【マイルCS2024】優しくてお小遣いをくれるソウルラッシュおじいちゃんに集るのはやめましょうよ/最終予想

予想

11月17日(日)に京都競馬場で行われますG1・マイルチャンピオンシップの最終予想を公開します。

推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。

※「三連単1点1000円勝負」は収支には含まず、各々の予想との関連はありません。

[NEW]↑2022産推し馬を更新!

pease

本命単勝回収率16% 複勝回収率87% 馬券回収率55%

2/17〜11/16現在までに公開した予想と買い目の成績です!

◎2ブレイディヴェーグ
○15セリフォス
▲13ソウルラッシュ
△4ナミュール
14ウインマーベル

pease

天気予報は曇りのち雨。土曜日はギリギリ持ちこたえるかという微妙なところ。とりあえず良馬場で予想。

想定している展開としてはスローよりのミドルペースからの瞬発力勝負。馬群が密集することを考えると最後方からの外ぶん回しでは勝ちは厳しいか。外を周るにしても中団後ろくらいにはいたいところ。

本命のブレイディヴェーグはスタートがあまり良くないものの、ルメール騎手もかなり追って位置を上げるはず。セリフォスよりも前に出れればうまくマークを外して外に出せる可能性がある。メンバー的にペースがそこまで上がらなそうなことを考えると、初マイルとはいえ追走には困らなそう。状態としては前走の府中牝馬がまだまだ仕上げ途上の段階で圧勝しており、今回は確実に状態を上げてくる。実力は同世代のリバティアイランドと同等と思っており、マイラーではないとはいえ今のマイル界なら十分勝機はある。それに加えて今回は有力馬が欲しい枠を引けていない。ナミュールはオオバンブルマイに蓋をされる内枠を引いたし、ソウルラッシュは内の立ち回り力を活かすことが出来ない外枠、セリフォスは前に壁を作れない外枠、ジュンブロッサムは能力的にG1は怪しいし、チャリンは日本の馬場への相性が悪そう。あとはこの馬がナミュールとセリフォスよりもスタートを決めることが出来れば。

対抗はセリフォス。前に壁を作れなそうなのはかなり気になるが、あまりにも舐められすぎのように思えるので買い。前走の富士Sは苦手な休み明けで尚且つ良馬場とはいえ渋っていたし、安田記念も苦手な稍重、マイラーズCも稍重と敗因は明確。ソウルラッシュとの勝負付けは済んだ感があるが、今回はソウルラッシュが団野騎手でこっちは川田騎手。騎手の腕前差で覆せる。あとは中団後ろ目に付けて末脚に賭けてどこまでという感じ。近走は調子が振るっていないが、ここで巻き返してほしい。

3番手はソウルラッシュ。雨が思っているよりも降って稍重以上になるのであればさらに評価を上げるべき一頭。ただ、去年モレイラ騎手があれだけの競馬をして勝てなかったことを考えると団野騎手ではこの馬を勝ちに導くのは厳しいか。とはいえ崩れるような感じもしないので3番手まで。

4番手のナミュールは外枠ならもっと印を上げていた一頭。やはりすぐ外にオオバンブルマイに乗る武騎手がいるのが怖すぎる。また、鞍上が前意識の非常に強い騎手であり、コメントでも中団がベストという発言をしているのが非常に気がかり。どちらかというと腹をくくって末脚に賭ける競馬の方が持ち味が出るタイプであり、鞍上と手が合うかが疑問。ただ、今の日本のマイル界を考えるとこの馬がトップだと思うので、さすがに切ることはできない。

5番手のウインマーベルは初マイルではあるものの、今のこの馬の適性はスプリントよりもまだマイル寄りだと感じている(本質は1400だとは思うが、、、)。スプリンターズSでは中団に付けていたが、マイルなら前目に付けることが出来るはず。ウイン特有の粘り腰でどこまで残れるかが非常に楽しみ。大きな穴を空けそうで紐としてはもってこい。

高額配当を狙い撃て!三連単1点1000円勝負

1着:2ブレイディヴェーグ
2着:15セリフォス
3着:13ソウルラッシュ

Lakka.

本命単勝回収率99% 複勝回収率111% 馬券回収率79%

◎11チャリン
○2ブレイディヴェーグ
▲13ソウルラッシュ
△7マテンロウスカイ
△4ナミュール

Lakka.

