【菊花賞2023】愚か者へ、大外のルメールは買え/回顧

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10/22(日)に京都競馬場で行われたG1・菊花賞について振り返ります。

pease

投資16000円 回収2950円 回収率18%
本命単勝回収率56% 本命複勝回収率86%

2/18〜10/22現在までに公開した予想と買い目の成績です!

菊花賞の回顧

7タスティエーラ2(2番人気)
6リビアングラス:4着(9番人気)
8サヴォーナ:5(7番人気)
14ソールオリエンス3(1番人気)
15ファントムシーフ9(6番人気)

ワイド
7-6,8

三連単1点1000円勝負】
3着14ソールオリエンス
4着:6リビアングラス
5着:8サヴォーナ

pease
pease

ルメール騎手恐るべし、、、
ダービー馬が皐月賞馬よりも上の着順に入る、大外の馬が連に入る等、データクラッシュなレースとなりました。
にしてもルメール騎手の好騎乗があったとはいえ、ドゥレッツァ強すぎですね。一気に主役に名乗りを上げた印象です。

回顧

ルメール騎手の神騎乗が全てというレース内容でしたね。大外枠からどのように進めていくのかなと思っていましたが、スタートが良かったのでハナを取って内に。中盤は脚を溜めるために下げて中だるみの展開を演出。最後は瞬発力勝負という形で、この馬が長距離スタミナ勝負だと分が悪いということを理解して中距離レースのような瞬発力勝負にすることが出来ました。この競馬をされると後方から運んだ馬にはかなりきつい展開になったと思います。

本命のタスティエーラは中団で運んで最後は持ち前の瞬発力を見せつけました。やはり安定感の塊ような馬ですね。ドゥレッツァとの差は位置取りだったと思います。タフなスタミナ勝負ではなく瞬発力勝負になったのはドゥレッツァに感謝する必要がありますけどね。競馬の内容的にもさすがモレイラ騎手という感じで、完璧な内容だったと思います。まだまだこれからの馬だと思うので要注目ですね。

対抗のリビアングラスは折り合いもしっかりつけてこの馬のいつもの競馬が出来たと思います。若干緩かったように思えますが、その状態で良く4着まで来たという印象です。これからの成長次第でステイヤーとして重賞でもしっかりと活躍できそうな馬だと感じました。追いかけて行きたくなる馬です。

3番手のサヴォーナは行き脚付かず後方からの競馬になりましたね。ただ、池添騎手の判断でペースが緩んだ中盤に一気に位置を上げて行きました。これが今回スタートで出負けしながらも掲示板を確保できた要因だと思います。出足がついて最初から先行できていれば3着には来れたかもしれない内容だっただけに、惜しかったですね。この馬もリビアングラス同様ステイヤーとしてこの先かなり期待できる存在だと思います。

4番手のソールオリエンスはやりたかった競馬はしっかりと出来ていたと思います。距離が長かったということもありますし、成長力が案外だったというのも感じました。春の時点ではこの世代の中では少し抜けた馬という印象でしたが、ライバルたちの成長力が上回ってきてさらに拮抗してきた印象です。もっと成長してくれば良いですが、古馬になってもこのままだとすると今後苦戦が予想されるかなという内容です。

5番手のファントムシーフは距離が長すぎたプラス外枠が響きましたね。武騎手なら何とか出来るかなと思いましたが、そう簡単にはできませんでした。内枠ならもう少し頑張れたかもしれないですね。2000m前後に戻ってまた活躍を期待です。

Lakka.

投資16000円 回収9400円 回収率59%
本命単勝回収率32% 本命複勝回収率71%

菊花賞の回顧

9ノッキングポイント:15(10番人気)
12ハーツコンチェルト:6(5番人気)
7タスティエーラ2(2番人気)
8サヴォーナ:5(7番人気)
4ダノントルネード:16(14番人気)

ワイド
7-9

三連単1点1000円勝負】
15着:9ノッキングポイント
6着:12ハーツコンチェルト
5着:8サヴォーナ

Lakka.
Lakka.

