【安田記念2025】みんな、ガイアフォース抜けで必要以上に落ち込まないこと/回顧

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6月8日(日)に東京競馬場で行われたG1・安田記念について振り返ります。

pease

投資15300円 回収9470円 回収率62%
本命単勝回収81% 本命複勝回収率94%

2/22〜6/8現在までに公開した予想と買い目の成績です!

安田記念の回顧

10ジャンタルマンタル1着(2番人気)
1シックスペンス:12着(3番人気)
18ブレイディヴェーグ:4着(4番人気)
17ジュンブロッサム:11着(6番人気)
13ソウルラッシュ
3(1番人気)

【買い目】
ワイド
10-17,18
3連複
10-1,17,18

pease
pease

ジャンタルマンタルは歴史に名を残すマイラーになる。

回顧

展開としては最初の600mが35秒とかなり遅い。ペースとしてはミドルだったがある程度の位置にはいないと厳しい流れに。ペースは正直予想通りにはなったが、見当から外れたのは馬場。良馬場で1分32秒を切ると思っていたが、土日通して案外時計がかかっており結果的に1:32.7と良馬場の安田記念としては遅めのタイムに。それが影響してパワー型の馬でも上位に来れた。

ジャンタルマンタル
スタートを決めてスムーズに前に行けたが、前に壁を置けなかったことや途中でロングランが進出してきたことによってエキサイトしてしまった。ただ川田騎手がなんとか抑えて、直線は完璧なタイミングで追い出しそのまま粘り勝ち。川田騎手のコメントによるとやはり4角の手応えがそこまで良くなかったとのことで、それでこの勝ちっぷりであることを考えると現役マイラーの中では頭一つ抜けている。秋はどういったローテーションにするか分からないが、もしマイルCSに出てきた場合、普通に走ればまず勝てると思う。それほどの馬。

ガイアフォース
東京芝マイル適性がめちゃくちゃ高いとはいえ、初ブリンカーや鞍上、香港で大幅に馬体を減らしたあとすぐのレース、これらの要素を考えるとさすがに買えなかった。今年はもう東京マイルG1は無いが、東京の高速馬場適性も高いので秋は天皇賞秋に出てほしいところ。一昨年の天皇賞秋では勝馬のイクイノックスとは差があるものの2着以降にはそこまで差のない競馬が出来ている。

ソウルラッシュ
この馬が3着に来れた理由は時計がかかったから。本当は印をつけない予定でいたが土曜日にある程度時計がかかっているのを見て急遽印を入れた。ただ東京に適性が無いのは変わりなく、むしろ時計がかかったとはいえ良馬場で3着に来る辺り本当に今がピークなんだろうなという感じ。秋はBCマイルを予定しているようで、恐らくここが引退かなという感じ。ぜひ頑張ってほしい。

ブレイディヴェーグ
スタートが決まってかなり前に付ける競馬となったが、それをやってしまうと大外枠が響いてしまう。理想としてはソウルラッシュくらいの位置でできるだけ内にいき、そこで脚を溜めて直線で開放する競馬を見せてほしかった。秋以降狙えるとしたらやはりエリザベス女王杯か。連覇を十分狙えると思う。

ウインマーベル
状態があまり整っていない中で、ある程度先行有利な流れを作れたとはいえよく掲示板を確保できたなという感じ。ただベストはやはり右回り。マイルCSでは今年も十分狙える。内枠が引けたら。

シャンパンカラー
大出遅れで終了。ただ直線はこの馬らしからぬ脚を使っており、やはり状態は完全に復調している。マイルCSも馬場が渋れば面白いが、基本的にはG2,3で狙いたい馬。

エコロヴァルツ
道中不利を受けて位置を下げてしまったのが痛かった。ただ前にいたところで馬券には来れなかったと思う。やはりベストは右回りの1800~2000m。

サクラトゥジュール
いくらレーン騎手とはいえこの馬の気性を制御するのは無理。また外枠だった時点でかなり厳しかったと思う。この馬を御せるのはキング騎手のみ。

ウォーターリヒト
G1では力不足だったか。この馬の競馬は出来ていたがまったく弾けず。引き続きG2,3の左回りで。

マッドクール
直線の途中までおっとこれはと思ったが、ゴール前で失速。さすがにマイルは長い。

ジュンブロッサム
後方過ぎたとはいえあまりに弾けなさすぎ。力のいる馬場になってしまったのが痛かったか、それとも怪我か。

シックスペンス
荒れた内を走っていたとはいえちょっと負けすぎ。しっかりと前目につけて自分の競馬が出来ていただけに不可解。いくら東京重賞で好走実績のあるキズナ産駒とはいえ、東京マイルG1は厳しいのか。ただ来年またルメール騎手が乗ってきたときは狙ってみたい。あまりにも負けすぎなので来年はもしかしたら何かのきっかけで来ることがあるかも?

Lakka.

投資54600円 回収73000円 回収率134
本命単勝回収率0% 本命複勝回収率68%

安田記念の回顧

1シックスペンス:12(3番人気)
10ジャンタルマンタル1着(2番人気)

17ジュンブロッサム:11着(6番人気)
13ソウルラッシュ3着(1番人気)
16トロヴァトーレ:17着(8番人気)

【買い目】
単勝
1
馬連・ワイド
1-10
三連複
1-10-13,16

Lakka.
Lakka.