本命はジャンタルマンタルです

今年のマイルCSは本来ならジャンタルマンタル1強となるはずだった。それが富士S前に回避となり、日本では使わず香港に絞る形に。これは予想をする上で大きなポイントで、ようするに2番手以下のメンバーということ。なおかつ、近年の日本競馬におけるスプリントからマイルの短距離路線は変わり映えのしないメンバー構成で、世界に通用するような馬はやはり中距離以上が多い。なので新星ジャンタルマンタルが戦線を離脱したのは非常に残念に思う。

ということで、今年ヨーロッパのマイルG1を席巻したチャリンに敵う馬などいないという話になる。ジャックルマロワ賞で倒したインスパイラルや、QE2世Sのファクトゥールシュヴァルは欧州以外でのG1勝ちもあり、特にファクトゥールシュヴァルは今年のドバイターフの勝ち馬。2着だったナミュールのクリスチャンは「勝った馬が強かった」とコメントしている。

父ダークエンジェルといえば日本ではマッドクールがG1を勝っており、日本の高速馬場適性があるとは言わないが、今の荒れている京都の馬場ならぴったりに思える。共同会見ではムーアが「雨は降らない方がいい」とコメントしているのも、今の京都の馬場を理解した上での発言だと受け取れる。スタートもある程度出していけるタイプで、あとは名手の手綱捌きを信じるのみ。

対抗のブレイディヴェーグも中距離路線からシフトしてきた馬で、ある種の新星であることを強調したい。マイルCSの特徴として2000mや1800mで良績のある馬が走りやすいというのもあるが、何より長期の休み明けだった府中牝馬Sを勝ってしまったことが衝撃的だった。休んだ分万全に仕上げられたわけではなく、当初の復帰予定だった新潟記念もキャンセルしてしまい、ようやく走れたという状態だった。展開も向いたとはいえいきなりトップハンデの57キロを背負ってあの走りなので、当然だが並の馬ではない。ここを使ってきたのは「秋のサンデー牝馬×ルメール」における使い分けだと思うが、十分勝機のあるレースでしょう。

軸で買いたいのはこの2頭だが、今年はメンバー的にも去年のような後方勢で決まるペースにはならないと読んでいるので、上記2頭含め他もある程度の位置で運べる馬を選びたい。

そこでソウルラッシュは昨年の実績もあり、G1を勝つなら春の東京よりもこちらだろう。団野騎手ということで昨年のモレイラよりはどうしても劣るため軸にはできないが、追い切りでもレースでもずっと乗っているので大きな心配はない。マテンロウスカイはこのメンバーなら2、3番手をとれそう。勝ち鞍は全て右回りですし、使って良くなるタイプ。先にも述べたが、1800mで良績があるのもいい。展開が向けば1発もありそう。

最後のナミュールだけは、後方から唯一届くとしたらこの馬という評価。ただ、今の京都の馬場を完全攻略しているクリスチャンですし、スタートが決まれば出していく可能性がある。ただ、果たしてそれで持ち味を最大限に引き出せるかどうかは疑問。出していった場合に4番枠というのもナミュールにとっては苦しくなりそう。

印を回していないところで、ジュンブロッサムは綺麗な馬場でこそだが、枠的に荒れた内を回らされそう。そもそも鞍上的にも内枠は嫌いたい。セリフォスも折り合いがどんどん難しくなっており、ピークアウト感が否めない。そもそも川田騎手はジャンタルマンタルの予定だったわけで、乗り馬のレベルも落ちたと言わざるを得ない。

高額配当を狙い撃て!三連単1点1000円勝負

1着:11チャリン
2着:13ソウルラッシュ
3着:7マテンロウスカイ

ちょい穴党のリョー馬

本命単勝回収率21% 複勝回収率93% 馬券回収率7%

◎5ジュンブロッサム
○4ナミュール
▲13ソウルラッシュ
△2ブレイディヴェーグ
△6オオバンブルマイ

リョー馬

明日は良馬場なのか?それとも稍重なのか?予想は良馬場予想です。

良馬場なら今上がり調子のこの馬から勝負してみたい。去年からマイルにシフトして以来徐々に当確を表しています。前走の富士Sではソウルラッシュこの調子なら本レースでもいい勝負をしてくれるはずです。良馬場ならいいですが、道悪なら割引があると思います。

対抗はナミュールです。昨年は末脚一閃で1着でした。今年ももちろん勝ち負けしてくると思いますが、香港で引退を表明しているだけにそっちが本命なのかなと。

ソウルラッシュはマイル戦なら大崩れはない。道悪なら評価を上げる。ただ、勝ち運がなかなかないと思っているので善戦までかなと思います。

ブレイディヴェーグはやはりマイルG1では高い評価をつけたくない。1800mから2000mの馬なのでマイラーたちには勝てないだろうと。後予想している現在が1番人気なので逆らいたい気持ちもありこの評価。末脚は本物なので展開的に差しが来るなら馬券内も全然あり得る。

最後にオオバンブルマイです。ここ2戦は1200mとスプリント路線で出ていますが、距離は1400mから1600mがベストでしょう。京都外でのマイルはまさに最適性と言っていい。陣営も4歳秋を迎えて完成してきたと言っているので是非とも狙ってみたい。

高額配当を狙い撃て!三連単1点1000円勝負

1着:5ジュンブロッサム
2着:4ナミュール
3着:13ソウルラッシュ

終わりに

以上、推馬によるマイルCSの最終予想でした。

買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。