【天皇賞春2022】全頭診断

5月1日に阪神競馬場で行われる天皇賞(春)の全頭診断をしていきます!

全頭診断は推馬代表のpeaseさんに担当して頂いております。

桜花賞の全頭診断では、3着ナムラクレアをS評価、皐月賞では、1着ジオグリフをA評価、2着イクイノックスをS評価、3着ドウデュースをA評価と、A→S→Aで決着!

先週は残念でしたが、春GⅠではかなり高い精度の全頭診断となっておりますので今週も予想の参考に是非ご覧ください!

それでは早速1頭ずつ詳細に診断していきます!

全頭診断

pease
pease

今回の天皇賞春はやはりディープボンドとタイトルホルダーの2強対決。その2頭が大外枠に入ったのは予想外でしたが、ただその2頭のワイド馬連にかけてもオッズ的に意味がないと思うので、この2頭以外の馬をしっかりと分析して買う必要があると思っています。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

S評価:1頭
A評価:2頭
B評価:4頭
C評価:その他

1枠1番 アイアンバローズ 評価:A

見解

阪神大賞典、ステイヤーズステークスともに好走はしていますが、折り合いを欠きながらレースをしていますね。ただそんなレースを長距離でしているにもかかわらず好走しているということは、スタミナ面でとても秀でていると感じています。3勝クラスを勝った時は上り33.6を使ったこともあり、瞬発力勝負にも対応できるところも魅力的です。長距離の素質はかなりあるかなと考えています。スムーズにやれれば好走できると思います。

心配なのはやはり折り合いですね。かかりながらでも好走できてはいますが崩れる可能性はかなりあると考えています。ただ最内枠に入ったことで前に馬を置けるというのは良かったと思います。内枠の馬の中では唯一スタートが速いのでスムーズに好位に付けることが出来そうなのも魅力です。結構面白いと思います

1枠2番 ハーツイストワール 評価:C

見解

3勝クラスのレースをぎりぎりで勝ってここで臨んでいます。正直その時点で評価はできないですよね。このレースは基本的に重賞実績が非常に大事だと思います。その前走も時計的にもメンバー的にも特別強いと思わせるようなものではなく、特別評価はできないです。やはり実力的に厳しいと思います。

2枠3番 ディバインフォース 評価:C

見解

この馬は折り合いが完璧につくところが最大の魅力だと感じています。ステイヤーズステークスも初の長距離重賞ながら勝っており、他馬に触発されてもついていくようなところがなく、自分のペースで淡々とレースを進める素晴らしいものでした。たださすがにG1で好走できる地力は無いと思います。阪神大賞典かステイヤーズステークスで頑張れば3着というイメージの馬だと考えています。

2枠4番 ユーキャンスマイル 評価:C

見解

最近はさすがにピークアウトしてしまった印象です。全盛期の末脚は目を見張るものがあり2年くらいの天皇賞春の時がピークでしたね。今はそこそこの末脚は使いますが、重賞で馬券に来ることが出来るほどではないです。今回もさすがに厳しいと感じています。

3枠5番 マカオンドール 評価:B

見解

前走は前に有利な展開になってしまったことで脚が届きませんでしたね。しっかりと良い末脚は使ってくれているので、この負けはそんなに気にしなくて大丈夫だと感じます。この馬の魅力は最後の差し脚です。しかも馬場が渋っていても問題なく発揮することが出来ます。内枠に入ることができたのでロスを省いて脚を溜めることができそうなのも好材料です。

ただ1つ心配なのは同じ位置から競馬したい馬が多いことでしょうか。外に出して追い出すとなるとかなり膨らんでしまう可能性があります。なので勝つとしたら内を突く競馬になりますが、今の阪神は内の馬場が荒れ始めています。この状況を松山騎手はどのようにさばいていくのかによりますね。実力的には全然好走できると思います。

3枠6番 メロディーレーン 評価:C

見解

皆から愛されている小柄な馬ですね。とにかくかわいいです笑ただ能力的にはやはり重賞では足りてないですよね。明らかなパワー不足を感じます。今回は馬場も荒れるのでパワーがないこの馬にとっては余計厳しいでしょう。無理はしないでほしいです。

