大阪杯2022 全頭診断

4/3に阪神競馬場で行われる大阪の全頭診断をしていきます!

全頭診断は推馬代表のpeaseさんに担当していただきます。

前回の高松宮記念の全頭診断では、8番人気1着のナランフレグをA評価!

それでは早速1頭ずつ詳細に診断していきます!

全頭診断

1枠1番 スカーフェイス 評価:C

見解

今まで後方から差しの競馬の一辺倒をやってきた馬です。団野騎手が乗った時は、いつも追い出しが遅れてしまった影響で最後の最後で届かずに馬券外という競馬を続けてきました。中山金杯で石橋騎手が乗った際に適切なタイミングで追い出すことが出き、しっかりと2着に好走することが出来ました。

今回はイン突きが非常にうまい岩田騎手が乗り、さらに1番に入ることができたので、今回腹をくくってインで脚を溜め続けてイン突きしてほしいと思うのですが、今まで軽斤量によるハンデがあった状態でこの成績です。定量戦になる今回は実力がもろに影響してしまうということを考えた時に、他馬に比べて劣っているところが出てしまうような気がしています。

1枠2番 レッドジェシス 評価:C

見解

京都新聞杯や神戸新聞杯といった出世レースで好走した馬です。ただ神戸新聞杯はぐちゃぐちゃの特殊な馬場状況を味方にしたもので、京都新聞杯は単純にレースレベルが低かったことによる勝利なのでそこまで評価できるものではないでしょう。

前走はダッシュが付かず後方からの競馬になってしまったうえに、まくっても手ごたえが悪く4角では後方に戻っていたりと散々な競馬になっていました。前哨戦とはいえちょっとひどかった印象です。あまり強い気はしません。もっと長い距離や馬場が渋った時の方が良いと思います。

2枠3番 ヒュミドール 評価:C

見解

この馬は福島記念や小倉記念で好走している通り、平坦な競馬場で輝くタイプの馬だと感じています。要は右回りのローカル競馬場が大の得意という印象です。右回りのとはいえ阪神競馬場では坂で失速してしまうでしょうし、そもそもG1で好走できるレベルの馬とは到底思えません。ここは迷わず切ってしまった大丈夫だと思っています。

2枠4番 ジャックドール 評価:B

見解

後方に有利なレースになったとしても決め脚が足りないし、前有利だと単純に届かないしという状況で5連勝していて最も勢いを感じる馬ですね。また単純に実力的にもすでにG1レベルだと思います。ジョッキーもコメントしていますが、逃げて差すというわけのわからない競馬ができる馬です。自力的にはまったく見劣らないでしょう。

ただ今回アフリカンゴールドが逃げ宣言をしていたり、ショウナンバルディに坂井騎手が乗ったりと、前争いが今までのレースに比べて激化する恐れがあります。確かに控える競馬もできる馬ではあるのですが、それをしてしまうとエフフォーリアに勝つことは難しいでしょう。さすがにここまでの期待を背負っている以上着狙いの競馬はしてこないと思うので、逃げを狙っていくと思います。そうなったときに明け6戦の影響もあって、消耗してしまうのではないかと危惧しています。

実力と人気ともに切りにくい馬ではありますが、このオッズでは手が出しにくいですね。エフフォーリアかジャックドールどちらを切るかと言われるとジャックドールだと思っています。ここで勝てたとしたら化け物ですね。

3枠5番 アカイイト 評価:B

見解

以前までは最後方くらいから豪脚による差し一辺倒の競馬をしてきました。凄まじい脚を持っているのですが、そういった競馬になる以上展開次第なところがあり、中々信頼できる馬ではなかったのですが、前走の金鯱賞で中団につけて競馬をすることができるようになっていました。これができれば相当安定感が増すと思います。

ただ、安定感が増すと同時に勝つくらいの突き抜ける走りはできなくなると思いますので、紐までかなと感じています。3着以内なら十分ある馬ですので、狙ってみたい1頭です。

3枠6番 エフフォーリア 評価:S

見解

さすがに今回の相手では戦ってきた相手が違うと思います。左回りのほうがよいという声も以前まではありましたが、皐月賞や有馬記念では急坂で手前を変えて、その異次元のスピードを殺さずに実力馬たちを完封しています。また、斤量の恩恵がなくなることへの不安も言われていますが、そんなレベルの馬ではないことは誰もが知っていることだと思います。よく言いますが、ロベルト系の最強馬は理屈など関係ありません。

今回もしっかりと1着に来てくれると思います。1つだけ心配なのは、この枠だと包まれて追い出せなくなる可能性があることです。そうなるとさすがの現役最強馬でも取りこぼすことがあるかもしれません。ただ、近走は操縦性の高さも見せるようになってきており、手の内を知り尽くしている武史騎手ならしっかりと進路を確保してくれると思っています。

4枠7番 ウインマリリン 評価:C

見解

前走は状態が最悪だったうえに、スタートで強く押し出したことでかかってしまい、ペースが乱れてしまったことが敗因です。まったく気にしなくていいと思います。オークス2着や天皇賞春でも5着にまで来たほどの実力馬です。このメンバー相手にも素質的に劣っているとは思いません。

ただ、若干ピークアウトしてきたような気がしています。どうやら状態的にもオールカマーのときほどでは無いらしく、そうなると狙いづらいと感じています。手が合っていた武史騎手からの乗り替わりも痛いところです。穴人気するとは思いますが、個人的にはあまり狙いたくない1頭です。

