11月10日(日)に京都競馬場で行われますG1・エリザベス女王杯の最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
※「三連単1点1000円勝負」は収支には含まず、各々の予想との関連はありません。
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pease
本命単勝回収率17% 複勝回収率92% 馬券回収率56%
2/17〜11/9現在までに公開した予想と買い目の成績です!
◎7レガレイラ
○13サリエラ
▲11スタニングローズ
△2ライラック
△16ラヴェル
寂しいメンバーだからこその見応えがありそうでかなり楽しみ。レガレイラ復権なるか。
まずは展開予想
ペースを握るのはコンクシェル。この馬の内にも外にも出足が遅い馬たちが多いためすんなりとハナは取れそうなので序盤はペース遅めの展開に。ただ、先行馬の中にはコスタボニータやスタニングローズなど瞬発力勝負が苦手な馬たちがおり、尚且つ有力馬が差し馬であることから後半からはある程度先行馬が押し上げていくような展開になると予想。
本命はレガレイラ。さすがにこのメンバー相手には負けてられない一頭。前走のローズSは休み明け、大外枠、安定の最後方と何から何まで向かない競馬。今回のような京都外回りは向く舞台であり末脚は毎回必ず使ってくれることから、ここはさすがに勝ち負けしてくれないと困る。ホープフルS以降馬券になっていないが、牡馬相手にダービー5着、皐月賞6着と結果を出しており、ダービーは直線で詰まらなければもっとやれていた。さすがに力が抜けていると言わざるを得ない。
対抗はサリエラ。この血統はサリオスやサラキアのように5歳秋に覚醒するタイプ。前走のオールカマーは苦手な揉まれる競馬でまったく力を出せていなかったので参考外。今回は揉まれない外枠な上に去年よりも外差しが効きそうな馬場であることはプラス。また、鞍上も大幅強化でG1制覇の大チャンス。人気があまりないのも非常に良い一頭。
3番手にスタニングローズ。ここ数戦は良い競馬が出来ているのであとは鞍上による相乗効果がどれだけ働くか。実績はナンバーワンであることは間違いないので持ち前の安定感で上位に来れる可能性は十分に考えられる。引退も近いのでここで復調を見せてほしい。
4番手にこのレースが大得意なライラック。一昨年は阪神開催だが2着、去年は内がかなり有利なところを外から4着と力は示している。今年はあまり満足のいく競馬が出来ていないが、前走+18キロから調教後馬体重は-2キロ、ここから輸送で減るのでコンディションとしては最高の状態で出走できる可能性が高い。あとはイン突きがうまくはまればというところか。
5番手はラヴェル。この乗り替わりは非常に面白いと感じる。京都記念やオークスのようにタフなペースでの粘り腰に来たい。川田騎手ならそれを最大限引き出してくれるはず。内枠であれば3番手までは考えていたが、さすがにこの枠では評価は若干ダウン。
Lakka.
本命単勝回収率49% 複勝回収率97% 馬券回収率75%
◎11スタニングローズ
○12シンティレーション
▲7レガレイラ
△8シンリョクカ
△4コンクシェル
まーたクリスチャン本命だよ、今週は頼むで
府中牝馬Sの方がレベル高かったのでは?と思ってしまうほど寂しいメンバーに。となれば狙うのは実績馬。G1ホースのスタニングローズとレガレイラは外せない。スタニングローズは今年に入ってから確実に復調しており、常にいい状態で走れているように思えるが、勝ち切るためのワンパンチが足りていない印象。それを引き出すのがクリスチャン。それに近年のこの舞台はラッキーライラックの復活やリスグラシュー、ジェラルディーナといった実力のある馬が花を咲かせる舞台。年内の引退が濃厚で、事実上のラストランになると思うので、ここでもうひと花咲かせてほしい。
レガレイラは秋華賞をパスしてここに来たわけだが、内回りより外回りの方がいいでしょうし、ルメール都合なところはあるにしろ、ベストな舞台で堅く獲りに来たなという印象。スタートは出遅れるんでしょうが、末脚は確実なものがあるので、どの位置で直線を迎えることができるか次第。そこは秋絶好調のルメールを信頼。
ただ、レガレイラは直線一気なところがあるので、割って入れる可能性があるのがシンティレーション。実績ということで言えばなんと言っても前走。当日は現地におり、あからさまな外伸び馬場な上にハイペースだったのでかなり展開が向いた印象はあるが、ブレイディヴェーグと同じだけの脚を使ってマスクトディーヴァに先着したのは評価しなければならない。一つ外の枠に全妹がいる状況で名前をあげるのはおかしい気もするが、同じシルクの馬で5歳秋にして覚醒したサラキアのような雰囲気も感じる。入れ込むような馬でもないので距離も持つはず。
現時点で馬券はほぼこの3頭を中心に組み立てるかなと考えてはいる。展開としてはコンクシェルがどれだけ逃げるのかが鍵だが、鞍上が前走レース後のコメントで「次はペースを考えて乗りたい」と発言しており(常に考えてください)、オーバーペースにはならないと予想。パドックでもうるさい面を見せる馬のため折り合いは心配だが、そこはここ目標にうまく調整しているはずと思いたい。
そのためシンティレーションには前走のような位置取りではなく、少なくともレガレイラよりは前で直線を迎えてほしいし、それができる馬なはず。あとは前目につけて前走のような走りができればシンリョクカも頑張っていいが、G1で積極的に買いたい騎手ではない点と人気を考慮して相手まで。もう一頭付け加えるなら、ここでの乗り替わりが不気味なラヴェルも気になる。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率22% 複勝回収率99% 馬券回収率7%
◎8シンリョクカ
○7レガレイラ
▲11スタニングローズ
△13サリエラ
△17コスタボニータ
決してレベルが高いわけではないがそう簡単には人気どころで決まるとは思えない。
本命はシンリョクカです。前走位置を取りに行く競馬でしっかり勝ち切っている。このメンツの中なら実績も実力も上位です。去年のこのレースも9着だったものの1位とは0.5秒差。今回のレースでも前でいい位置を取って粘り込んで欲しい。
レガレイラは流石に外せない。末脚はピカイチであるが、ここ数戦善戦止まりである。ここでも勝ちきることができるか疑わしい。抜けた人気になることは明らかなのでここは頭で買いたくない。
スタニングローズもここでは実力上位。最近は勝ちから遠のいているが、G1馬であることに変わりはない。持ち前の立ち回りを活かして上位に食い込んでほしい。
サリエラはG1ではイマイチ結果を残せていないが、先行できる点や前走2200mを使いここに照準を合わせていることを考えても狙ってみたい。
コスタボニータしっかり位置も取れるし脚を溜めての一足も使える。2200mは長い気もするが、展開が向けば善戦も。
終わりに
以上、推馬によるエリザベス女王杯の最終予想でした。
買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。