【宝塚記念2022】全頭診断

6月26日に阪神競馬場で行われる宝塚記念の全頭診断をしていきます!

全頭診断は推馬代表のpeaseさんに担当して頂いております。

安田記念では8番人気3着のサリオスA評価!

是非今週も予想の参考にご覧ください!

それでは早速1頭ずつ詳細に診断していきます!

全頭診断

pease

とうとう今春最後のG1ですね。宝塚記念にしては珍しく好メンバーが揃っており、非常に面白いレースになりそうです。
春最後のG1を良い形で締めくくれるよう、しっかりと診断していきます。
先週の馬場傾向を見ると内前有利の高速馬場という印象を受けました。恐らく今年の宝塚記念はそういった馬場での開催になると考えています。
また、パンサラッサやタイトルホルダー、ディープボンドなど速い上り勝負では太刀打ちできないタイプの馬が多いため、消耗戦になると予想しています。
ちなみに前も言ったかもしれませんが、勝つ可能性が高い馬を高い評価にしているため、馬券内に来る可能性が高いと感じている馬でも勝つ可能性が低いとそれなりの評価になっていることをお忘れなく。
そのような考えを前提とした全頭診断となります。ぜひ参考までに!

S評価:1頭
A評価:2頭
B評価:4頭
C評価:その他

1枠1番 オーソリティ 評価:B

見解

この馬の買い時は左回り高速決着の中距離だと思っています。右回りの今回は正直買い時とは思えませんね。調教でもJCの時よりも頭が高く状態がまだ整っていない走りをしていました。ただこの枠は怖いですね。安定して前に付けることが出来るタイプなので今のトラックバイアスの恩恵は確実に受けることが出来ると思います。

1枠2番 アフリカンゴールド 評価:C

見解

この馬は単騎スローで逃げることが出来そうなときが買い時だと考えています。今回はパンサラッサにタイトルホルダーと強い逃げ候補が揃っており、この馬に向く流れにはまずならないでしょうね。実力的にもG3までという感じがしますし、このメンバー相手には荷が重いと感じます。好枠に入りましたが軽視でいいでしょう。

2枠3番 メロディーレーン 評価:C

見解

まあさすがにG1では通用しないでしょうね。馬場が渋れば前進はありますが、渋ったとしてもこのメンバー相手に掲示板内まで迫ることができる力は持っていません。ここは軽視でいいでしょう。

2枠4番 エフフォーリア 評価:S

見解

早熟説など散々言われていますが、この馬の持っている能力は桁違いなのは変わりありません。このメンバーの中でも最上位の存在だと感じています。前走は初輸送や太目残りの影響で状態がかなり悪く、それに前有利の馬場で後方に控える競馬になったことが重なって惨敗してしまいました。ただ前走内容は度外視で良く、それで人気が下がるようであればここは買い時だと思います。今の時計が出る阪神競馬場ならこの馬の実力が発揮できると思いますし、調教内容も当週でガラッと変わった印象で、状態も整ってきていると思います。好枠にも入りましたし以前の先行できると思いますので、強いこの馬を見ることが出来るのではないでしょうか。

3枠5番 アイアンバローズ 評価:C

見解

前走は位置取りが悪く、この馬の競馬が出来ていませんでした。内で他馬に揉まれてしまうと折り合いが難しくなってしまうところがある馬で、うまく外に出せれば力は出し切れると思います。ただこの距離は鋭い末脚が無いこの馬にとっては短い可能性が高いと感じています。やはり適距離は3000以上でしょう。揉まれるのが苦手なこの馬にとってこの枠は厳しいですし、今回は軽視しています。

3枠6番 タイトルホルダー 評価:A

見解

この馬が結果を出しているときはいつも他馬に絡まれずに逃げることが出来た時です。前走もアイアンバローズが思ったより競りかけてこなかったことで単騎楽逃げの状態になり、圧勝となりました。前走の内容で評価しすぎるのは禁物かなと感じています。今回はパンサラッサやアフリカンゴールドなどがおり思い通りにはいかない筈です。そうなったときに鞍上の経験の浅さが出てしまう可能性はありますね。馬に関しては調教を見ていて控えても大丈夫そうなところは見せていたので、逃げなくても走れると思っています。内前有利の今の馬場傾向もこの枠も非常に好材料です。エフフォーリアやデアリングタクトの人気が上がってこの馬が少しでも下がるようならかなり面白い存在だと思います。前走の状態をキープできていると感じますし、力を発揮することはできるでしょう。

4枠7番 デアリングタクト 評価:B

見解

前走は長期休養明けにもかかわらずまずまずの競馬が出来ていました。あれだけ走れていれば上々という評価でいいと思います。むしろ全盛期だったとしてもあれだけの高速馬場となると勝ててなかったかもしれないと感じています。マイルも短かったです。今回中距離右回りに変わるのでしっかりと実力は発揮できると思います。1つ気掛かりなのが調教で折り合いが怪しいところが出てしまっていることですね。前走マイルを使った影響が出ているのかもしれません。また、今の前残りの馬場は後ろから突っ込んでくるタイプのこの馬にとってはかなり厳しいですね。時計の出る馬場というのもこの馬には向いていません。

4枠8番 ステイフーリッシュ 評価:C

見解

ドバイで結果を出すことが出来ましたがルメール騎手が乗っていたことが大きく、ルメール騎手が乗らないとなると厳しいと感じています。買い時はG2、G3の複勝軸というところでしょうか。調教もいつもはしっかり走ってくれるタイプなのですが今回はイマイチな出来でした。善戦はするかもしれませんが馬券に来ることはできないと感じています。

