【ローズS2022】道悪を想定!あの人気馬に低評価?/全頭診断

9月18日(日)に中京競馬場で行われるローズSの全頭診断をしていきます!

全頭診断は推馬代表のpeaseさんに担当して頂いております。

先週の紫苑SではA評価2頭が馬券内と好成績!

是非予想の参考にご覧ください!

それでは早速1頭ずつ詳細に診断していきます!

全頭診断

pease
pease

先週の紫苑Sと同じく、秋華賞への最終切符を争うレースです。非常に楽しみですね!

今年のローズSは例年よりもオークス組の参戦が非常に少なく、上り馬ばかりのラインナップとなっています。力関係が分かりづらいので、慎重に予想する必要があります。

また、雨予報となっているのも気になりますね。レース直前まで馬場状況を見る必要がありそうです。

今回の全頭診断は、稍重を前提として評価をしていますが、一応どういった馬場だと評価を上げる必要があるのかも書いておきますので、参考にどうぞ!

S評価:1頭
A評価:2頭
B評価:4頭
C評価:その他

1枠1番 セントカメリア 評価:B

見解

前走の月岡温泉特別は、安定して先行する競馬が出来ており、直線もいい形で迎えることが出来ましたが、最後はワンパンチ足りずラーグルフに差し切られてしまいました。まあ相手が重賞で通用している牡馬だったのでしょうがないと見ていいと思います。促せばしっかりと進んでくれますし、それで折り合いを大きく欠くということもまったくないので、操縦性の高さが光るタイプですね。鞍上の腕が成績に直結してきそうなタイプですね。

操縦性が高く、安定して先行することが出来るので成績に安定感があるのが魅力的な1頭ですね。実力さえ伴っていれば軸向きな一頭です。鞍上が中京の鬼福永騎手というのも、操縦性の高いこの馬にとって非常に心強いと思います。ラーグルフの2着や実力馬ガイアフォースに勝ったりと、得意な条件になれば結構なパフォーマンスを見せてくれる馬だと感じています。

ただ全レースにいますが、最後のもう一息が足りない印象があります。この馬が勝ったのはスピードが必要のない重馬場でした。そういった状況でないと勝ち切れないというのはあると思います。また、実力以上の人気になってしまっていると感じています。頭では買いづらいです。馬場は時計がかかればかかるほどこの馬向きになっていくと思います。恵みの雨に期待です。

1枠2番 ブルトンクール 評価:C

見解

今のところ逃げの競馬ができたときの勝率が100%となっている。距離延長だと逃げやすいので、2000mへ距離延長となる今回のローテは好材料。ただ前走かなり展開利があった競馬で辛勝というあたり、能力的には物足りない印象。

2枠3番 ミナモトフェイス 評価:C

見解

安定して先行することが出来ているのは好材料。ただ、前走は前有利の馬場傾向を味方に付けただけであり、2着のアールフォルスにはかなり迫られている。上り馬ばかりとはいえ、未勝利クラスを何とか勝ち上がったばかりの馬はさすがに厳しい。

2枠4番 パーソナルハイ 評価:B

見解

オークスでは外枠からのスタートとなりましたが、ニシノラブウインクのおかげですんなりと2番手を取ることができ、ニシノラブウインクを行かせてゆったりとしたペースに落とす実質逃げの競馬をすることが出来ました。自分の競馬がしっかりと出来ていたと思います。ただ直線に入った段階でもうガス欠していましたね。鞍上のコメントでもありましたが、原因は明らかに距離でしょう。度外視でいいと思います。

オークスだと距離が長く、桜花賞だとスピードが足りずに先行することが出来なかったので、2000mという条件は丁度いい距離だと思います。フローラSを見ても分かる通り、先行することさえできれば重賞でも馬券内に来ることが出来る能力は持っています。また、血統面で言うと中京開催になってから馬券に入った馬すべてディープインパクトの血が入っています。この馬はディープインパクト産駒なので、血統的に有利かもしれませんね。

ただこの馬は大きな弱点を持っています。それはスタートがうまくないということです。いつも二の足で何とか先行するという競馬をしており、安定して先行することが出来るというタイプではないため、信頼度が低いかなと感じています。今回は特に先行馬が揃っているので、押し込まれて中団や後ろからの競馬になってしまうと中々厳しいでしょう。馬券に来れたとしても勝つことは無いと思っています。調教はそこまで悪いということではなかったですが、太目残りかなという感じがしました。絶好調という感じはしないです。

