【マイルCS2023】代打騎乗一発ホームラン、天皇賞秋とは逆の結果に/回顧

回顧アイキャッチ 回顧

11/19(日)に京都競馬場で行われたG1・マイルチャンピオンシップについて振り返ります。

pease

投資19000円 回収2950円 回収率16%
本命単勝回収率47% 本命複勝回収率72%

2/18〜11/19現在までに公開した予想と買い目の成績です!

マイルCSの回顧

11セリフォス8着(2番人気)
1ソウルラッシュ2着(3番人気)
7エルトンバローズ:4(4番人気)
10マテンロウオリオン:14着(13番人気)
9シュネルマイスター7(1番人気)

馬連
1-11

三連単1点1000円勝負】
8着:11セリフォス
2着1ソウルラッシュ
14着:10マテンロウオリオン

pease
pease

代打騎乗でG1制覇。藤岡騎手持ってますね。
今回は展開読みが外れてしまった。

回顧

想定とは違い、先行勢にはかなり厳しい展開になってしまった。中団から後ろに位置を取っていた馬で上位独占という結果で、かなり極端な展開となっている。ただ、その中でも最後方から鬼脚を使ったナミュールの強さが光ったレースとなった。

1着ナミュール
当日にムーア騎手から藤岡康太騎手への乗り替わり。元々小柄な牝馬にはこのメンバー相手には厳しいと感じていたし、大外なのもマイナスに働くと思っていたが、さらに乗り替わりとあってはこれは無理だろうと感じていた。ただ、結果は藤岡騎手の好騎乗により、展開を活かしたのはもちろん、想像よりも何倍も上を行く鬼脚を披露しての快勝。たしかに後ろからの馬に有利なレースではあったが、最後方はさすがに後ろ過ぎる状況であっただけに、あそこから並みいる牡馬を一気に差し切ったのは素晴らしいの一言。完全に今年の春までのこの馬とは別の馬になっている。年齢を重ねて体が強くなってきており、これからはかなり崩れにくい一頭になる。

2着ソウルラッシュ
内を周ってきた馬にかなり有利な状況になり、また結果的にはスタートから進んでいかなかったことが今回のレース展開的にはまった。あの競馬が出来て負けてしまったのは、もう相手が悪かったとしか言いようがない。次走が香港であれば、今回かなり仕上げていたこともあって状態が落ちて来ないかかなり不安ではある。洋芝の香港競馬場はかなり向くだけに、状態を維持していれば勝ちも有り得る。

3着ジャスティンカフェ
この馬もソウルラッシュ同様、インを走って中団から差すという今回の展開にかなりマッチした競馬が出来た。ただ、この馬にしてはやはり最後甘くなったなという印象。やはり今回のシュネルマイスターのような位置でない後あの爆発力は生み出せないのだろう。G1で勝つには最後方の馬にものすごく展開になるほかないが、そんなことはほとんど起きないため、さらなるレベルアップが必要。

4着エルトンバローズ
今回は先行せず中団で進めたのが好走要因。ただ、3着以内馬と違いこの馬はずっと外を周ってきており、かなり強い競馬をしていたと思う。3歳でこれだけの力があれば古馬になってからもかなり期待できる一頭だと感じる。ディープブリランテ産駒の最高傑作の可能性がある一頭。来年もある程度時計のかかる馬場であればG1でも買いたい一頭。

5着ダノンザキッド
この馬も位置取りがかなり向いた印象。敗因は京都があまり向いていなかったことだろう。急坂があるようなコース(中山以外)にかなり適性のあるタイプなので、下りながら直線に入る京都競馬場はあまり向かなかった。次走は香港に行くと思うので、そこでは確実に買うべき一頭。

7着シュネルマイスター
スタートの駐立が悪く、さらにスタートしてすぐにソーヴァリアントと交錯してしまい位置取りが悪くなってしまった。最後も伸びてきていたが、脚を余してのゴールとなった。スタートの悪さが目に余るようになってきており、安定感が無くなってきているのが今後も懸念点になってくる。

8着セリフォス
前に付けて尚且つ外々を周る競馬、さらにレース中かなり力んでいたことが敗因。なぜNHKマイルを休み明けで臨んだ時にかなり力んでいたことを思い出せなかったのか、自分が悔しい。今回は展開も状態も向かなかっただけであり、巻き返しに期待したい。

Lakka.

投資19000円 回収9400円 回収率49%
本命単勝回収率27% 本命複勝回収率69%

マイルCSの回顧

8ソーヴァリアント:12(9番人気)
9シュネルマイスター:7(1番人気)
16ナミュール1着(5番人気)
1ソウルラッシュ2(3番人気)
12レッドモンレーヴ:9(8番人気)

ワイド
8-9

三連単1点1000円勝負】
1着16ナミュール
2着1ソウルラッシュ
12着:8ソーヴァリアント

Lakka.
Lakka.

