11月16日(日)に京都競馬場で行われますG1・エリザベス女王杯の最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
※買い目は決まり次第記事内に更新されます。
pease
本命単勝回収率73% 複勝回収率98% 馬券回収率110%
2/22〜11/15現在までに公開した予想と買い目の成績です!
◎16リンクスティップ
○7レガレイラ
▲13ココナッツブラウン
△12ライラック
△3シンリョクカ

軸にするつもりだったアドマイヤマツリが回避。であれば騎手で。
土曜日の京都では、デイリー杯2歳Sでレコードが出るような速い馬場となっています。ただ内はやはり荒れていますね。とはいえ内の馬が少し内を空ける競馬をすることで、外を回す馬はいつも以上に外に振られてしまう可能性はありそうですね。内か内から2頭目を器用に立ち回れる馬、外枠なら前に行く馬を積極的に狙っていきたいですね。
本命はリンクスティップです。
前走の紫苑Sは、休み明けであることはさることながら、スローペースの上り勝負という時点で厳しかった。上り33.9がこの馬の限界だったと思う。
この馬は後ろから行くイメージが付き始めているが、本来は前目で粘り切るタイプ。桜花賞とオークスは雨でぬれた馬場が合わずに出遅れてしまっただけ。今回はしっかりと前に行ってくれると思う。ペース的には豊さんがスローに落とし込むと思うが、豊さんが逃げる競馬をしても積極的に行けるのが短期免許の外国人J。Cデムなら途中で上げていって後続に脚を使わせる競馬が出来ると思う。懸念点は大外枠。京都で行われるエリザベス女王杯は8枠の成績が良くない。ただそこは有馬記念で大外枠からシャフリヤールを持ってきたCデム騎手。今回もやってくれるはず。
対抗はレガレイラです。
正直1人気の戸崎騎手を京都競馬場で買いたいとは思えないです。レガレイラ自身も中山が大得意の馬ですしね。ただ去年はスムーズでない競馬ながら5着に来ています。今年はオールカマーで57キロを背負いながら、ドゥラドーレスに勝ち切るほどパワーアップしていますし、そもそも有馬記念の勝馬がここに出て来るとなればさすがに抜けていますよね。ちょっと切ることは考えられませんでした。ただ軸にはしづらい印象です。
3番手はココナッツブラウンです。
これに関しては条件付きですね。当日の馬体重が大きく減っていなければ買いたいという認識です。とにかく北海道での滞在競馬が合うタイプで、それ以外だと急にガれてしまうんですよね。それさえなければあの末脚は間違いなく脅威です。馬体重が2桁マイナスだったら迷わず切り。-5~-9キロだったら紐。それ以外なら本命候補というところでしょうか。
4番手はライラックです。
このレースに非常に高い適性を持っており、いつも人気以上の着順に来てくれます。いつもはギリギリ馬券に入れないという馬ですが、その足りなさを補うのが藤岡騎手へのテン乗りだと考えています。藤岡騎手のイメージですが、G1で狙えるとしたら穴の差し馬だけだと思っています。この馬はまさにその条件に該当しています。今年こそ3着には入れるのではないかと期待しています。
5番手はシンリョクカです。
この馬は内枠に入れたら紐で狙おうと思っていました。3番はかなり良い枠だと思います。外から進んでいくエリカエクスプレスの後ろに付ける競馬が出来れば、粘って3着はあるでしょう。ただ去年から成長はしていないです。2着以上は難しいでしょうね。
Lakka.
本命単勝回収率106% 複勝回収率85% 馬券回収率143%
◎16リンクスティップ
○7レガレイラ
▲3シンリョクカ
△1パラディレーヌ
△15オーロラエックス

ルメさまここはさすがに勘弁な
土曜の京都は内が傷んできている影響か外を回す馬が目立ったが、全く内が伸びないわけではないし、時計も出るというなかなか読みづらい馬場。当日の傾向も気になるところだが、急に内が使えなくなることはないだろうし、イン突きする馬にも警戒した方が良さそう。
まずメンバーを見渡して、レガレイラの実績が抜け過ぎていてまともに走れば負けないというのは誰もが思うところですよね。ただ強い勝ち方をしたのがいずれも中山で、輸送で結果が出ていないことや、関西の戸崎に本命を打つことができないという都合もあり、取りこぼす方に厚くかけてしまう。とはいえある程度のポジションを取れるようになってきているし、坂の下から加速して行く形を取れそうなので、エリ女で好走するイメージは湧くということで対抗にしておきたい。
逃げるであろう馬がエリカエクスプレスならスローはないし、後方待機で瞬発力勝負をしたい馬よりはエリ女の正攻法の乗り方ができそうな馬を狙いたいというのもあり、その意味でリンクスティップとシンリョクカに期待したい。リンクスティップは滑り込みの出走とはいえ、クリスチャン確保で勝負度も高いし、エリ女の勝ち方を熟知している鞍上はやはり心強い。距離に不安がなく、大外枠も今回はスムーズに運べそうで内すぎるよりは良い。賞金が欲しい立場でもあるので勝ちに行く競馬を期待しての本命とした。
シンリョクカは今年も新潟記念からの参戦だが、別定となりメンバーレベルが格段に上がった中で0.2差4着なら勝利した去年より評価できる。今年の方がより力を出せる状態にあるとみているので、昨年と同じ乗り方で今年こそなんとか踏ん張るところを見てみたい。人気も落ちているので紐には入れておいて損はないと思う。
パラディレーヌはスタート次第ではポジションを取れるはずなのでその期待もあるが、最内でコーナーをスムーズに回れるかが懸念材料。スタートも出てスムーズなら鞍上が父親譲りのイン突きで見せ場を作ってくれそう。もしスタートがでなければ外を回す形でも期待。秋華賞は展開的にもよく頑張っていたし、秋華賞組は惜しくも負けたような馬が来るイメージがあるので抑えておきたい。まさしく惜しくも負けたエリカエクスプレスは脚質的にここは厳しい。
出遅れたパターンのパラディレーヌのように後方から末脚でどこまでといった馬は多く、オーロラエックス、ココナッツブラウン、ライラック辺りは堅実に走ってくるはずなのでこの辺りは広く抑えておきたい。G1で無双中のルメール様に触れないというのもどうかと思うのでステレンボッシュについてだが、さすがに勘弁して欲しい。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率133% 複勝回収率109% 馬券回収率73%
◎13ココナッツブラウン
○1パラディレーヌ
▲16リンクスティップ
△7レガレイラ
△3シンリョクカ

逃げの武豊がどう出てくるか。
ミドルペース予想ではあるが2番手、3番手の動向次第ではかなりペースが速くなることもありそう。
本命はココナッツブラウンです。まさに本格化してきたということでしょう。重賞で2戦続けて2着と好走しておりここも期待できる。続けて北村友一騎手というのも心強い。
対抗はパラディレーヌです。オークス4着、秋華賞3着と力は上位で末脚が魅力。京都の舞台は戦績的に合っているはずなのでここでも好走に期待できる。
リンクスティップは前走より条件が好転しているので前走のような負け方にはならないはず。状態も良さそうなのであっさり勝ってもおかしくない。
レガレイラは間違いなく能力は上なのだが、スローペースで脚を溜めてこその馬。ここはそこそこ流れそうなので脚がたまらずに不発もあるかなと思いこの評価。
最後にシンリョクカ。紛れてくるならこういう先行して残る馬かなと。
終わりに
以上、推馬によるエリザベス女王杯の最終予想でした。
※買い目の更新は各々のXでポストします。遅くても締切10分前には全員分が更新されますので、ぜひ参考にしてみてください。