4枠8番 ポタジェ 評価:C

見解

いつも惜しいところまで来るのですが中々馬券内には来ることができない馬ですね。前走はダッシュがつかず、後方からの競馬になりましたが上り1位の脚を使って4着まで食い込んできています。やはり力はある1頭ですね。

ただ、今回もそこそこの順位に落ち着く気がしています。あと一歩のところで頑張れないというところがあるのかもしれないですね。それか手の抜きどころを覚えてしまっているのかもしれません。次こそはきそうと思ってしまうのですが、今回は一旦様子見したいです。

5枠9番 アリーヴォ 評価:C

見解

前走の小倉大賞典では外々を運んでからの大外一気で突っ込んできました。他の馬とはものが違う感じの末脚でしたね。折り合いもつくので確実に脚を溜めて末脚を発揮できるので、安定感があるとは思います。

ただ前走で重賞を勝ったとはいえ、54キロという軽斤量による恩恵も大きかったでしょうし、得意な小倉競馬場ということも大きかったと思います。阪神でも全然やれるとは思うのですが、定量戦になってどうかは今回が試金石だと思いますね。実力がよくわかっていない以上、一旦様子見したいです。ただ、調教の走りが抜群によかったのが少し気になりますね。馬場が渋れば考え直したいですね。

5枠10番 ヒシイグアス 評価:B

見解

去年4連勝してからの天皇賞秋5着、香港でも2着と非常に安定感があると思います。ただ、勝ったレースのほとんどが僅差で競り勝つような競馬をしており、大駆けはしないタイプだと思いますので、来るとしたら2,3着というイメージですね。転乗りの池添騎手というのも面白いと思います。

ただ、陣営のコメントからもわかる通り、まだまだ本調子ではなさそうです。予定を急遽変更しての大阪杯出走というのもあまりいただけないところではあります。ここをメイチに仕上げてきている馬が多いですからね。人気次第では紐に入れたいと思っていますが、人気になるようだったら消したい一頭です。

6枠11番 ステラリア 評価:A

見解

前走ある程度の位置に付けて競馬をしたものの、直線で手ごたえがなくなっていました。状態面が良くなかったこともあると思いますが、単純にジャックドールが作るペースとなると後方から脚をじっくり溜める競馬をしないと追走でガス欠してしまうのでしょう。

今回は状態も非常に良さそうで、福永騎手に乗り替わりというのも好材料です。ペースが乱れて後方からじっくり脚を溜めていた馬が好走したエリ女のようなレース展開になれば、同型馬の中では一番この馬が面白いかなと思っています。人気しないようなら狙いたいと思っています。

6枠12番 ショウナンヴァルディ 評価:C

見解

前走控える競馬を選択しましたが、頑張って6着という内容でした。やはりこの馬は逃げてなんぼの馬だと感じています。坂井騎手に乗り替わったことによってより前意識が強くなるでしょうし、ここは逃げ争いを演じてくれると思っています。ただ、この馬がスローで逃げ切るタイプの馬なので、アフリカンゴールドやジャックドールなどの逃げ候補がいる今回は楽に逃げることはできないでしょうね。かといってジャックドールについていくとガス欠するので、好走はちょっと難しいと思います。

7枠13番 キングオブコージ 評価:B

見解

最近スタートがあまりよくないので後方からの競馬になる可能性が高いです。前走は勝ちはしたものの、タフな持続力勝負になって前の馬が苦しくなったことでこの馬に非常に向く展開になりました。これで評価を上げすぎるのは少し早計かなと感じています。血統的にガリレオがはいっている影響でタフな展開になったときは力を発揮できるタイプです。今回は逃げ候補が多く、息の入らないタフな流れになる可能性は十分あるので、展開込みで気になる1頭です。

7枠14番 レイパパレ 評価:A

見解

揉まれたときに弱さが出てしまう以上、外枠に入ったことは非常に好材料だと思います。これならある程度折り合いを律しながらレースを進めることが出来ますね。この馬の持ち味は先行力とスタミナを活かした粘り込みです。

スタートでアフリカンゴールドについてスムーズに先行し、逃げ候補が多い影響でタフな流れになった際には1発あってもおかしくないくらいの1頭だと感じています。状態面も1度叩いたことでかなり良くなってそうですし、今回非常に面白い1頭だと思います。

8枠15番 アフリカンゴールド 評価:C

見解

近走は逃げの競馬をすることによって復活してきた馬です。前走も人気薄の逃げだったことでマークされずに楽逃げすることが出来ていました。今回も逃げ宣言をしているため、ジャックドールやショウナンバルディあたりと逃げ争いになると思いますが、この枠だとその位置まで行くために結構消耗してしまうでしょう。さすがに今回は厳しいと感じています。

8枠16番 マカヒキ 評価:C

見解

京都大賞典で復活を遂げてはいましたが、前走でまた走る気をなくしたような競馬をしていました。京都大賞典を勝った前走なんかは走る気をちゃんと見せていたので、今回はさすがに厳しいです。正直この年齢でG1に出てくることだけでほめてあげたいですね笑

終わりに

以上、大阪杯の全頭診断でした!是非予想の参考にしてください!

peaseのツイッターはこちら

https://twitter.com/pease2908

この後20:00に最終予想を公開!!

先週の高松宮記念ではLakka.◎ナランフレグ→▲ロータスランドで大的中!

今週も期待の最終予想にご注目ください!

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