【オークス2025】1年後の君へ━━。反省と割り切り/回顧

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5月25日(日)に東京競馬場で行われたG1・オークスについて振り返ります。

pease

投資12000円 回収1200円 回収率10%
本命単勝回収28% 本命複勝回収率82%

2/22〜5/25現在までに公開した予想と買い目の成績です!

オークスの回顧

7レーゼドラマ16着(8番人気)
9エンブロイダリー:9着(1番人気)
1アルマヴェローチェ2(2番人気)
5リンクスティップ:5着(3番人気)
12ブラウンラチェット
:7(6番人気)

【買い目】
単勝・複勝
7
ワイド
1-7

pease
pease

展開読みから外れ。まあこれで当たらなかったのはしゃあなし。全頭診断S評価とB評価で決まっただけ良しとしよう。

回顧

当日の天気は結局朝8時くらいまで降ったもののそこからは曇り。ただここ最近水を含んだ馬場で開催が進んでいたこともあり、14時ごろ良馬場になったとはいえ時計がかかる馬場だった。良馬場でないと力を発揮できないエンブロイダリーやブラウンラチェットはやはりかなり厳しい状況に。
展開としては1000m通過が60秒ジャストと速い展開かと思いきや、そこからは12秒後半がずっと続く緩い流れに。最終的には上り3Fの瞬発力勝負になった。

本命のレーゼドラマは16着と大敗。パドックから馬体は良かったもののかなり気負っている感じだった。スタートは良かったもののエリカエクスプレスの方がスピード力があり、3番手で進める形に。ここで主導権を取ってもっとタフな流れで後続に脚を使わせるような競馬が出来ればまったく違う結果になったと思う。ここまで負けるような実力の馬ではないと思うので、秋華賞での巻き返しに期待。ここは度外視。

対抗のエンブロイダリーは9着。馬場が渋ったのも苦しかったし、何よりも道中ずっとアルマヴェローチェとサヴォンリンナに被される形になって力みっぱなしになり、消耗してしまった。ただでさえ距離に不安があるのにさらに消耗してしまうような競馬になってしまったのでしょうがない。秋華賞に関してはコース適性がなさすぎるので、出てきたとしたら切りたいところ。やはり1400~1600の直線が長い競馬場で今後は活躍していくと思う。

3番手のアルマヴェローチェは2着に好走。スタートを決めていつもよりも前に位置取り、内でじっと脚を溜めて直線でスムーズに外に出すことが出来た。内容としては完璧な騎乗を岩田望来騎手は出来ていたと思うので、ここで負けたのは枠運が無かったの一言。真ん中くらいの枠を引けていれば結果は違っていたと思う。京都には高い適性があると思うので、しゅうかしょうは引き続き本命候補。

4番手のリンクスティップは5着。道中デムーロ騎手が中途半端なまくりをしたことで最後は甘くなってしまったと思う。あのままの位置でじっくりと脚を溜めていれば3着はあったかもしれないが、鞍上としてもそこまで切れる脚があるタイプではないことは分かっているので、位置を上げたくなるのも無理もないのかなという気も。秋華賞に関しては前目で運べれば面白いと思うが、デムーロ騎手だとそこは期待できそうにない。

5番手のブラウンラチェットは7着。道中ある程度の位置を取りながらあとは直線で末脚を発揮するだけというレースが出来ていたが、そこから伸びず。やはり馬場が渋ったのが最大の要因かなと思う。今回は条件が合わなかったので度外視。ただ秋華賞に関しては内回りで結果を残せるタイプではないので、今後は東京の1600から2000くらいが狙い目なのかなという感じ。

勝ったカムニャックは人気馬の中では最初に消してしまった。そもそも今年のフローラSがハイレベルとは思っていなかったし、カムニャック自身も前走からのお釣りが無いと思っていた。ただ当日馬体を+4と増やしてきており、友道厩舎の調整力でしっかりと維持してきたのには驚いた。さすが東京2400はお手の物の厩舎。また、馬場が渋って時計がかかる決着になったのもこの馬には向いたのかなと思う。今後は正直どう判断すればよいのか微妙。基本的に後ろ目の位置取りになる馬なので、直線の長いコースの2000m以上向きという感じか。ただ思ったよりも強い馬であるということは意識しておかなければならないと反省。

3着に来たタガノアビーは全頭診断でB評価にはしていたとはいえさすがに印を打てなかった。フローラS→矢車賞からのローテなんてかなりきつかっただろうに、それを最後方から内をすくって上り最速はちょっと予想できない。スローからの瞬発力勝負にめっぽう強い馬なのかなという印象を持った。狙い時は左回りでスローからの瞬発力勝負なのかなという感じ。秋華賞という感じは現状しないが、何とも不気味な馬という印象。

今回分かったのはオークス向きの馬と言われる馬がオークスを好走するためには、時計のかかるタフな馬場になる必要があるということ。来年以降は良馬場の時計勝負が見込まれる場合は素直に桜花賞組、今回のような時計のかかる馬場になる場合はフローラS組や元々オークス目標と言われていた馬を狙う。

Lakka.

投資43600円 回収73000円 回収率167
本命単勝回収率0% 本命複勝回収率83%

オークスの回顧

9エンブロイダリー:9(1番人気)
12ブラウンラチェット:7着(6番人気)

1アルマヴェローチェ2着(2番人気)
5リンクスティップ:5着(3番人気)
7レーゼドラマ:16着(8番人気)

【買い目】
単勝・複勝
9

Lakka.
Lakka.

