12月10日(日)に阪神競馬場で行われますG1・阪神ジュベナイルフィリーズの最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
軍資金は1000円で統一、買い目は自由。さらに、高額配当を狙う三連単1点1000円勝負にもご注目ください。
※三連単1点1000円勝負は収支に含まず、各々の予想との関連はありません。
pease
本命単勝回収率43% 複勝回収率70% 馬券回収率14%
2/18〜12/3までに公開した予想と買い目の成績です
◎14サフィラ
○7アスコリピチェーノ
▲10コラソンビート
△6ステレンボッシュ
△9テリオスルル
ボンドガール、チェルヴェニアのいない大混戦模様。
全頭にチャンスがありそうですね。
本命のサフィラは、アルテミスSでチェルヴェニアにはちぎられているものの、チェルヴェニアとボンドガールがいない今回であれば十分通用するはず。阪神外回り実績もあるし、輸送がないのもかなり大きい。また、今の阪神は内が伸びるが揉まれないという意味では外枠でもメリットはある。
対抗のアスコリピチェーノは、前走に新潟2歳Sから間隔が空いているものの、ノーザン生産馬なのでそこに関しては問題ない。瞬発力はこの中でもかなりのものを持っているので、スムーズに追えれば間違いなく勝ち負け。ただやはり位置取りが悪くなるのがネックなので、本命にはしづらい。
3番手コラソンビートは、新馬戦でチェルヴェニア、ボンドガールには負けたもののそれでも3着。4着には土曜の黒松賞を勝ったマスクオールウィンと、相手のレベルが高いながらしっかりと結果を残した。競馬が上手なタイプなので、崩れにくそうなのが魅力的。ただ決め手で負ける馬が他にいるため、3番手まで。
紐として、近年勝ち馬の活躍がよく見られる赤松賞勝ち馬のステレンボッシュと、前走前々走と自分の競馬ができていないが、素質の高さは感じるテリオスルル。
Lakka.
本命単勝回収率30% 複勝回収率68% 馬券回収率66%
◎6ステレンボッシュ
○14サフィラ
▲2クイックバイオ
△3キャットファイト
△10コラソンビート
2歳女王決定戦ではなく、チェルヴィニア、ボンドガールへの挑戦者決定戦である。と思ってます。
今年の阪神JFの予想をする上で忘れてはいけないのは、実質1.2番人気が回避しているということ。チェルヴィニアとボンドガールである。本来であればこの2頭で2強が形成され、相手探し…というレースだったはずが、どちらもいなくなってしまったわけなので、非常に難しい。何が難しいってどの馬にも勝ち切れるイメージが湧かないから厄介。
とはいえどれか1頭は1着でゴールするのが競馬なので、それを見極めたい。では何を指標にするかだが、ここまで話してわかる通り。チェルヴィニアとボンドガールを指標にしたい。
まずその2頭が1.2着で、伝説の新馬戦と言われている組のコラソンビート、キャットファイト。上位2頭とは決定的な差があったが、コラソンビートは3連勝で重賞を勝ち、キャットファイトは1勝クラスを5馬身差レコード勝ちと世代では上位のパフォーマンスを見せている。だが、コラソンビートは勝ち上がってからはダリア賞、京王杯2歳Sと1400mを使っているように、1600mはベストとは言い難い。その点キャットファイトはキャリア3戦全て1600m。特に前走は中山の急坂から加速したように、阪神の舞台も合いそう。しかし430kg台の小柄な馬で、3ヶ月の休み明けにしては調教後馬体重も増えていないのは気がかり。現時点の完成度だけで言えばコラソンビートの方が上か。
あとは、アルテミスSでチェルヴィニアの2着だったサフィラ。こちらも決定的な差はあったが、チェルヴィニアが1番良いパフォーマンスを見せたレースだと思っているので、輸送も加味してこの2着なら評価できる。新馬戦では内ラチに激突して敗れており、繊細な2歳牝馬なのであの新馬で競馬が怖くなってもおかしくない中で、へこたれずにここまで来ているように根性もある。何より1歳時点から凄く評判の良かった馬で、アルテミスSのパドックではさすがの血統馬という風格も見せていた。かなり本命級に評価しているのだが、やはり枠が外すぎる。本質的には1600mより長いところに適性がありそうな馬体なのも相まって、どこまで追い込んでこられるか…。
その他で挙げたい馬はクイックバイオ。前走は出遅れてこの馬本来の走りをしていないので参考外。OPのききょうSではセントメモリーズ相手に勝ち切っているが、そのセントメモリーズはファンタジーSで4着。当時は前有利の展開で中団から追い込んでの4着だったので、ポジションを考えれば1番強かった。過去にききょうSを勝って出世した馬もおり、クイックバイオも重賞級の能力はある。何より絶好の2番枠をゲット。1600mよりは短いところに適性がありそうで、ロスなく好位のインで運べば脚も溜まるはず。出遅れが怖いので後入れの偶数なのも良い。唯一の懸念は鞍上のモリス騎手。今週から短期免許で来日して、夏のWASJを含めてもまだ日本で勝ち鞍が無い。当然日本のG1も初騎乗で、どこまでやれるかは未知数。
最後に挙げたいのはステレンボッシュ。この豪華絢爛な血統表に惚れ込みデビュー前から追いかけてきた推し馬だが、新馬戦は驚いた。1角で外に寄れた馬の影響で大きく外に振られるロスがありながら巻き返して勝利。能力もさることながらへこたれない根性も素晴らしい。2戦目のサフラン賞はハナ差敗れてしまったが、休み明けの+16kgだったので健闘したといえる。絞って臨んだ出世レースの赤松賞を好タイムで勝ち切ったところからも重賞レベルに思える。チェルヴィニアの回避によりルメール騎手が回ってきたのはラッキー。栗東滞在で輸送の心配がなく、牝馬の国枝厩舎というのも心強い。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率125% 複勝回収率142% 馬券回収率11%
◎3キャットファイト
○7アスコリピチェーノ
▲11スウィープフィート
△14サフィラ
△15ナナオ
ボンドガールとチェルヴィニアが揃って出られず。代わって主役に出るのはどの馬か?やはりあの新馬戦からでしょう。
本命はキャットファイトです。新馬戦は6着でボンドガールから1.2秒差もつけられていますが、そこからの2戦は見違えるようなレースをしています。前走の内容はかなり評価でき、楽な手応えのまま2着と5馬身差。間隔が3ヶ月空いてあるので反動や馬体重減もそこまで気にならないと思っています。現に追い切りはしっかりこなしています。内枠が取れたので前走のように先行からの抜け出しを期待したい。
対抗のアスコリピチェーノは鋭い脚はないように思いますが、安定感は抜群。前走のメンツと今回のメンツではかなり差はありますが、ここでもいい勝負はできると思います。
3番手はスウィープフィートです。前走負けはしたものの、後ろから1頭伸びが違いました。出足が改善していれば面白い一頭。
サフィラはさすがの良血馬。まだまだ未完成であるが持つポテンシャルは抜群。前走チェルビニアに負けはしたが、負けて強しの内容。ここでも好走。
ナナオはすんなり先頭で進めれたら怖い存在だと思います。思い切って逃げて欲しい。
終わりに
以上、推馬による阪神JFの最終予想でした。
買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。
それでは皆さん当てましょう。
※全頭診断はお休みです。