【大阪杯2024】「4歳牡馬の世代レベル論」に三者三様の見解/最終予想

大阪杯24アイキャッチ 予想

3月31日(日)に阪神競馬場で行われますG1・大阪杯の最終予想を公開します。

推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。

※「三連単1点1000円勝負」は収支には含まず、各々の予想との関連はありません。

pease

本命単勝回収率0% 複勝回収率90% 馬券回収率264

2/17〜3/30現在までに公開した予想と買い目の成績です!

3タスティエーラ
7ハーパー
▲1ミッキーゴージャス
△9ステラヴェローチェ
11ベラジオオペラ

pease
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ここで4歳牡馬世代トップクラスが負けちゃったら本当にこの世代の牡馬やばいですね。

本命はダービー馬の意地を見せてほしいとのことでタスティエーラにしました。この世代の牡馬は弱いと言われてはいますが、とはいえさすがに今回のメンバー相手には勝ってもらわないとメンツが保てませんからね。この世代の筆頭は間違いなくこの馬です。スキルヴィングがいた世代が弱いと言われるのは嫌ですので、頑張ってほしいです。

という理由もあるのですが、単純に今回のメンバーの中では実力は抜けているだろうなということ、伸びる内を通れること、器用な競馬が出来ることから、一番減点材料が見つからなかったので本命にしているというのもあります。弥生賞、皐月賞で騎乗していた松山騎手に戻るのも好材料でしょう。川田騎手やルメール騎手がいない今回、約2年ぶりにG1を勝つ大チャンスと言えます。デアリングタクトに乗っていた時期の輝きを今回で松山騎手に取り戻してほしいです。そうでないとハーツコンツェルトでジャパンカップ勝てないぞ!と思っています。(今回のレースに全く関係ないお話でした、、、)

対抗はハーパーです。リバティアイランドを除けばこの世代の牝馬3冠レースで最も頑張っていた馬と言えると思います。この馬の武器はやはり立ち回り力ですね。スムーズに先行して粘る競馬が安定してできるのは、立ち回りが問われる今回のレースにマッチしていると思います。距離的にもこのくらいが良いでしょう。G1を勝ち切れるだけの力があるのかと言われると微妙ですが、今回の相手であれば立ち回りと内先行有利の馬場を最大限に活かして勝ち切る可能性はあると思います。

3番手はミッキーゴージャスです。愛知杯の競馬がかなり衝撃的な内容でしたね。内がかなり有利な馬場状況の中でただ一頭、外々を捲って勝ち切りましたからね。この馬は間違いなくG3レベルの馬ではないと感じていました。じゃあいきなりG1に出てきたら、、、と思っていたのですが、今回のメンバーであれば十分やれるのではと思っています。とにかくスタートを決めてある程度の位置にはつけてほしいですね。ただ、鞍上がデムーロ騎手なのでスタートに関してはかなり心配です。そういった意味で3番手にまで落としています。

印をつけていない馬に関して
ローシャムパークに関しては、私はブラストワンピースと全く同じタイプだと思っています。他馬に邪魔されることなくダラーっと脚を使った時にめっぽう強いというイメージです。この枠だとそういった競馬ができそうにないし、仮にできたとしても今の馬場で届くのか?と思ったので無印に。

ソールオリエンスはやはり位置取りですかね。いつも通りの競馬になると中山記念みたいな結果になってしまうかなと思います。G1で初ブリンカーで出走してきた馬に良いイメージが無いのも無印の理由の1つです。

プラダリアは斤量ですね。58キロを背負ってG1で馬券になるイメージが、メンバーレベルが低いとはいえ想像できなかったので、今回は切っています。

ジオグリフに関しては、時計が出る今の馬場は合わないよなぁとは思いつつ、好枠には入れたしそもそも推している馬なので、問答無用で馬券には組み込もうと思っています。また、ルージュエヴァイユに関しても左回り巧者だとは思いつつ、このメンバーの中では実力的にかなり上の方にいるのは分かっているので、紐には組み込む予定です。

高額配当を狙い撃て!三連単1点1000円勝負

1着:3タスティエーラ
2着:1ミッキーゴージャス
3着:7ハーパー

Lakka.

本命単勝回収率0% 複勝回収率515% 馬券回収率258

◎11べラジオオペラ
○6ジオグリフ
▲7ハーパー
△14エピファニー
△5スタニングローズ

Lakka.
Lakka.

エピファニーが遂にG1の舞台に辿り着きました。ここを勝つだけのポテンシャルは間違いなく持っているはずです。

火曜に「大阪杯の気になる馬」という名目でエピファニー1頭について語るというどうしようもない記事を投稿し、中間もエピファニー関連の記事をリポストしては匂わせポストを繰り返しておきながら、なんと4番手評価に収まったということをまずは褒めていただきたい。枠に関してはベストofベストを引いたと思いましたし、本命でもいいのでは?と考えたのですが、2000mという距離において外々を回すと最後に脚が残っているかどうか…に不安を感じてしまった。

ケフェウスSは1番枠からロス無く足を溜められたことが大きく、今回はチャレンジCのようなコース取りになると思うので、ピタッと止まってしまう可能性がある。ルメール騎手も当時「本質的には1ハロン長い」とコメントしており、この距離延長はプラスには捉えにくい。ただチャレンジCに関しては馬体重+12キロが太かったという見方もあるので、当日の馬体重が鍵になる。前走から+4キロ以内に収まっていたら馬券的な評価は上げる必要があるかなと思っています。馬場的には後方から外を回しては話にならないので、内の2頭は出していかなさそうですし、内に切り込んで距離ロスを抑えつつ前目のポジションが取れると理想的。

