2月18日(日)に東京競馬場で行われますG1・フェブラリーステークスの最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
※「三連単1点1000円勝負」は収支には含まず、各々の予想との関連はありません。
pease
本命単勝回収率0% 複勝回収率0% 馬券回収率0%
今年に入って一本目の記事のため、成績は0にリセットされています。
◎13レッドルゼル
○5オメガギネス
▲10タガノビューティー
△8セキフウ
△14ウィルソンテソーロ
混戦模様でかなり楽しみな一戦。地方馬にも芝馬にも例年よりは少しだけチャンスがあるかも??
レモンポップ、ウシュバテソーロといったトップクラスの馬や、ドライスタウトやエンペラーワケアなどの実力馬も出走していないことで、大混戦のメンバー構成となっています。展開的に前半が速くなりそうなので、追走力がありそうで尚且つ末脚が使える馬を人気関係なく選んでいく必要がありそうですね。
ということで本命はレッドルゼルにしました。前走の武蔵野Sは状態面があまり良くない状態で3着と善戦しています。状態さえ整っていれば8歳であってもまだまだ力はありそうです。今回は長期休みでリフレッシュしてからの出走ということで、年齢を重ねた今のこの馬にとっては、下手に1戦使うよりも良さそうです。1400mがベストな馬なので、去年のようにじっくりと脚を溜めて直線で爆発させる競馬をしてほしいです。鞍上は川田騎手ではありませんが、北村騎手もこの馬の手綱を取っていた時期があるので問題ないでしょう。安田先生の引退に大きな勝利を添えてほしいですね。
対抗はオッズ妙味はあまりないですが、才能に期待してオメガギネスにしました。前走の東海Sはスローだったことや休み明けだったこともあって掛かってしまい、最後は前にいたウィリアムバローズを捉えられずの2着でしたが、十分力を示したと思います。実績はまだ他馬に比べると見劣りしますが、実力で言えば最上位のものを持っていると思います。それは陣営がルメール騎手を確保したことや、コメントからくみ取れますね。実績を見ると過剰人気感は否めませんが、これからのダート界を引っ張っていく大物であることに賭けて、上位評価としています。
3番手は末脚を堅実に使ってくれるタガノビューティーにしています。前走の武蔵野Sでやっと中央重賞で連対することができました。前走からブリンカーを変えたようで、それが功をそうしているようですね。今回のように前が流れそうな展開が予想されるレースにおいては、こういう馬が突っ込んできがちです。実績以上に侮れない一頭でしょう。
4番手以下に関しては、ピンかパーのピンを今回引くのではという意味でセキフウと、距離が若干短いような気がしますが絶好枠を引けたウィルソンテソーロにしています。ウィルソンテソーロは正直この人気ではあまり買いたくない馬ですが、今回の相手関係を加味するとやはり最低でも紐には入れなければと思っています。
あとは印をつけていないですが、火曜日に投稿した「注目馬」でも記載した通り、芝馬からはガイアフォースを、地方馬からはスピーディーキックを評価しています。ただ、ガイアフォースが思ったよりも人気になっているため、今のオッズのままだと馬券に入れるのはどうかなと思っているところではあります。
印をつけていない上位人気馬でいうと、ドゥラエレーデに関してはやはりマイルはどうなんだろうというところが大きいですね。周りの速さに置いて行かれて先行競馬が出来なかった場合、切れる脚が無いのでじりじり伸びてギリギリ掲示板確保という可能性があるので、今の人気では買いづらいです。3連系の3列目にはいれますが、軸にするのは怖いかなという印象です。
Lakka.
