【秋華賞2025】ピンク帽のカムニャックをどう評価する/最終予想

秋華賞25アイキャッチ 予想

10月19日(日)に京都競馬場で行われますG1・秋華賞の最終予想を公開します。

推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。

※買い目は決まり次第記事内に更新されます。

pease

本命単勝回収率68% 複勝回収率95% 馬券回収率53%

2/22〜10/18現在までに公開した予想と買い目の成績です!

◎⑰カムニャック
○①ダノンフェアレディ
▲⑪エンブロイダリー
△③ジョスラン
△⑭テレサ

pease
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結局はオークス、ローズS、紫苑S組で決まるはず…。

18日(土)の京都芝ですが、内外フラットという感じで、タフなペースになれば外差し、スローなら内前が残る印象を受けました。
時計は先週に引き続き早く、雨も土曜夜に少し降るくらいなので良馬場での開催になるでしょう。時計勝負にも対応できる馬を狙っていく必要がありますね。

ペース的には、ケリフレッドアスクがそこそこなペースを踏んで来ると読んでいます。ミドルよりのスローかミドルペースくらいなイメージでしょうか。
ただレーゼドラマやエリカエクスプレスなど、そこそこタフなペースにして持続力を活かす競馬をしたい先行馬もいます。そうなると例年の秋華賞のイメージになりそうですね。
イメージとしては、2018年の秋華賞のようなレース質を考えています。33秒台の末脚が求められつつも強い先行馬なら前でも残れるというイメージです。

本命はカムニャックにしました。
前走のローズSは、4角で大きくブレーキを踏む不利があったにもかかわらず、直線だけの脚で差し切りました。さすがG1馬という走りでしたね。
今回も外枠を引いてきました。内で包まれる競馬はしたくないと思うので、外で悠々と競馬が出来そうなのはプラスですね。軸にしやすいところに来てくれたなと思っています。ただ反対に、内の馬にすくわれる可能性が出てくる枠でもあるため、頭では買いづらい印象を持っています。あくまでも馬券軸としての本命です。

対抗はダノンフェアレディです。
前走の紫苑Sは、前有利の馬場傾向でしっかりと先行できましたが、直線で進路狭くなってしまい、加速途中でブレーキを踏んでしまったことで3着でした。ケリフレッドアスクは絶好の逃げ体勢でしたし、ジョスランは位置取りこそこの馬より悪かったものの、直線はスムーズに追えていますからね。この馬も強い競馬をしていたと思います。
ここ2戦で大きく成長してきており、馬柱以上の実力を感じさせる馬です。今回は内5,6番手くらいで脚を溜める競馬をしてほしいですね。また、良馬場でこその馬だと思います。当日雨が降ったら評価を下げるでしょう。

3番手はエンブロイダリーです。
前走のオークスは、道中ずっと力みっぱなしでしたし、さすがに2400mは長かったです。また、良馬場とはいえ馬場は雨の影響が残っていたと思います。パンパンの良馬場で遣りたかったですね。
たしかに2000mは未知数ではありますが、未勝利戦で1800を大勝しているように、この馬はギリギリもつんじゃないかなと思っています。あとはルメール騎手の運び方次第でしょう。
ある程度の脚が求められる馬場はこの馬にとって非常にプラスです。中団後ろくらいで運んで脚を溜めることが出来れば、直線で突っ込んで来ると思っています。

4番手はジョスランです。
前走の紫苑Sは、圧倒的前有利の馬場傾向、展開において控える競馬で結果を残すことが出来ました。非常に良い内容でしたね。勝馬よりも評価できるでしょう。
内枠すぎる感じはしますね。うまいこと外に出してほしいのですが。この馬の武器は切れ味にあります。そこを惜しみなく活かせるような位置取りを岩田騎手には期待しています。最近京都では乗れてますからね。

5番手はテレサです。
前走のローズSは、先行馬に不利な展開ながら前で脚を溜めて2着と強い競馬だったと思います。逃げなくてもしっかりと結果を出せることを証明できましたね。幅が広がった感じはします。
前走のような位置取りで競馬をすれば、タフなペースでもそれなりに頑張ってくれると思っています。切れ味もそれなりに持っている馬ですからね。前走は人気薄で好走しましたが、たまたまではなくしっかりと実力での好走です。今回のメンバー相手でも十分やれると思いますが、買うなら3着かなというイメージです。

本当は外枠に入ったパラディレーヌを狙いたかったのですが、調整がうまくいっていないようなので切りました。絶好枠に入ったなという感じだったんですけどね。非常に残念です。

買い目

Lakka.