今年のオークスは全くもって私に微笑まなかったのである。

回顧

雨は明け方まで降っていたが、7時ごろに更新された東京の芝は稍重。夜中にそこそこ降ったみたいですが。やっぱり使っていない時間帯の雨はいくら降っても重にすらならないというのが東京の馬場。これなら…と思ったが当日の競馬場は終日曇天で少し肌寒いほど。昼過ぎには26度前後まで上がる予報だったのが実際は19〜20度だったので、これでは乾きようがないという雰囲気だった。

メインまでの芝のレースも先週までの外差し傾向から変わって、内を走った馬が伸びるというか、湿った分外の伸びが先週ほどではないという印象で、◎エンブロイダリーと◯ブラウンラチェットにとってマイナスというのはポストした通り。9Rの前に良馬場と発表されたが、先週よりもさらに稍重に寄った良馬場だったのは間違いなく、終わってみれば時計も2分25秒7と遅かったので、今回の反省点はここに尽きる。

いくら水捌けの良いとされる東京競馬場とはいえ、今年の5月は週末にかけて雨が多く、いつに増して内の傷みが早いという状況。さらに先週とは違って当日の朝まで降る予報と日中の曇り予報。なのに関わらず「◎エンブロイダリー、◯ブラウンラチェット」というパンパンの良馬場の印を打っているというのにセンスの無さが滲み出ている。どう考えても父ハービンジャーで雨の実績豊富なアルマヴェローチェを軸にするべき。

まずエンブロイダリーはパドックでやや気負い気味で発汗も見られた。レースでも終始窮屈なところで内アルマヴェローチェ、外サヴォンリンナの間でかなり折り合いに苦労しており、もう1列後ろでゆったり競馬ができると想定していたが、今日のテンションでは厳しかった。終始力みっぱなしで直線で伸びる脚も残っておらず、そう言った面では距離の壁があったということになる。ただ向かない湿った馬場でもあった上に、3,4コーナーも緩みっぱなしで直線で瞬発力を要求される不向きな展開と、かなり苦しい競馬だったことは確かなので、今後は2000mまでの広いコースで。

ブラウンラチェットは440キロ台で出すことができていたので状態は良かったと思いますが、伸びがイマイチだったのは少なからず馬場が影響したものと思います。直線では後ろにいたリンクスティップとカムニャックに先を行かれてポジションを悪くしているが、3コーナーで2頭に来られた際に窮屈になって首を上げて折り合いを欠いているので、後半にペースが遅くなったことで対応できなかったか、小柄な牝馬でまだ成長途上という部分もあったか、どちらにせよこの馬場で買う馬ではなかった。

リンクスティップはスタートがでた割には後ろにつけたので桜花賞のイメージ通りの怖さがあったのですが、鞍上は瞬発力勝負が嫌だったようで中途半端に脚を使ってじっとしていたカムニャックにあっさり交わされてしまう。この馬場が合わなかったというコメントも出ているが、レース前の陣営からは過去のレースを見ても問題ないという話だったはずなので、稍重発表のきさらぎ賞よりも良馬場発表のオークスの方がタフな馬場だったということになる。このあたりの真偽は正直難しい。

最後にカムニャックに関しては、デビュー前の評判が相当高く新馬戦を1.2倍で勝った馬。アルテミスSのパドックも現地で見て「いい馬だな」と思って家に帰ってから写真付きでポストもしたほど。ただレースは伸びきらず6着、エルフィンSも決定的な差のある4着で、馬券内にも来られない走りに自分の目が節穴であると決めつけてしまっていた。一度そうなるといくらフローラSをレコードで勝っても、展開向いたしな…という気にしかならないもので、ここで勝つことを予想するのは非常に困難だった。

金子オーナーも「勝つとは思わなかった」とコメントしているみたいですし、ずっと見てきている分いきなりこの春に信じ切るのは難しいし、そもそもフローラS→矢車賞というローテの馬が3着にきているようなレースなので、私には全く風が向いていなかったのだと捉えます。飛んでしまったエンブロイダリーのみが距離適性を取り上げられていますが、アルマヴェローチェも2400mは今日が最後だと思いますし、割り切るところは割り切り、馬場にあった馬を買おうねという反省すべきところは反省して、また来週以降に繋げていきたいと思います。

ちょい穴党のリョー馬

投資32600円 回収22060円 回収率68%
本命単勝回収率57% 本命複勝回収率
110%

オークスの回顧

5リンクスティップ:5着(3番人気)
12ブラウンラチェット:7着(6番人気)
15カムニャック1着(4番人気)
7レーゼドラマ:16着(8番人気)
10タイセイプランセス:11着(9番人気)

【買い目】
三連複流し
5-7,10,12,14,15

リョー馬
リョー馬

多少荒れはしたが本命がとんでいるので意味は無い。

回顧

本命のリンクスティップは5着でした。中途半端な捲りと瞬発力勝負になってしまったことでこの結果になってしまいました。位置がある程度取れればよかったのですが。正直デムーロ騎手では秋華賞でもいい結果が残せるかは微妙ですね。

ブラウンラチェットはやはり馬場の影響が大きかった。秋華賞では良馬場なら全然戦えるはず。

カムニャックは1着でした。ここまで強いとは驚きましたが、秋華賞や今後のレースでも楽しみな馬です。

レーゼドラマやタイセイプランセスは見せ場なく。穴馬として面白いと思ったのですが、タガノアビーが3着と穴馬を見極められなかったのは痛い。

来週はダービーです。正直ダービーで大勝負するためにここ数戦抑えていたので、来週巻き返したいと思います。

終わりに

3強崩れがあるかも?という予想まではよかったのですが、馬場や展開を読みきれず3名とも的中なりませんでした。来年のオークスに向けての収穫はたくさんあったはずなのでまた1年後に読み返して的中へ近づけていきたいと思います。

来週はいよいよダービー。1年で一番ワクワクする週だと思うのでいい予想をお届けできるように頑張っていきます。

オークスの記事を読んでいただきありがとうございました。

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