逆だったかもしれねぇ…

回顧

シュネル、ナミュール、ソウルラッシュ、モンレーヴ。対抗以下を全て後ろからの馬にしている通り、ソーヴァリアントも後ろから行くと想定していた。それがハイペースの3番手では無理があった。まずスタート直後に左に寄れてその後躓いてしまう。バランスが崩れた中でポジションを取りに行ったため、通常よりスタミナを使ったことが想像できる。その上でハイペースに付き合ったので、ズルズル落ちていくのも無理はない。

上位に来た差し馬は当然として、上がり33.5を使って5着に食い込んでいるダノンザキッドという馬がいる。道中はなんと14番手。大阪杯を4番手から3着、宝塚記念でも4,5番手で競馬をした馬がだ。中距離を走っていた頃のソーヴァリアントと同じ型の競馬をするタイプのダノンザキッドがこの走りをできていたことを考えると、逆だったら…と思わざるを得ない。

初マイルの富士Sで後ろから伸びて3着に導いた鞍上が継続騎乗なのだから同じ競馬を想定したが、本人のマイルCSに対する勝利のイメージが強かったのだろう。エイシンアポロンで勝った11年も、直近ではインディチャンプで勝った19年も、4,5番手から直線で抜け出す形。躓きながらもポジションを取りに行ったところからしても、そのようなレースをイメージしていたと想像できる。

しかし展開に関しては結果論。実際に川田騎手ですらその展開に飲まれ沈んでいるのだから。何度か回顧で述べることがあるが、勝ちに行って負けるのは仕方ない、夢は見れた。今回のレースで完璧に勝ちの競馬をしたのはソウルラッシュだろう。枠も絶好だったが、G1で理想通りの競馬をさらっとできてしまうのだからモレイラ騎手も凄い。ナミュールは代打ホームランとしか言いようがないが、後ろからの切れ味比べと予想していたのなら、ジャスティンカフェを抜いてしまったのが悔やまれる。また詰めの甘さが露呈した、大反省。

ちょい穴党のリョー馬

投資19000円 回収2310円 回収率12%
本命単勝回収率138% 本命複勝回収率157%

マイルCSの回顧

16ナミュール1着(5番人気)
1ソウルラッシュ2着(3番人気)
9シュネルマイスター:7着(1番人気)
11セリフォス:8着(2番人気)
12レッドモンレーヴ:9着(8番人気)

三連複
16-1,8,9,11,12

三連単1点1000円勝負】
1着16ナミュール
12着:8ソーヴァリアント
2着1ソウルラッシュ

リョー馬
リョー馬

ひとまず、2歳の時から応援してきた馬のG1制覇はとても嬉しい。なかなか届かなかったが、牡馬相手にも屈せず勝ち切った姿はとても感動的でした。

回顧

本命のナミュール。急な乗り替わりで相当なプレッシャーもあった中で、藤岡騎手は完璧な乗りこなしでした。陣営も相当自信があったに違いない勝ち方でした。この馬は続けて使うとダメだと思っていた人が多いと思います。しかしながら前走では牡馬にも当たり負けしない強靭な身体に成長していました。3歳の時には能力に体質が追いついていないために、順位を残せていませんでしたが、成長した今なら一度使った上積みは間違いなくありました。次走以降もとても楽しみです。

対抗のソウルラッシュについてはある程度位置を取ることには成功した狭い位置ながら最後もいい脚で伸びてきていました。タフな展開ながら最後はナミュールの決めてに負けたが、負けて強しの内容。最内枠じゃなければよりナミュールと接戦だったと思う。前走からある程度先行する形を取っていましたが今回もいい形でレースをできていると思います。

シュネルマイスターはゲートが全てだと思います。懸念していたゲート内の立ち上がり、それほど遅れはしなかったがスタート後ソーヴァリアントと接触し最後方に位置。別にこれはいつも通りであるが、ナミュールとほぼ同じ位置にいながらシュネルマイスターらしい伸びはなかった。多少なりともタフな馬場がこたえたというのはあると思うが…。490キロあたりがこの馬の適正体重だと思うので今回504キロというのもやはり若干重いのではないかと個人的には思う。

セリフォスに関しても安田記念同様のコンディションなら間違いなく掲示板には残っていたと思います。確かに先行勢には厳しい展開でしたが、それよりも一度レースを使えなかったのが響いているのかもしれません。

レッドモンレーヴは直線ナミュールに入られて横によけてはいますが、そのまま走っていても掲示板までだったかと思います。外外を回らされており、距離のロスも多かったのが敗因かなと思います。最後方でレースしていたら面白かったかも。

本命1着、対抗2着。とはいえ、馬券をまた取りこぼしてしまいました。ジャスティンカフェを切ってしまいました。反省です。本命単勝率回収率と複勝回収率は昨年以上であるが、馬券回収だけが悔やまれる。

終わりに

馬券が当たらない苦しい期間が続いていますが年内のG1も残りわずか。まずは来週、ジャパンカップ。世紀の一戦をどう読むか。本命は揃うのか、バラけるのか、楽しみに週末を迎えたいと思います。

マイルCSの記事を読んで頂きありがとうございました。

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