていればこの馬だけが粘り、直線一気のマジックサンズに差される形は想像したが、落鉄があったようでそもそもそれどころではなかった模様。

しかし本命のモンドデラモーレは4着と馬券的中まであと一歩と悔しい結果だった。上の3頭は全て道中自分より後ろにいた馬なので向かない中ではよく頑張ったと思う。ただ私の想像していたレースは、23年ヴィクトリアマイルのソングラインのような内でじっとして前が勝手に開くのを待つ形だっただけに、内を通った馬に差されたのは非常に悔しいですが、あまりに展開が後ろに向きすぎているので仕方ないかなと思います。

人気どころでランスオブカオスも4、5番手からよく粘った方で地力を見せた。イミグラントソングはスタートが出たのでアドマイヤズームをマークする形をとったものの、結果的には下げた方が着順は上がったでしょう。一方で12番手追走のサトノカルナバルは向いた割に伸びていない。レーンのコメントには「良い脚で力を出し切った」とあるので予想で書いた通り地力に疑問がある。

そんな先行勢が潰れる超ハイペースを作り出した3番手評価のヴーレヴーは馬体重がマイナス8キロ、調教後からマイナス14キロ。パドックでもテンションが高く嫌な予感がしていたが結果レースでも抑えきれなかったように見えた。これを書いている時点では陣営のコメントが見当たらないので真相はわからないが、とにかくこの馬自体もレース全体としても全くの想定外の競馬となった。

「今年のNHKマイルCは展開予想がギャンブルすぎてするだけ無駄な気がする」と前日の夜にポストしたのだが、まさにそれを表したのではないか?仮にこれだけのハイペースを想定してマジックサンズを買ったとしてもそこにろくな根拠はなくただのギャンブルで、誰がヴーレヴーが1000m56.4で逃げることを根拠をもって予想できるのか。言えたとしても「逃げ馬不在は意外と流れやすいんだよね、知らんけど」くらいだ。

ということで、今回ははじめからそれがわかっていたので賭け額を抑えることには成功したし、その中ではあと半馬身で的中なので悪くない予想と買い方ができたと思う。さて問題はパンジャタワーを頭で買えるようにならないといけないわけだが、なんとモンドデラモーレの見解で述べたように、勝ち馬もファルコンSの負け組だ。そして曽祖母ソニンク。この舞台で激走するだけの根拠はあった。もちろんハイペースに張る必要はあるが、「やっぱりファルコンSの負け組だよね」という収穫は得たので、来年に生かしたい。

ちょい穴党のリョー馬

投資29600円 回収22060円 回収率75%
本命単勝回収率73% 本命複勝回収率
104%

NHKマイルCの回顧

6イミグラントソング:11着(2番人気)
8アドマイヤズーム:14着(1番人気)
5ランスオブカオス:5着(4番人気)
12マピュース:7着(5番人気)
4ヤンキーバローズ:9着(10番人気)

【買い目】
三連単
6,8→3,4,5,10,11,12,15→6,8

リョー馬
リョー馬

当ててみたいですね、こういう展開の時に。

回顧

流石にここまで荒れるとは思ってもいませんでした。本命対抗共に二桁着順とダメダメな予想でした。

しかしながら印はつけていないながらも買い目には入れていた3頭で決まっており荒れ予想の時は思い切ってBoxを買ってもいいのかなと思ったり。ただここまで荒れないと結局ガミって終わりなんで時と場合ですね。

アドマイヤズームもイミグラントソングも展開向かず。アドマイヤズームに関しては落鉄もしており実力を出しきれていない。

チェルビアットは内枠を活かしてじっと我慢しており直線に入って狭いところを割っての3着。1着までとはほぼほぼ差がないので展開は向いたにしろかなりいい走りができていた。上位3頭ではチェルビアットが気になるので今後も注目していきたい。

来週的中できるよう頑張ります!

終わりに

三連単150万円という大荒れで的中させることができませんでした。当初から難解なレースだと想定していたことで3人とも賭け金を抑えていたようなので、豪華メンバーの来週はバチっと的中させたいところです。

NHKマイルCの記事を読んでいただきありがとうございました。

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