さあ、初っ端から4番手評価の馬にかなりの文量を使いましたがここからはサクサク行きたいと思います。人気のないところから挙げた2頭。まずはジオグリフですが、どうやら前走は展開が向いただけという意見が多いようで、現時点で10番人気。もちろん内を回した馬でワンツースリーですから展開は向いているのですが、直線入口で内のマテンロウスカイと外のエエヤンに挟まれそうになったところで、外のエエヤンを突き飛ばしたあのメンタルこそが「兆し」だと思っています。そもそも調教の動きがダメダメでしたし、それに比べて今回の最終追いは鞍上の手綱は引っ張りっぱなし。以前も皐月賞馬の復活があったレースですから、舞台としては絶好だと思います。

スタニングローズに関しては長期休養明けですし、1回様子見…と思っていたのですが、陣営からその雰囲気が全くと言っていいほどありませんし、いきなりやれる状態にあるのだとしたら押さえないといけない馬。能力は疑いようが無く、レースセンスの高い馬ですし内回り2000mもバッチリ合うでしょう。

3番手評価のハーパーも同じくレースセンスが高く、コースにも適性がありそう。この枠ですし、有馬記念で見せたロケットスタートと先行力があれば内前のベストなポジションが取れる可能性は高く、1着まであると思っています。中間はドウデュースには置いていかれたものの、おかげで1週前の時計は抜群。十分に勝ち切るだけの力がある。

さて本命のべラジオオペラを語る上で「4歳牡馬」というテーマは欠かせないと思いますが、まずソールオリエンスに関しては出るレースの見解で述べている通り、強いと思ったことがない。タスティエーラは能力というところでは一番信頼しているのですが、ここ2戦ゲートを出てからの反応が鈍くなっているのが気になる。ドバイと大阪杯でギリギリまで迷っていたり、調教師から珍しいコメントが出るように、成長力に疑問が残る。よって現時点ではこの2頭を上回る成長を遂げている可能性があるべラジオオペラを4歳牡馬では最上位に評価したい。前走は明らかに叩きながら5歳のプラダリアに食い下がり、前々走でボッケリーニに先着しているように他の世代とでもこのメンバーレベルなら遜色ない。昨年からここを目標にして作られてきており、コース適性は高く、和生騎手ならスタートも上手いですし、この舞台でこそ。

展開に関してはステラヴェローチェが逃げて、ややスローの内前有利決着だろうという予想で、好位で運べそうな馬を選んだ。ミッキーゴージャス、ソールオリエンス辺りが捲ってペースが乱れる可能性もあるので、落ち着いてマイペースを刻める番手以降の馬にチャンスはあるはず。プラダリアは距離が足りず、ローシャムパークはこの枠だと外を回すことになりそうなので厳しいと予想した。

高額配当を狙い撃て!三連単1点1000円勝負

1着:6ジオグリフ
2着:7ハーパー
3着:11べラジオオペラ

ちょい穴党のリョー馬

本命単勝回収率0% 複勝回収率0% 馬券回収率0%

◎13ルージュエヴァイユ
○7ハーパー
▲8プラダリア
△2ローシャムパーク
9ステラヴェローチェ

リョー馬
リョー馬

ドバイに有力馬が流れすぎです。これまであまり注目されなかった馬にも可能性があり、非常に妙味の高いレースになりそう。

ルージュエヴァイユに関して、はっきり言って内枠が欲しかった。だがこうなれば積極策を取るしかない!いつも不安の少ない馬を選ぶようにしてるんですが、今回は多少不安はあれどこの馬強いだろうと思い本命です。エリ女ではこの馬を本命にして、2着まできてくれていますし元々2200mでも距離不安あった中で大健闘でした。前走は叩きと考えれば御の字ですし、距離が短縮するのは願ったり。早くから栗東に入り最終追い切りは栗東で。陣営の本気度も伝わってくるのでなんとかG1勝利を!

対抗はハーパーです。正直この世代は牝馬でしょ。エリ女からの参戦となった有馬記念では流石に掲示板は外してしまいましたが、それまでのレースでは流石の安定感。爆発力に欠けますが、大崩れはせず毎回よく走ってくれるタイプなので手堅く対抗にしました。正直メンバーレベルが高くないのであっさり勝ってもなんら不思議じゃない。

プラダリアはタフな馬場な方が得意だとは思うがこのメンバーなら通用する。2000mと若干距離が短い点が不安材料。

ローシャムパークに関しては内枠です上手く立ち回れる点が好材料。コース代わりで内内でうまく立ち回って欲しい。9月にタイトルホルダーに勝ったほどの馬なので楽しみな一頭。

最後にステラヴェローチェです。やっとG1の舞台に帰ってきました。まず長期休養後芝マイルに出て、ダートマイルを挟み、大阪杯を目標に大阪城Sで勝ち状態をあげここまで来れた。それだけで奇跡。しかも前走は58.5キロを背負っての勝利。この馬が元々持っている力を発揮できれば間違いなく勝つでしょう。近走では休養前と異なり積極的に前に位置を取っている点は大阪杯を立ち回る上でもプラスに働きます。

買い方にも言及しておきます。今回抜けた馬がおらず、かなり人気が割れているので広めに買う予定ではあります。

高額配当を狙い撃て!三連単1点1000円勝負

1着:13ルージュエヴァイユ
2着:7ハーパー
3着:2ローシャムパーク

終わりに

以上、推馬による大阪杯の最終予想でした。

買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。

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