馬場はどちらでも大丈夫だとは思いますが、末脚強者の馬たちの切れ味が落ちるという意味では時計がかかる馬場の方が良いと感じています。

3枠5番 ラリュエル 評価:A

見解

クイーンCは直線で詰まってしまい、チューリップ賞では馬体が戻ってこなかったことが敗因だと考えています。そこから休み明けで使った1勝クラスでは逃げて押し切る強い勝ち方、前進気勢も高く良い内容。そこから叩き2戦目なので馬体さえ保てていれば。

素質馬が揃った新馬戦で勝ち切っているところから素質は間違いなし。欲を言えば馬体重がプラスで出てきてほしい。人気もせず妙味もあるので狙い目。

3枠6番 サリエラ 評価:B

見解

前走の東京で行われた1勝クラスでは、スタートで出遅れて後方からの競馬になり、道中位置を上げることが出来ずに直線ではかなり厳しい位置にいましたが、ギアが入った途端馬を縫ってすさまじい脚で抜き去りました。あの競馬は能力が無いとできないですね。間違いなく実力は本物でしょう。

このメンバーの中でも持っている末脚は間違いなくトップクラスだと感じています。瞬発力勝負になればこの馬が台頭してくる可能性は非常に高いです。また、調教の走りが今回のメンバーの中で最も良かったです。姉のサラキアのリベンジのために、秋華賞の最終切符を本気で取りに来たなという感じです。

ただマイナス要素が多いのもかなり気になりますね。まず1勝クラスを危なっかしい競馬で勝った馬が結構人気になってしまいそうなのは非常に嫌ですね。ここ2戦が非常に不安定な競馬をしているので、狙うにしてもリスクが高すぎると感じています。馬体面で言えば、馬格がかなり乏しいのが気になりますね。姉のサラキアはローズSの段階では450近くはありました。

馬場はパンパンの良馬場でこそパフォーマンスを発揮するタイプだと思います。なので週末の雨予報はかなり嫌です。

4枠7番 メモリーレゾン 評価:A

見解

前走は後方から一気に追っても全く失速することなく、古馬をねじ伏せたのは評価できる。斤量の恩恵もあったが、能力が高いことは間違いない。

そのような安定した末脚が魅力。2000mなら中団につける可能性があるのでそこからあの末脚を繰り出すことができれば面白い存在かもしれない。

時計はある程度かかったほうが良い気もするが、良馬場でも問題ない。唯一の3勝馬なのにそこまで人気していないのも妙味も感じる。

4枠8番 アートハウス 評価:S

見解

オークスではスムーズに先行することができ、自分の競馬が出来る最高の位置に付けて直線に進出ましたが、思ったりよりも伸びずに7着に敗れています。レース後のコメントで、バランスが悪かったと川田Jがおっしゃっていました。まだ、オークスの時点では成長途上の未熟な体だったということだと思います。また、距離もさすがに長かったですね。敗因は明確なので評価を下げる必要はないと感じています。

2000mという舞台は、忘れな草賞で非常に強い勝ち方をした距離です。前走よりも状況は好転するでしょう。エリカ賞で分かった通り、この馬は淀みのないペースのレースが苦手なのですが、中京2000mという舞台は上り坂の途中からスタートする影響でスローペースになりやすいので問題ないです。折り合いを欠くことも少なく、競馬がうまい馬です。調教の走りを見てもしっかりと良い状態を作れてきていると感じるので、あまり崩れるような感じはしないですね。

1つ気になるのは左回りがどうなのかという点です。基本的にスクリーンヒーロー産駒は右回りの方が成績が良く、この馬も左回りはあまり得意ではない可能性があります。 馬場に関してですが、パワー型の血統なので時計が多少かかる方が良いのかなと感じています。ただ良馬場でパフォーマンスを下げるというタイプではないので、どの馬場でも問題ないと捉えています。

5枠9番 エグランタイン 評価:C

見解

前に付ける競馬をするようになってから格段に安定感が増した馬。道中行かせたとしても折り合いを崩すことがないので、暴走することなく安定して先行することが出来ている。

ここ3戦は強い競馬が出来ており、重賞でも好走できるレベルの馬だと感じている。ラリュエルに負けているが、あれはスタート出負けして後ろからになり、何とか捲って3番手までにはつけるもラリュエルを楽に行かせてしまっていただけ。能力自体は高いと感じる。