5枠9番 マイネルファンロン 評価:C

見解

この馬の買い時は前が総崩れになるような展開の時です。基本後方からの追い込み競馬しかできないので展開次第のタイプなんですよね。前が総崩れになるような展開を想定されている方は紐として買っても面白いかなと感じています。

5枠10番 ヒシイグアス 評価:B

見解

折り合いが完璧につく馬で、中団から安定してそこそこの上りを使うことが出来る馬で、崩れにくいところが魅力的な馬ですね。前走は外々を回って非常にロスの多い競馬となったことが敗因だと感じています。あの競馬で5着まで来たのは紛れもなくこの馬の力でしょう。今回の舞台は多少距離が長いかなと感じており、ペースも速くなりそうなのでスタミナ的に厳しい可能性はありますね。内でしっかりと脚を溜めることが出来ればと感じます。また1度叩いた影響か調教の内容も良く、状態は前走よりも良く感じました。2,3着で期待しています。

6枠11番 パンサラッサ 評価:A

見解

大逃げというスタイルにシフトしてからは完全に覚醒しましたね。ドバイターフさえ勝ってしまう馬になるとは思っていませんでした。今回も大逃げしかないでしょうね。あとは後続がこの馬をどのように処理するのかにかかっています。この馬についていくと共倒れになる可能性が高いし放置しておくと直線入った時には時すでに遅しという状態になる可能性があります。ピンかパーというタイプだと思うのでむしろ単勝だけ買う方が妙味的にあるのではないかと感じています。ただ調教を見た感じ非常に出来が良く、状態が万全なのが見て取れました。しっかりと力を出し切ることが出来れば直線が短いコースというのも相まって勝てる可能性は十分あると感じています。1つ気になるのはやはり距離ですね。少し長い印象があります。

6枠12番 ウインマリリン 評価:C

見解

前走は単純に状態が上向いていなかったことが影響していたと感じています。今回は調教を見た感じ前走よりも明らかに良くなっており、パフォーマンスは上げてくると思います。去年の天皇賞春でも5着に来ており、スタミナ勝負でも対応できる力は持っていますし前で競馬できるのも今の馬場に合っています。ただこの枠は厳しいですね。この馬は内枠の時に力を発揮できるタイプなので外すぎるかなと感じます。

7枠13番 アリーヴォ 評価:C

見解

この馬は上りがかかる馬場になった時に末脚を発揮できるタイプだと考えています。前走の大阪杯もジャックドールの影響で速い展開となり、上りがかかる展開となったことで好走しています。この馬の戦績を見ると35秒以上で上り1位となっているレースが多く、そのような馬場になると今回も面白いかもしれませんね。雨が降って重に近づくほど評価を上げる必要があると考えています。

7枠14番 キングオブコージ 評価:C

見解

基本的に最後方からの追い込み競馬しかできない馬なので、前が総崩れになるような展開にならないと厳しいと思います。展開次第なタイプなので信頼度は薄いでしょう。もし前崩れになると想定されている方は買った方が良いかと思います。ただ先週の馬場を考えるとこの馬の位置から届かせるのは難しいと感じています。

7枠15番 ディープボンド 評価:B

見解

この馬は本当に安定感が高い馬で馬券内軸としては非常に信頼できるタイプです。ここも2,3着に来る可能性は非常に高いと思います。ただ勝つイメージはあまり湧かないタイプではあるので単勝は危ないかもしれませんね。あくまで紐までという印象です。速い上りが使えるタイプではないのでスムーズに追い出しが開始できるよう外に出してほしいですね。

8枠16番 グロリアムンディ 評価:C

見解

ダートで大活躍している馬ですが、2歳、3歳時は京都2歳Sでワンダフルタウンに0.4差まで迫っている馬なので、芝でもある程度は走ることのできる馬だと思います。たださすがにG1は荷が重いですね。相手も強いですしここは軽視です。

8枠17番 ギベオン 評価:C

見解

この馬はさすがにG1レベルでは買えないですね。右回りもあまり得意な方ではないでしょう。この馬の買い時はG3の中京2000です。今年の買い時は中日新聞杯でしょうかね。

8枠18番 ポタジェ 評価:C

見解

前走はいつもより前に付ける競馬が出来たことでの勝利だったと思います。今回も前走から継続騎乗の吉田隼人騎手なのでそのような競馬をしてくるでしょう。ただこの馬は2000がベストなのではないかなと感じています。この距離は少し長いですね。ただ元々善戦マン的な馬なのでここも紐としてなら買う価値はあるかなと感じています。ただ買い時は完全に前走だったと思いますね。

終わりに

以上、宝塚記念の全頭診断でした!是非予想の参考にしてください!

https://twitter.com/pease2908

本日20時に最終予想を公開!!

桜花賞ではLakka.が◎スターズオンアース→○ウォーターナビレラで124,800円の払い戻しを獲得!

皐月賞ではpeaseが◎ジオグリフ→○イクイノックス→▲ドウデュースで、公開しました買い目も全て的中!

オークスではLakka.が◎スターズオンアース→○スタニングローズで289,000円の払い戻しを獲得!

日本ダービーではLakka.は◎ドウデュースリョー馬は○イクイノックスで馬券を的中!127,770円の払い戻しを獲得!

現在3名の合計払い戻し額は648,270円となっています!

今年の春GⅠは絶好調

今週も期待の最終予想にご注目ください!