【NHKマイルC2023】人気薄の激走で高配当を狙う/最終予想

本命単勝回収率87％ 複勝回収率80% 馬券回収率0％

セッションは前走の競馬を見る感じ渋った馬場への適性もありますし、先行勢が揃うタフな展開だとしても2000mで好走できるスタミナがあるので問題ないと思います。前走アーリントンCで2着でしたが、勝ったオオバンブルマイがより完璧な競馬ができたことが大きく、勝ち馬に等しい実力があると思います。鞍上の団野騎手も高松宮記念を制して勢い十分ですし、先行馬の扱いはかなり上手いです。レースへの適性面、周りの脚質との関係、実力、鞍上と多方を鑑みて、人気は無いですが本命としています。

対抗は同じくアーリントンCで渋った馬場への適性を見せたショーモンです。内枠に入れたのはかなり大きいですね。内からスムーズに先行する競馬が出来れば、内からの競馬が得意な鮫島騎手がこの馬の実力を引き出してくれると思います。重賞で3着が2回ではありますが、その両方ともタイム差はそこまでありません。ここでも通用する可能性はあると思います。

3番手は前走ブリンカーをつけたことで改善が見られたウンブライルです。1400mまでの馬かなという印象を持っていましたが、ブリンカーをつけていればマイルでも十分戦えそうですね。馬券外に敗れたクイーンC、阪神JFともに外枠が大きな原因となっていたので、内枠を引いた今回は十分挽回が見込めると思います。あとは武史騎手がどう導くかということですね。今回は先行勢が多く、前が崩れる展開になる可能性があるので、内でじっと脚を溜める競馬が出来れば面白いと思います。

4番手、5番手には実力的にメンバーの中でトップクラスのドルチェモア、カルロヴェローチェの2頭としています。ドルチェモアは内枠であればもっと高い評価でしたが、外枠になったこと、鞍上が中々定まらなかったこと、先行勢が多いことを鑑みて、カルロヴェローチェは外枠を引いたことで折り合いをつけることが難しいそうなこと、鞍上が初騎乗なことを鑑みて紐評価としています。

本命単勝回収率0％ 複勝回収率92% 馬券回収率0％

ステルヴィオの全妹で、デビュー前から評判の高かったウンブライルを本命に。推したい要素は大きく二つ。一つは鞍上の横山武史騎手が阪神JFで騎乗した際、追い切り時から能力を高く評価していたのが印象的で、ここで再タッグというのが心強い。当時は17番枠という恵まれない枠順だったため着順は度外視していい。

もう一つはステルヴィオをはじめ、ステルナティーアなど木村厩舎がこの兄妹を知り尽くしている点。特に同じ牝馬のステルナティーアでは蹄の問題が常にあったため、そういった経験がウンブライルに生かされていると思う。本来は桜花賞へ行くべき馬だったはずだが、NHKマイルCに照準を切り替えたことが結果的にプラスだったという結果を期待。

シングザットソングは桜花賞で本命にした馬。能力に関しては桜花賞でも証明してくれた。そして何より見解で書いた唯一の懸念だった乗り替わりが解消され、吉田隼人騎手に戻ったというのが一番の買い要素。桜花賞は見えない疲れがあったように思えたので、どれだけ回復しているかだが、調教後馬体重はプラスだったので牝馬の高野厩舎の仕上げに期待したい。

もう一頭人気薄だが、素質はピカイチのナヴォーナにも期待している。未勝利を勝ち上がった日の東京は前残りだったが、ナヴォーナと青葉賞を勝ったスキルヴィングのみが外から追い込みを決めており、能力には疑いなし。

本命単勝回収率27％ 複勝回収率18% 馬券回収率0%

本命はオオバンブルマイです。前走のアーリントンCでは4ヶ月ぶりのレースにも関わらずしっかりと勝ち切りました。重馬場でもしっかり速い脚が使えており、重い馬場を苦にしません。朝日杯FSでは出遅れが響いてしまいましたが、本来はしっかり位置を取れる馬です。このメンツの中で重賞2勝しており、実力上位。

対抗はウンブライル。前走中山の稍重の中しっかり脚を伸ばしての2着。東京にかわるのはプラスだと思う。

モリアーナも稍重でしっかり走れています。また鞍上が横山典弘騎手でありNHKマイルカップには高相性。

シングザットソングはこれまで重い馬場で走った経験がありませんが、母系はダートで好成績を残した馬がいますので重くでもさほど苦にしないと思います。

カルロヴェローチェは前走重馬場のファルコンSで2着になっています。距離はマイルの方が合っていると思うので距離延長がプラスになるはず。