本命単勝回収率0% 複勝回収率0% 馬券回収率0%
◎8セキフウ
○10タガノビューティー
▲5オメガギネス
△11キングズソード
△12スピーディキック
昨年は純粋な能力や舞台適性を重視しすぎてしまい、展開や鞍上を疎かにしてしまったのでその反省も生かして臨みたい。
世界で通用するような一線級は世界に行ってしまったので、国内2番手のメンバー構成。そんな状況もあり、中距離路線からの挑戦や、芝重賞馬がダートを試しに来ているということで、適性向く馬、展開が向く馬を見つけたいところ。
まず脚質的にもだが、スピードの違いでドンフランキーが逃げるだろう。15番枠ということでかなり押して出していくことが想像できる上に、ドゥラエレーデ、イグナイターも続いて、ペプチドナイル、ガイアフォースまでは好位を主張しそう。逃げるのがスプリンターで、前に行く馬もそれなりにいるということである程度流れる展開になると考えられるので、後ろの馬から狙いたい。
セキフウは気性面に課題があったりで一時期は崩れていたが、昨年のエルムSで展開的には好位から投げ出したワールドタキオンが勝つパターンだったが、見事な差し脚で復活を印象付けた。ポジションや展開に左右されるタイプだが、このメンバーであればG1を勝ち切るだけの脚は有しており、鞍上も怪我からの復帰以降絶好調で、セキフウにとっても一番心強い。
同じ位置から同じような脚を使えるタガノビューティーにはセキフウと一緒に追い込んでくれることを期待したい。こちらはかしわ記念でメイショウハリオに0.1秒差、武蔵野Sでレッドルゼルに先着と実績も十分。G1においてこの鞍上は心配になるが、ともにG1を制して主戦を務めたビートブラックが天国へ旅立った今なら、相棒に良き報告がでるよう全力を出してくれることに期待したい。
オメガギネスは先の2頭ほどは控えることはないものの、好位からいい脚を繰り出せるタイプで、前に行く馬を見る絶好のポジションで運ぶことができたらあとは抜け出すだけ。能力的には3歳の夏前にはいずれG1に手が届いてもいい馬だと見込んでいたので、このメンバーレベルならそれも十分あり得る。テン乗りとはいえルメール騎手なら不安はなく、安定して馬券内には来そう。
地方馬3頭の中からはスピーディキックに印を回したが、イグナイターはJBCスプリントを勝ったとはいえあの日の馬場はかなり特殊だったし、今回はあのような展開にはならないだろう。同じ1600mの南部杯も2着とはいえこれも展開が向いて残っているだけなので、距離的にもマイルは長い。ミックファイアは現時点の能力が測りきれておらず、判断が難しい。ただ枠順は外が良かったし、力が本物なら御神本騎手はこちらに乗っているだろうから、様子見したい。対してスピーディキックはなんと言っても昨年の実績がある。直線で詰まりながらの6着だった上に、レモンポップとメイショウハリオがいなくなったことを考えれば昨年より着順を上げてもおかしくはない。展開、適性的にも地方馬ならスピーディキックだろう。
最後に芝から転戦組の3頭に関して。シャンパンカラーは地力に疑問、カラテは今年8歳というのがどうか。ということで皆と同じく買えるのはガイアフォースでしょう。なんと言っても母ナターレですからいつだってダートを使えた馬。昨年からマイルに切り替えるなど色んな舞台や、ハイレベルなG1を使われたが、大崩れすることなく走れており、頑張り屋タイプなのでここでも崩れることは想像しづらい。しかし普段から追い切り等で接してるとはいえこの鞍上では強調できない。さらにいつもガッシリとしたフォルムに白銀のような毛ヅヤで綺麗に映る馬体写真が良い頃よりは劣って見えた。何度か現地のパドックで見ている馬なのでこの辺りは当日確かめたい。そしてこれは3頭ともに言えることだが、もう少し外の枠が欲しかった。芝スタートということもあるが、初・久々のダートではなるべく砂を被らないところがよかったと思う。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率0% 複勝回収率0% 馬券回収率0%
◎4ドゥラエレーデ
○14ウィルソンテソーロ
▲13レッドルゼル
△10タガノビューティー
△11キングズソード
2024年一発目!
今年もよろしくお願いします!
本命はドゥラエレーデです。正直に言って消去法です。人気どころで言えばオメガギネスなんかも注目されてますが、グリーンCC一回ハマっただけでいきなりG1に通用するのか?と、ルメール騎手が乗ることによってますます人気になり、1番人気まで推されています。よくよく考えても罠臭がしてしまいます。それなら乗り替わりではありますが、ウィルソンテソーロの方が評価できます。ただ、松山騎手が初騎乗にはなるのでそこがマイナスポイントかなと。あと、東京マイルは2勝してはいるものの適性としては1800mぐらいがいい気がするので対抗で。あとはレッドルゼル、前走久しぶりのレースでしたが、G3で3着なので年齢による衰えが見え隠れしている気がする。残り2頭あげるならば、タガノビューティーとキングズソード。タガノビューティーに関しては7番人気のため多少の馬券的妙味と前々走のようなレースができれば面白い。キングズソードも型にハマれば面白い馬。
正直海外レースの方に馬が流れている影響もあって、抜けた馬はいません。しかしながら上位人気の馬では決まりそう。よってマイナス面が少ないドゥラエレーデを本命にしています。今回から1000円縛りがなくなったのでオッズ的にも3連系にしようかなと思います。ドゥラエレーデを軸にウィルソンテソーロ、レッドルゼル、タガノビューティー、キングズソード、オッズ次第ではオメガギネスを入れるかどうか。
終わりに
以上、推馬によるフェブラリーSの最終予想でした。
買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。