11月19日(日)に京都競馬場で行われますG1・マイルチャンピオンシップの最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
軍資金は1000円で統一、買い目は自由。さらに、高額配当を狙う三連単1点1000円勝負にもご注目ください。
※三連単1点1000円勝負は収支に含まず、各々の予想との関連はありません。
pease
本命単勝回収率50% 複勝回収率76% 馬券回収率16%
2/18〜11/12までに公開した予想と買い目の成績です
◎11セリフォス
○1ソウルラッシュ
▲7エルトンバローズ
△10マテンロウオリオン
△9シュネルマイスター
時計のかかる馬場になるのか、明日の晴れ間でパンパンの良馬場になるのか。それによってかなり取捨選択が変わってきそう。今回は時計のかかる馬場想定で予想。
本命は昨年の覇者セリフォス。阪神で行われた昨年は後方からの一気追いで勝利したが、京都で行われる今回はこの馬の先行力の方が良きると感じる。前に馬を置ける枠にも入れたし、騎乗経験のある川田騎手が乗るのも心強い。気性の割に安定感もあるし、今年の安田記念の競馬が去年よりもかなり成長してきていることを感じられたので、ここはダイワメジャー産駒亜種の力を信じる。
対抗は時計のかかる馬場になることで恩恵を受けそうなソウルラッシュ。最内に入ったので、できれば先行してほしいところ。去年よりもまた力を上げてきているし、調整過程に関してもしっかりと間隔を空けて挑んできているのが好印象。モレイラ騎手を背に、初のG1タイトルも決して夢ではない。また、時計が速くなりやすい安田記念よりも、こちらの方が可能性はかなり高まる。
3番手は勢いに乗っているエルトンバローズ。高い先行力により、非常に安定感のある競馬が出来るのは魅力的。大崩れしにくいタイプではあるので、あとは古馬の超一流マイラー相手にどこまでやれるか。スピード力不足は否めないので、この相手に一矢報いれるとしたら今回のように時計のかかる馬場の時。
紐として、今年に入ってからかなり復調してきており、時計のかかる馬場でこそパフォーマンスを期待できるマテンロウオリオンと、時計のかかる馬場であることや近年勝負所でおいて行かれるところがあるのは懸念ではあるが実力的には間違いなくトップクラスのシュネルマイスター。
パンパンの良馬場でやるようならシュネルマイスターやイルーシヴパンサーの評価を上げる必要あり。
Lakka.
本命単勝回収率28% 複勝回収率73% 馬券回収率52%
◎8ソーヴァリアント
○9シュネルマイスター
▲16ナミュール
△1ソウルラッシュ
△12レッドモンレーヴ
この秋は切ってはいけない騎手が2人いるらしい。だが……。
まさかこの舞台でソーヴァリアントに本命を打つことになるとは思いませんでしたが、もっと驚きなのはこの馬がG1初出走であること。いつも大舞台の前で怪我をしてしまい、思うように使えず。本来ならもっと早くG1で戦っていなければいけなかったのですが、ここに来て8月、10月、11月とコンスタントに使えるようになり、よくここまで辿り着いたなと、厩舎の執念を感じる。
前走が初マイルだったわけですが、得意ではないはずの、時計の出過ぎている秋の府中で3着。前2頭には完敗でしたが、今回は得意の右回りでコーナーの大きい外回りに替わり、2000mで好走歴がある馬がよく来る舞台でもあるので、この馬にとってはもってこい。鞍上も富士Sでは2週連続、今回は1週前に美浦に駆け付けて追い切りに騎乗しており、父の主戦ということで並々ならぬ気合いを感じる。
シュネルマイスターに関しては、多くの方と同じ意見で、前走の末脚がヤバい。これ以外は後付けになりますが、見返してみると安田記念でも凄い位置から追い込んできており、3歳のマイル王とはいえ能力の衰えがない。京都に関してもマイラーズCの1着があり、今回はそれと同じ臨戦過程とのことで、3着は外さないのではと思える。
ナミュールはこの秋、高野厩舎のこの馬に対する執念を感じる。モレイラ騎手を確保して富士Sで牡馬にぶつけるという選択をして勝利を掴み獲り、本番ではムーア騎手を確保。高野調教師からは共同会見でも力のこもった言葉が飛び出ていた。ここにきて3歳時の体質の弱さが解消され充実感がありますし、馬体がしっかりした今なら右回りの秋華賞で見せたコーナーの膨らみも抑えられると思うので、舞台の不安もない。頭でゴール板を駆け抜ける可能性も十分にある。枠に関してもこの馬はいつだってピンク帽でしたし、ハービンジャー産駒で大外から勝利したペルシアンナイトのような、馬群の間を突き抜ける姿に期待。