4枠7番 テーオーロイヤル 評価:B

見解

破竹の勢いで重賞制覇までした馬です。前走もまったく折り合いを欠くようなところを見せず、先行してそのまま最後の直線も終いを使うことが出来ていました。長距離のセンスを非常に感じましたね。右回りでも全く問題なさそうですし、調教を見ている感じ状態も良さそうです。

ただ馬場が渋るのがどうなのかということと、斤量が4キロも増えるということがどうかですね。特に斤量はかなり心配ではあります。内枠に入ることが出来たので、2強と違って変にロスを被ることなく先行できそうなのは好材料です。ここが試金石ですね。

4枠8番 クレッシェンドラヴ 評価:C

見解

8歳ながら日経賞4着は本当に立派だと感じています。この馬は生粋の福島巧者で、渋った馬場の小回り競馬場が得意なタイプです。日経賞はコースも馬場もこの馬向きだったので好走出来たのだと感じています。ただ正直ピークは既に過ぎています。最近ハミを噛むところも出てきましたし実力的にも厳しいと感じています。

5枠9番 ヒートオンビート 評価:B

見解

現在3戦連続重賞で馬券になっていますね。この安定感は本当に素晴らしいと思います。ただそれだけの実績はありながら重賞を1勝もしていません。レースを見ていても頭が高いところがあって脚が万全に使えないのか、決め手不足なところがあります。また、その頭が高いという要素は、長距離レースにおいて消耗が他馬よりも激しいということを意味します。今回の距離はスタミナ的にもたないと思いますね。

5枠10番 トーセンカンビーナ 評価:C

見解

阪神大賞典や天皇賞春でも好走経験のある実績豊富な馬ですね。今年のダイヤモンドSも着に好走しており、6歳にはなりましたが完全に落ち目ではないと感じています。とはいえさすがにピークは過ぎていますよね。全盛期であればダイヤモンドSでもテーオーロイヤルにもう少し迫っての2着くらいには来ていたと思います。長距離実績はあるのですが実力的に今回は厳しい印象です。無欲の追い込みでどこまで来れるかというところでしょう。

6枠11番 マイネルファンロン 評価:C

見解

たびたび大穴で突っ込んで波乱を演出してくれる馬ですね。お世話になった穴党も多いのではないでしょうか。この馬が今まで好走することができたレースはすべて前が全滅する流れになっています。今回は前に有力馬がそろっているので、マークが激しくなって前にいる馬がきつくなる流れはあるかもしれませんが、さすがにそれで垂れるような2強ではないと感じています。G1レベルの馬を相手にするのはさすがにしんどいでしょう。

6枠12番 ハヤヤッコ 評価:B

見解

しばらくダートを使っていたのですが、前走で2歳の時以来の芝レースである日経賞でタイトルホルダーに0.4差に迫る5着に好走することが出来ました。ただこれは馬場が渋ってパワーが必要な状態になったこと、インでじっくりと脚を溜めることが出来たというのが大きかったと感じています。とはいえ今回の天皇賞春は馬場が渋る可能性が高いです。そうなればこの馬に状況は向くと考えています。

斤量58での好走経験があるのもいいですね。今回は58キロの斤量を背負って好走している馬がほとんどいないので、この実績は大きな意味を持つと思います。調教も非常に良く、普段のんびりすぎるところがあるのですが、今回は前進気勢をいつもより感じました。また、長距離はベテラン騎手を買えという理論でいくと、武騎手が乗るのも面白いです。あまり大穴が来るようなレースではありませんが、あまりにも人気が無いようであれば面白いかもしれません。

7枠13番 ロバートソンキー 評価:C

見解

前走3勝クラスで久々のレースとはいえ3着だとここでは厳しいでしょうね。腹をくくって最後方で末脚にかけるといった博打競馬でなんとかという感じでしょうか。調教もさして目にとまるようなものでもありませんでしたし、とはいえ特に狙う理由はないと考えています。

7枠14番 ヴァルコス 評価:C

見解

前走は追い出しが遅れてはいますが全力は尽くしての4着だったと思います。また、ダイヤモンドSの適性はあると思っていますが、阪神競馬場長距離である天皇賞春の適性は無いと考えています。また、ステイヤーズステークスではまったく伸びてくることが出来ていません。屈腱炎を発症した馬はその後あまりいい結果が出せない印象があるので、今回も厳しいのかなと感じています。そもそも前走前々走ともに最後の直線ゴール前で止まってしまっているところを見ると、やはり長距離の適性はあまりないのかなと感じています。今回は切っていいと考えています。