ジャンタルマンタル単勝4.3倍…ツラい。

回顧

うーん、近年の安田記念はスローが多い気がしますね。マッドクールが逃げてウインマーベルが番手ですんなり決まるのは想定内だったのだが、スプリンター同士だし、ヨーイドンにはしたくないから前半からそれなりに流れると踏んでいたのだが…超がつくスロー。とはいえ上がりは34秒前後でゴール前でほとんどの馬が止まる持久力戦。

不思議な流れになったとは思うものの、上位に来た馬はその展開が向いた印象も強い。2着のガイアフォースは勝負所でスムーズに行かなかった分勝ち馬には差があるが、展開はドンピシャ。ソウルラッシュが最後止まった分のクビ差でこれをノーマークにしたのは仕方ないと割り切りたい。G1の初ブリンカーで海外帰り、鞍上も今日はメインの1鞍だけと買う要素がない。

ブレイディヴェーグも同じく向いており、そのままマイルらしい瞬発力が求められていたらもっと着順を落としているはずで、スタートが良くポジションを取れた分もっと走れて欲しいがやっぱりマイルが合っていない。ウインマーベルも同じくで、今日のデキで4着なので、万全なら勝ち馬にも迫れたはず。そんな中でソウルラッシュは頑張った。舞台もあっていない中なのでやはり今が全盛期なんだと思う。

ただ走れた要因はもう一つあり、今日の東京はポストした通りのやや力のいる馬場だった。ソウルラッシュだけではなく先に挙げたガイアフォースもそうで、1頭だけ最後方から上がり最速で突っ込んできたのがシャンパンカラーなのでタフだったのは間違いない。同じポストで取り上げたマッドクールの止まり方は距離でしょう。

▲のジュンブロッサムは展開も向いていないし綺麗な馬場が向くと思っていたので馬券からは外したが、買い目にもいれて位置取りも理想的だったトロヴァトーレは負けすぎている。返し馬が引っかかっていそうなので消耗したのか、レイデオロに東京マイルが合わなすぎたのか。どちらにせよ最近巷で話題のモレイラからの乗り替わりはマイナスというのはもうちょっと重く考えようかと思った。

さて、本命のシックスペンス。展開とポジションを考えれば負けすぎ。これまでのレースを見て「G1では足りない」「馬が弱い」といったことは考えられないので、敗因を求めるなら鞍上も言っているように今日の馬場と通った場所ということになるが…にしても負けすぎなので納得はいかないというのが正直なところ。極端な1800m巧者で少しでも距離が変わると本来のパフォーマンスを出せないタイプという風に現状は結論つけるしかないか。

はぁ…勝ち馬には触れたくない。「対抗のジャンタルマンタルは国内でナンバーワンのマイラーと言っていい力の持ち主だと思っている」予想で書いた通りだったのはお分かりいただけただろう。力を出せる状態だったのだろうが中身は万全ではないはずで、レースも序盤のスローで引っかかり、外からロングランにかすめられながら交わされてしまい、直線でガス欠してもおかしくない最悪の展開だったと思うが突き抜けてしまうとは。もちろん前の馬に向いたというのはあるにしろ強すぎた。

なぜこの馬の単勝を買えていないのか…このツラさからは立ち直れそうにない。来週の宝塚記念のことなどしばらく考えられないが、上半期のラストG1予想、なんとかいい予想をしたいと思います。

ちょい穴党のリョー馬

投資55000円 回収64360円 回収率117
本命単勝回収率65% 本命複勝回収率
113%

安田記念の回顧

13ソウルラッシュ3着(1番人気)
10ジャンタルマンタル1着(2番人気)
8エコロヴァルツ:7着(7番人気)
14ウォーターリヒト:9着(5番人気)
17ジュンブロッサム:11着(6番人気)

【買い目】
三連単
10,13→1,5,8,12,14,16,17,18→10,13
10,13→10,13→1,5,8,12,14,16,17,18

リョー馬
リョー馬

印ではないものの馬券候補には上がっていたので悔しいは悔しい。

回顧

本命のソウルラッシュは3着。東京マイルではやはり3着までか。また展開も今回は味方しなかったが、時計がかかる馬場になったおかげでの3着か。それでもやはり力は今が1番良さそう。これまでのソウルラッシュだったら3着にもなっていないと思うので、引退する最後まで力強い走りに期待したい。

ジャンタルマンタルはやはりマイラーとしての力は一級品。これからのマイル戦線を引っ張っていくのは間違いなくこの馬。レース的にはまだまだ発展する余地があるし、久々のレースにも関わらず勝きる強さがこの馬にはあります。

エコロヴァルツに関しては正直勿体無いレースになったなと。スタートきっちり決まったのである程度前につけて欲しかったが、馬が進まなかったのかやはりマイルだとこれくらいの位置しか取れないのか。3コーナーの手前で不利を受けたこともあり結果は7着でしたが、戦える力はあると思います。ただG1となると戦えるレースは限られてくると思います。大阪杯はベストな舞台だと言えます。

ウォーターリヒトもジュンブロッサムも馬場と展開に泣いた形ですね。そこまで大負けしているわけでもないので、G2,G3だったら今後も狙っていける馬です。

ジャンタルマンタルとソウルラッシュを軸に馬券を構成し、1,3着に固定しての馬券を買っていたがまさかの紐抜け。今年は紐をしっかり拾えてきていたのでここでの抜けはかなり悔しい。1番人気2番人気が絡んでいるにも関わらず3連単6万5千円ごえの払戻。こういう場面でしっかり当てることができれば年間収支もさらに向上できるはずなので馬券の選択には今後も課題がありますね。

来週はしっかり当ててひとまず春G1をいい形で締めくくるとともに回収率もさらに向上させて行きたい。

終わりに

3人とも1、3着馬に厚く印を回すことができましたが、2着馬はノーマークで的中とはなりませんでした。

来週が春G1ラストの宝塚記念、全員的中で締めくくりたいところです。

安田記念の記事を読んでいただきありがとうございました。

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