5枠10番 マイシンフォニー 評価:C

見解

前走の1勝クラスでは、スタートがいまいちで後方からの競馬になりましたが、4角にあたって捲っていき、直線に入る頃には5番手まで上げる競馬ができました。最後までしっかりと脚を使ってはいるんですが、ヒヅルジョウが完全に放置されていたので、追いつけずの2着となっています。これはしょうがないとしか言いようがない競馬でした。

この馬は長く良い脚を使えるタイプで、パンパンの良馬場の瞬発力勝負になると力を発揮できる典型的なディープインパクト産駒という感じですね。ローズSはスローからの瞬発勝負になりやすいレースなので、条件的には向くでしょう。

弱点は折り合いですね。あまり道中で位置を上げるような競馬をしてしまうとかかってしまうので、基本的に後方からの捲り競馬となってしまい、展開によってかなり左右されてしまうところがあります。2000mという舞台も折り合い的に少し長いかなと感じています。ベストはマイルでしょうね。

フローラSやフィリーズRで4着に来てはいますが、フローラSはエリカヴィータ、フィリーズRはナムラクレア以外はメンバーレベルが低かったですし、フローラSは完璧な競馬が出来たにもかかわらず3着馬から離されての4着でした。重賞級の実力が無いという見方を今のところはしています。

馬場は上記の通り、パンパンの良馬場で上り勝負になるとパフォーマンスを上げてくると思います。なので雨予報なのはマイナスです。

6枠11番 ヴァンルーラー 評価:C

見解

先行することが出来れば、人気以上の着順には持ってこれるタイプだと感じている。マイルでも先行できている実績がある馬なので、このメンバーの中では先行力は上位か。

穴として一考してもいいかとは思ったが、追い切りがいまいち。右回り、特に中山競馬場が合いそうなタイプで、左回りは割引か。

6枠12番 ヒヅルジョウ 評価:C

見解

気分よく逃げさせる、もしくは先行させる競馬さえできれば力を発揮するタイプで、人気薄でこそ面白いと感じる。

持っているスピード的に2000m以上のレースの方が良さそうなので、この舞台は大丈夫。あとは時計のかかる馬場状態になればさらに前進してくる可能性あり。実績的にそこまで人気しそうにないので、穴としての魅力度は高いと感じる。

7枠13番 ベリーヴィーナス 評価:C

見解

一度叩いたことで前走よりはパフォーマンスを上げてきそう。本来はスタートが上手なタイプなので、先行することが出来れば頑張れそう。ただ未勝利戦を勝った時のレースを見てもかなり展開に恵まれただけであり、持っている実力はこのメンバー相手だと足りない印象。

7枠14番 ルージュリナージュ 評価:B

見解

前走の1勝クラスでは、中団前目から競馬を進めていました。道中折り合いが怪しいところはありましたが、福永Jがうまく抑えていたと思います。まあ多少抑えれば折り合いはつくタイプと見ていいと感じています。最後前にいる馬と併せてからの伸びがひと息で、何とか勝ったという印象です。

併せてから手を抜いてしまうせいで相手なりの競馬しかできないんですよね。逆にとらえれば相手強化だとしても良いところまでは来てくれるという安心感はあると感じています。事実4着より下の着順にはなったことがない安定感を見せています。また、前走は休み明けということもあって尚更気持ちが入ってこなかった部分もあったと思います。今回1度叩いたことで前進気勢が高まっている可能性もあると感じます。

ただやはり併せてから手を抜いているようでは勝つのは厳しいですよね。メンバーレベルも前走より格段に高くなるので取りこぼしての4着という可能性もそこそこあるかなと感じています。買うなら紐ですね。また、調教があまり良くなさそうなのも気になりました。あまり速い時計ではなかったのにかなり頑張って出しているような気配だったのが気がかりです。

馬場は時計がかかった方が良いと思うので、稍主になりそうなのは歓迎だと思います。不良くらいになるとどうかは分かりませんが、基本的には馬場が渋れば渋るほど評価を上げるべきかなと思います。

終わりに

以上、ローズSの全頭診断でした!是非予想の参考にしてください!

https://twitter.com/pease2908

本日20時に最終予想を公開!!

現在3名の合計払い戻し額は673,870円!是非予想の参考にご覧ください

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