7枠15番 タガノディアマンテ 評価:C

見解

前走は内でずっと脚を溜めながら逃げ馬の後ろで競馬をしていました。結果的には逃げ馬がそのまま勝っているレースなので、そのままこの馬もついて行くことが出来たという印象です。また、持続的な脚を要するレースとなったこともこの馬にとっては好材料でした。前々走の中山金杯でも久々の競馬ながらインを突いて4着という結果を残しています。しかし今回は外枠に入ってしまいました。この馬は内でロスなく競馬できた時に力を発揮できます。ロスを被る以上外を回すと厳しいですね。何とか内に潜り込んでほしいです。

8枠16番 タイトルホルダー 評価:A

見解

前走はこの馬の勝ちパターンのスロー逃げに持ち込んだことで、状態があまりよくないながらも勝つことが出来ました。ただやはり去年の3歳戦で見せていたような強さは前走の中では感じることが出来ませんでした。正直前哨戦の内容で言えば2強対決だとディープボンドに軍配が上がると感じています。ディープボンドは不利な状況から差し切っていますからね。ただ完璧に馬の持ち味を発揮することが出来た時に突き抜ける可能性があるのはタイトルホルダーという感じがしています。実力的にはここを勝ってもまったくおかしくないものを持っていると思いますので、あとはディープボンドに勝てるのかどうかだけだと感じています。

大外枠に入りましたが他にこの馬ほどスタートと二の足が速い馬もいないので、すんなり逃げることが出来ると思います。ただ大きな心配は鞍上ですね。横山和騎手は中央重賞ではほとんど馬券には来ません。G1はもってのほかです。長距離重賞は騎手の腕が大きくかかわってくるので、果たしてこの鞍上で勝つことが出来るのか信じきれない部分はあります。

8枠17番 シルヴァーソニック 評価:C

見解

前走は3着とはいえ、内でしっかりと脚を溜めて前有利の馬場傾向を存分に利用した完璧な競馬ができてのこの着順でした。ステイヤーズステークスもそのような感じで3着と善戦止まりなので、実績よりも実力は低い印象です。ただ折り合いが抜群につくというのは大きな魅力だと思います。距離が伸びる方が良いタイプでしょうね。アイアンバローズには実力的には負けていますが、折り合いではこの馬に分があるので、そこにつけ入ることはできそうです。ただ内でロスを省きつつ競馬したいこの馬にとってこの枠は致命的ですね。特段見応えのする脚もないので厳しいと感じています。

8枠18番 ディープボンド 評価:S

見解

前走は馬体も緩めで、前有利の展開を外を回して中団から差してくるような競馬をしたにもかかわらず勝つことが出来ました。ズブさがあった馬なだけにこの差し切りは今後につながるものだったと感じています。折り合いも抜群につきますし、スタミナも桁違いなので馬場が渋ってもまったく問題ないと思っています。圧倒的な1番人気にはなると思いますが馬券内軸としては鉄板でしょう。大外に入りましたがこの馬は跳びが大きいので、むしろ他馬に邪魔されないこの枠は好都合だと感じています。

ただ勝ち切る感じがするのかというと少し疑問です。やはりこの馬はズブいのが傷ですからね。とはいえ金曜日にかけて雨の方が出ているので、おそらく今年は馬場が渋った状態でのレースになります。そうなるとこの馬のズブさもカバーされるでしょう。

終わりに

以上、天皇賞(春)の全頭診断でした!是非予想の参考にしてください!

https://twitter.com/pease2908

今週行われるレースから注目レースをピックアップ!

今週、4月30日,5月1日に行われるレースから注目のレース注目馬を紹介しています!

今週はスイートピーS他2レースを紹介しています!

おすすめの買い目も紹介していますので是非天皇賞(春)の資金稼ぎにご活用ください!

明日4月30日に最終予想を公開!!

桜花賞ではLakka.が◎スターズオンアース→○ウォーターナビレラで124,800円の払い戻しを獲得!

皐月賞ではpeaseが◎ジオグリフ→○イクイノックス→▲ドウデュースで完璧的中!公開しました買い目も全て的中と、春GⅠは絶好調となっております!

今週も期待の最終予想にご注目ください!

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