本命単勝回収率88% 複勝回収率86% 馬券回収率156

◎11エンブロイダリー
○8テレサ
▲17カムニャック
△1ダノンフェアレディ

△18パラディレーヌ

Lakka.
Lakka.

買い時を間違えたとしても、来るまで買い続ければ帳消しになる(?)

本来ならカムニャックと人気を分け合うことになったであろうアルマヴェローチェが回避してしまい、春二冠で人気を背負ったリンクスティップも出走かなわず。さらに2つのトライアルのうち紫苑Sが波乱決着で、これと言った上がり馬もいない。そのため三冠目としては少々寂しく写るメンバー構成。であれば春の実績馬は順当に評価したい。

◎エンブロイダリーにはオークスでも本命を打ったのだが、さすがに2400mは気性的にもたなかったらしいので、2ハロンの距離短縮は歓迎。あとは夏休みの過ごし方だが、確認できる限りでは大きな頓挫もなく非常に順調に来られており、馬体重が示すように大きな成長を感じられる。本来は直線の長い舞台でこそだとは思うが、ルメールのコメントから操縦性が向上しているようなので、京都の内回りでも期待したい。

ここで展開の話をしたいのが、秋華賞といえば道中が流れやすく、後方で運んだ差し馬の台頭が目立つので、先行馬の揃った今年もそういった馬を狙うのがセオリーで、セナスタイルの人気も頷ける。ただ先行馬が揃ったと言え、前走で逃げたのはケリフレッドアスク1頭。しかもドスローときた。逃げたことのあるテレサやエリカエクスプレスは前走でせっかく控える競馬を覚えたところに、わざわざ逃げに出るとは思えない。ケリフレッドアスクが逃げるなら前につける馬に展開が向くと見ている。

そういうわけで本命馬に加え、テレサとダノンフェアレディには展開の利があるはず。テレサはローズSで強い競馬。ダノンフェアレディは元々クラシック候補だったわけで、体質も充実してきたようなので間に合ったと言える。脚質的にはレーゼドラマも気になるが、前走で前進気勢が失われて、この中間もその部分に懸念があると思われる調整が続いているのはマイナス材料。

他に印を回した馬だが、まずカムニャックは外せない。しかしさすがにこの枠は歓迎できないし、右回りの不安がなくなったといえ内回りという舞台もベストではないはず。地力では抜けていても付け入る隙はある。パラディレーヌは京都芝2000mというトリッキーなコースに鞍上がネックすぎるというのが1番の懸念だが、大外になったことで包まれる不安がなくなったので評価を上げた。春の実績という点でもオークス4着は立派だし、前走はレースをしていないので度外視できるとすれば十分狙いは立つ。

印は回らなかったが、ビップデイジーやジョスランには気になる部分もあるので、広く買うならこの辺りも含めて馬券を組み立てたい。

買い目

ちょい穴党のリョー馬

本命単勝回収率143% 複勝回収率124% 馬券回収率87%

◎13セナスタイル
○17カムニャック
▲3ジョスラン
△1ダノンフェアレディ
4レーゼドラマ

リョー馬
リョー馬

ちょっと人気しすぎなんだよ。こんなに人気なのは聞いてない。

本命はセナスタイル。ここまで人気するのは聞いていないが、前走ローズSでは進路がない直線を捌きながらも脚を伸ばして3着。最後までいい勢いで走っていたのでここでも期待したい。まだ3走しか走っていないためキャリアは浅いが能力値は確かと見る。距離も前走より伸びるのは良く、馬群を捌くだけの器用さがあるので内回りも問題ないでしょう。後はスタートだけ。

対抗はカムニャック。現時点での能力値はやや抜けているという印象。馬券をはずしたレースはどちらも1600m戦と敗因が明確。外枠になったことで包まれる心配もないだろう。

3番手はジョスラン。直線向いた時点で上手く抜け出すことができていたら面白い馬。好位でレースできると思うので大崩れはないと思う。

ダノンフェアレディもジョスランと同じ理由で評価している。内でためて上手く抜け出しができたら勝負できる。

最後にレーゼドラマですがここ2戦は力を出しきれておらず、この馬本来の力が出せれば馬券内でも不思議はないと思います。舞台の京都内回りも合っていると思うので、1発のドラマに期待してこの評価です。

買い目

終わりに

以上、推馬による秋華賞の最終予想でした。

※買い目の更新は各々のXでポストします。遅くても締切10分前には全員分が更新されますので、ぜひ参考にしてみてください。

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