大阪杯2022 最終予想

対抗は14レイパパレです。もまれると弱い馬なので外枠が欲しかったのですが最高の枠に入ることが出来ました。15アフリカンゴールドの後ろに付いて行ってスムーズに先行できれば面白いと思います。金鯱賞で復活の片鱗を見せ、一度叩いた今回は万全な状態で臨むことが出来ると思います。スタミナはメンバー随一のものを持っているはずです。前が崩れる展開になっても折り合ってさえいれば6エフフォーリアと一緒に来ることが出来ると思っています。

▲は5アカイイトです。前走は初めてある程度の位置に付けての競馬ができるようになりました。それによって非常に安定感が出てくると思います。ただ、今回前崩れのレースを想定しているため、後方からの一気の競馬をして来た際には一発あり得るかなと思い、単穴として指名しました。ただ、前走のような競馬をしても２，３着は十分とれると思っているので、面白い１頭だと感じています。

11ステラリアは前走ある程度の位置で競馬したところ、4ジャックドールが作り出すペースについていけず、直線に入ってもまったく手ごたえがありませんでした。今回は後方からで腹をくくって脚を溜めていてほしいなと思っています。エリザベス女王杯のような展開になると面白いですね。

4ジャックドールは前崩れ想定とはいえ地力だけで３着くらいに残してくる可能性は全然あるので切ることはさすがにできない印象です。前走レコード勝ちの疲れなども気になりますが、勢いがある以上切るわけにはいかないでしょう。

ここは負けられないレース。昨年は秋にグランアレグリア、コントレイル、クロノジェネシスを倒し、国内に敵無しかと思わせるほどの結果だった。今年は国内に専念ということで大阪杯から宝塚記念というローテの様だが、今年は中長距離の有力馬が軒並みドバイに行った為国内はかなり手薄になった。その様な大阪杯を昨年これだけの成績を残している馬が負けるとは考え難い。

標的は4ジャックドール1頭だけと思われるが、脚質的に6エフフォーリアは4ジャックドールを常に視界に捉えてレースができるので有利。少しの雨なら問題ない。

エリザベス女王杯は外伸び馬場といえ、コーナーの大外を回りながら捲っていく競馬で後ろを2馬身離した勝ち方は10番人気の激走と言えどフロックではない勝ち方だった。

大阪杯は比較的前有利になりやすいレースであり、本来のこの馬の脚質では難しかったかもしれないが、前走金鯱賞ではある程度前目のポジションから競馬ができた。これが大きな収穫で今回も最初から出していく競馬ができると思う。雨予報でもこの馬は問題ない。叩き2戦目ということもあり、前走幸騎手が言っていたように「もう一段上」というものに期待したい。

前走は圧巻の走りであのメンバーでも力の差を見せつけた様に見えた。しかし、前走はあくまで前哨戦であり、勝ちに行かなくて良い馬も多くいたはずだ。であれば無理に捕まえに行く必要も無い。しかしGⅠとなると全馬勝ちを狙うレースをする為、必ず標的になる。

影をも踏ませないラップを刻みながら最後に脚も使うという強烈なタイプの為、捕まえに行った馬もかなり苦しくなると予想できるが、この馬が勝ち切るにはかなり苦しいレースになると予想した。大跳びのこの馬にとって雨予報は他の有力馬が苦にしない分あまり歓迎できない。

前走は休み明けで＋8kg、パドックはそこまで太く見えず良かったが結果は11着、鞍上は敗因に休み明けを挙げていたので、一度使った上積みはあるだろう。それに加えて結果の出ている阪神が舞台というのもプラス。

鞍上は乗り替わりで福永騎手だが、3歳の頃に同コースでの勝ち鞍もある為非常に安心できる。逃げ先行の馬が多く、2着に入ったエリザベス女王杯の様に前がやり合って後ろの馬有利になれば大チャンス。雨予報も問題なし。

3着候補としてこの馬を挙げておきたい。大阪杯と同舞台のチャレンジCで5着だったが、後方待機から直線で大外に出すと上がり最速の凄い脚を使い4着と差のない5着まで突っ込んできた。調教師のコメントで何度も阪神の方が良いという言葉が出てきていることもあり、よほどこの舞台への適正があるのだと思う。

追い切りもかなり時計を出してきており状態の良さが伺える。そしてなにより手の合っている岩田康成騎手で1枠1番に入ったことも不気味さを増す。正直単勝100倍のつく馬を買うレースだとは思えないが、3着までなら。

昨年の覇者だが、かなり恵まれたレースだと思った。相手のコントレイルにグランアレグリアは高速馬場が得意な馬で最後の直線ではジリジリ、道悪大好きモズベッロが外から突っ込んで2着というのが表している。逃げたというのもこの馬の最終手段を出したような形で泳がされたのも幸運だった。

それから1年かけて逃げない競馬を徹底的に教え込んだ結果、ようやく前走金鯱賞で形になった。これはかなりの収穫であり、今回斤量も軽くなることもあり期待。しかしどうしても距離は少し長いと思ってしまう。あとは雨がどれだけ馬場に影響を与えるか次第といった印象だったが、あまり降らない予報に変わってきたので評価を下げた。

言わずもがな、現役最強馬。昨年の天皇賞・秋や、少し状態の落ちた有馬記念でもしっかり勝ちきっている。初の阪神競馬場ではあるが問題ないと思う。枠も6番と4番ジャックドールを見ながら競馬できるいい枠。鞍上もずっと乗っている武史なので問題ない。ここは勝つ。

阪神巧者。前走は久々のレースで良化の余地あり。昨年の忘れな草賞で強いレースをしている。かなり速い時計の出る芝だったとしても1.58秒は優秀。4ジャックドールがとばしていっても問題ない。

前走3着だったが前が止まらない展開を考えればいい結果。垂水Sやエリザベス女王杯の結果を見れば阪神は得意。牝馬で55キロの斤量も魅力的。

前走のAJCCは強い勝ち方。元々の能力もかなりのものだと思う。枠も外枠で良い。前が潰れれば3着以内に入る可能性がある。

昨年の大阪杯の勝ち馬。前走は4ジャックドールに負けたが、斤量や馬場を考えると仕方がない。斤量が55キロとなる今回はいい勝負ができると思う。しかしながら枠が外側になってしまったので今回は5番手評価に。

明け4歳の初ブリンカー。これだけで買いたくなる。元々持ってる能力を出し切れば充分通用すると思う。最近のレースでは途中でレースをやめてしまっているので変わりみを期待しオッズの妙味を考えて買うならこのレースかと思う。

4ジャックドールに関してはもってる能力は本物だと思うが、今回はマークや牽制に合うと予想。ここ5走は左回りを使い続けているところからも右回りよりは左回りの方が得意だと考えられる。内枠に入ったことは高材料だが、斤量も57キロになりこれまでのような得意な展開に持ち込めないと考えると厳しいレースになると予想し、今回は評価を落とした。