自信を持って印を打てるのはこの3頭まで。4番手のソウルラッシュに関しては、モレイラ騎手ですし、勝つならこの枠というところに入ってしまったので非常に怖いのですが、どうもこの中間の池江調教師のコメントからは、この先の香港マイルを目指しているように受け取れてしまう。前走の走りからは、ここを勝って香港に行けるくらい覚醒しているとも想像できるが、賞金加算の都合で前走は勝つための仕上げが施されていたはず。そして10月に一息入れて、ここをステップに香港なのではと思えて仕方ない。
同じくセリフォスもその気配があり、ここが本番ではない。ただこちらに関しては、昨年と同じローテで富士Sから始動予定だったが夏負けの影響で回避し、一旦秋の予定を白紙にしているので当然。共同会見でも歯切れの悪いコメントばかりで気がかり。今年は多くの馬が夏負け、熱中症の影響で回避や、力を出すことができずに終わっており、この秋は川田騎手を切るという愚行に走りたくないのだが、思い切って馬券からは外したい。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率49% 複勝回収率138% 馬券回収率13%
◎16ナミュール
○1ソウルラッシュ
▲9シュネルマイスター
△11セリフォス
△12レッドモンレーヴ
今年も日本競馬界を代表するようなマイラーが揃いました。上位人気の馬は本当にどの馬が勝つか見極めるのが難しいです。
本命はナミュールです。大外で人気が落ちていますが、逆にそれが狙い目です。外枠となるとやはり阪神JFや桜花賞などがありマイナスに見えます。阪神JFの際は馬群を怖がっていたり、出遅れから荒れた内を通ったりしていました。また桜花賞では明らかに体質の弱さから調整がうまくいっておらず、成績を残せませんでした。しかし、近走では大幅に体質が改善されておりナミュールの体質に沿った仕上げができています。前走454キロと過去最高体重での出走で、尚且ついいレースをしての1着でした。また今回、調教後馬体重が460キロとレース当日は前走と同じぐらいの体重で出てくるものと考えられます。前走同様位置をしっかり取り最後の直線で差し切りたいです。
対抗はソウルラッシュです。前走59キロを背負っての1着は見事でした。またレース内容でも先行しての勝利でレースプランの幅が広がっていると考えられます。今回1枠1番に入ったこともあり、ある程度前で位置を取っていくと考えています。前走同様の走りができれば好勝負です。また京都を経験している点もプラスです。マイラーズCではシュネルマイスターに負けていますが、こちらは+8からで明らかな仕上がり途中です。シュネルマイスターは中山記念から−14キロで適正体重に戻り、ある程度仕上がっていたように思いますので、そこまで両者に差はない。むしろ上り調子のこの馬の方が今回可能性が高いはず。
シュネルマイスターは近走ゲート内での立ち上がりが目立っており、ルメールによってうまく導かれており、そこまで目立って出遅れにはなっていない。マイラーズCでは見事な差しきりで1着になっている。京都競馬場との相性は悪くないと思うが、この馬はどうしても後方待機になってしまうので、このメンツ相手に後方待機だと届かない可能性も十分ある。また、出遅れてしまえば尚更厳しいので3番手。ただ、毎回末脚は不発にはならないので、馬券内の可能性は高い。
セリフォスに関しては中間の調教共に好調であるが、久しぶりな点が気になる。やはり夏負けの影響で富士Sを回避してぶっつけ本番になってしまった。前走は先行してこの馬の成長が見えるレースでしたが、久しぶりの為、行き足つかず後方からのレースになる可能性が高い気がしています。
レッドモンレーヴに関しては前走ナミュールに迫る末脚を評価しました。安田記念ではトップと0.6秒差の6着と悪くありませんし、最近は後ろからのレースが多いですが、元々先行できるタイプです。富士S組はマイルCSと相性がいいのでいれました。
今回はある程度人気組での予想となってしまいましたが、買い目ではちょっと気になっている人気のない馬もいれてみようと思います。
終わりに
以上、推馬によるマイルCSの最終予想でした。
買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。
それでは皆さん当てましょう。