先週より今週の方が衝撃的だった。

回顧

本命も対抗も好スタートで良いポジションを確保するも、それを生かしきれなかった。

まずはハーツコンチェルト。課題のスタートも綺麗に決めて武豊騎手ファントムシーフの後ろという好位をゲットするも、1週目の直前で交わして先頭へ。これは「行ってしまった」なのかは不明だが、包まれるよりは悪くない選択に思えた。しかし向正面坂の手前でポジションを上げにきたトップナイフ、サヴォーナに前に出られ、その後すぐに仕掛けた武豊騎手に被せられ、気づいたら動くスペースを失っていた。坂の下り、動きたい時には前で手応えを失っているトップナイフ、外は武豊騎手に閉められている。進路は内しか残されていなかった。

その時、内の斜め後ろにいたのが本命ノッキングポイント。内に切り込んできたハーツコンチェルトと接触しかけてジャンプしている。完全にバランスを崩して終わってしまった。しかし、それ以前にこの馬も好スタートで良いポジションを確保していたが、向正面で動くスペースを失っている。そのポジションを悪くしていることで狭くなる不利を引き起こしたと言える。

掲示板まできた馬は皆2週目の坂の下りを利用して加速しながら直線を迎えている。対して本命対抗の2頭は内で包まれて下りを利用できていない。ノッキングポイントはともかく、ハーツコンチェルトが他より伸びを欠いた要因はそこで、それでも6着にきているのだから外に出せていたらもっと上の着順まで来れていただろう。

しかし本命のドゥレッツァだけはノーマークだった。大外のルメール騎手はむしろプラスだと頭では分かりつつ、まだ足りない馬で大外では話が違うだろうと判断していた。結果的には足りないどころか抜けている馬で、まんまと大外枠から内枠の競馬をされた。スタートから先頭に立つまではかかっているように見えたし、そうではなく鞍上が促したとしても、下りであれだけスピードに乗せてしまったらどのみちかかってしまうのが普通。それを折り合わせて交わされてもマイペースを貫き、二度目の下り利用して突き抜けるのだから鞍上が上手すぎる。

「ドゥレッツァに乗るルメール騎手が乗る可能性もあっただろうし、本来であればルメ様に選ばれた方を買うのが定石だが」これはノッキングポイントの見解で書いた一文。愚かすぎる考えを忘れないように、肝に銘じたい。

ちょい穴党のリョー馬

投資16000円 回収2310円 回収率14%
本命単勝回収率56% 本命複勝回収率124%

菊花賞の回顧

8サヴォーナ:5着(7番人気)
7タスティエーラ:2着(2番人気)
▲11サトノグランツ:10着(3番人気)
12ハーツコンチェルト:6着(5番人気)
2ウインオーディン:13着(13番人気)

三連複流し
7,8,-2,11,12,13,16

三連単1点1000円勝負】
58サヴォーナ
2着7タスティエーラ
13着:2ウインオーディン

リョー馬
リョー馬

ルメール騎手の騎乗には脱帽です。

回顧

サヴォーナ、タスティエーラともにいい走りだったと思います。ハーツコンチェルトも6着と検討していました。

サヴォーナに関しては位置をもう少し前目に置いて、捲りのタイミングで捲り切りたかったですね、捲りきれなかった分距離のロスが直線に響いた結果となりました。ただ見せ場は十分ですし、それほど悲観する内容にもなかったと思います。

タスティエーラはダービー馬らしい結果だったと思います。勝ち馬には離されてはいますが、元々適正距離ではないですし、力と操作性がここまでの結果をしましたと思います。

今回はルメール騎手の騎乗に乾杯でした。2年前の阪神競馬場ではありますが、オーソクレースを思い出しました。そもそもこの枠順が出た時に菊花賞で大外ルメールにやられた記憶があるなーと思い過去の結果をちょろっとみました。タイトルホルダーが勝ったときですね。あの時はタイトルホルダーとステラヴェローチェから流し出たと思う。今回も懲りずにやられてしまったわけです。

来週は天皇賞・秋です。選りすぐりの名馬が集っているので是非いい予想ができるように励みます。

終わりに

惜しいところもあったが本命馬は全員無印、ルメール騎手にまんまとやられてしまいました。「長距離は騎手で買え」古くからの格言を思い知ったところで、来週の大一番へ気持ちを切り替えていきます。

豪華すぎる一戦、本命は当然のごとくバラけそうな気配です。

菊花賞の記事を読んで頂きありがとうございました。

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