4月14日(日)に中山競馬場で行われますG1・皐月賞の最終予想を公開します。
推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。
※「三連単1点1000円勝負」は収支には含まず、各々の予想との関連はありません。
pease
本命単勝回収率0% 複勝回収率80% 馬券回収率132%
2/17〜4/13現在までに公開した予想と買い目の成績です!
◎14シンエンペラー
○10レガレイラ
▲16ダノンデサイル
△8ジャンタルマンタル
△3エコロヴァルツ
未来有望な牡馬が今年の代は多くてかなり面白いですね。
牝馬に引き続き全頭レベルが高い大混戦になりましたね。チャンスがある馬が多くかなり悩みました。
そこで本命は、最もこのレースへの本気度と適性を感じたシンエンペラーにしています。前走の弥生賞は今まで見せていた気性面の難しさが格段に良くなり、より操縦性の高い馬になったなと感じた走りでした。負けはしましたが、直線での反応がいつもより悪かったのは休み明けの影響だと思うので、前哨戦としてはこの上なく良い内容でした。ホープフルSでの負けも先に抜け出してしまったことでソラを使ってしまったことが原因なので、抜け出すのがもう少し遅ければ勝っていたのはこの馬だったと思います。この馬に関してはダービーは距離的に不安があるので、クラシックで一番向くのは皐月賞です。ここに全力を向けてくるでしょう。懸念とされているテン乗りの坂井騎手ですが、桜花賞のライトバックの競馬を見て私の中での不安は消え去りました。元々先行馬でしかG1では結果を残せないイメージでしたが、後方からスイープフィートを牽制しつつ突っ込んできたあの競馬が出来たのは驚きましたね。今年の坂井騎手は大躍進の年になるかもしれません。
対抗は紅一点レガレイラです。スタートに課題のある馬ではありますが、持っている脚は一線級の牡馬相手にも十分やれるどころか上回るものを持っていると思います。ホープフルSは確かに馬場や展開が向いたとはいえ、紛れもなく強い競馬はしています。今回は先行勢がかなり多く、ハイペースが予想される展開なのでスタートが遅いというのもそこまでマイナスにはならないでしょう。このレースは牝馬が馬券になったことがないとは言いますが、この馬は史上初めてホープフルSを勝った牝馬です。そんな過去の傾向なんてものは吹き飛ばすものを持っていると思います。鞍上がルメール騎手であれば本命だと思っていたのですが、北村騎手になったこともあって今回は対抗にしています。
単穴としては一発が期待できるダノンデサイルにしました。この馬強いなと思ったのは勝った京成杯ではなく、京都2歳Sですね。外々を周らされてさらに直線で詰まったにもかかわらず、あわや2着というところまで差し込んできています。これは強かったですね。この馬は周りに馬がいない外を周った方がパフォーマンスが上がるタイプであり、この枠は最高の枠と言っていいのではないでしょうか。中団で控えて外から猛然と突っ込んで来ればかなりおもしろいと思います。
紐としては、実力はこの中でもトップクラスではあるものの、ベストはマイルだと感じているジャンタルマンタルと、前走の結果で人気がかなり落ちるであろうエコロヴァルツにしました。
Lakka.
本命単勝回収率138% 複勝回収率313% 馬券回収率175%
◎3エコロヴァルツ
○14シンエンペラー
▲1サンライズジパング
△17ビザンチンドリーム
△9アーバンシック
買いたい馬が多すぎて気が狂いそうだ。頭数で言うと11頭…。
18頭立てで印11頭って初心者か。というなんとも情けない脳みそで自分でも呆れていますが、というのも土曜中山の芝レースは全て内前で決まったのですが、全てがドスロー。これでは当日の馬場も読めたものではないじゃないかと言いたくなるのですが、少なくとも最終週というほど内の馬場が使えない状況ではないことだけは確か。
展開だが、メイショウタバルかホウオウプロサンゲのどちらかが逃げることになりそうだが、ここはプロサンゲの逃げと予想したい。逃げたときにパフォーマンスを発揮していることと、鞍上も継続騎乗で逃げに対する良いイメージを持っていそう。ただ枠的にはタバルが好スタートを切れば交わしていくにはかなり出していく必要があり、1角を使いながら隊列が形成され、平均以上のペースになる。ただプロサンゲはハイペースで逃げたことがないので、途中で緩めるだろうが、最後の脚は残っていないだろう。タバルも離される形にはならないだろうからこの臨戦過程でどこまで粘れるか…。
というわけで、その2頭を見る馬と内を通れる馬に絞っていきたいのですが、その前にどうしても捨て切れない殿三銃士を紹介させていただきたい。レガレイラ、アーバンシック、ビザンチンドリームだ。この3頭は何があろうとゲートをすんなり出ることはないが、確実な末脚を持っており、能力はピカイチ。つまり中山2000mという舞台と土曜の馬場を考慮すればまず馬券内に来ることはなく、この先の東京2400mで狙いたい。
しかし、次の舞台で来られると思っているからこそ、ここでも大崩れはないのではと思ってしまう。なのでこの3頭は平等に△と言っておきたい。もし皐月賞までに中山芝が外差しにシフトしているようなら印ごとひっくり返したいと思う。ただビザンチンドリームに関しては馬体重も鍵。減る分には仕方ないが大幅減はいただけない。
さてようやく印の上位3頭についてだが、シンエンペラーに関しては坂井騎手ですしある程度のポジションを取りそうで崩れなさそうだが、枠がやや外目なのが気になる。馬場のこともそうだが、ホープフルS、弥生賞ともに内枠からラチ沿いをロスなく立ち回れている上での着順ということを考慮して2番手まで。
サンライズジパングはこの枠なら出していくでしょうし、そうなれば馬場と展開ともに向くはず。前走、前々走の競馬を見れば能力は確かだが、何よりカトレアSのパドックを目の前で見た時の印象が良かったのでその感覚を信頼したい。本命にできなかった理由は、やはり一頓挫があったことと、武豊騎手で臨めなかったこと。とはいえ菅原明良騎手とは手があっており、個人的に若手の中で一番信頼している騎手なので、頭まであると思っています。
エコロヴァルツは共同通信杯のパドックで見た時に非常に良い馬だと思いましたし、返し馬からテンションが上がってしまった上にドスローで引っ掛かり、全く競馬にならなかったので着順は度外視。今回はある程度流れる想定なので、前目につけても折り合いはつくはずで、枠順からも良い位置で運べそう。朝日杯FSで負かしたタガノエルピーダは忘れな草を楽勝しましたし、2000mならジャンタルマンタルに逆転可能だろう。何より武豊騎手で臨めるという点で本命とした。
最後に、殿三銃士以外でまだ割り切れていないジャスティンミラノについて。前走のような位置で運ぶならもっと評価したいが、厩舎としても鞍上としても、狙いはダービーだと思うので、ある程度控えるだろう。スローの少頭数しか経験していないことが課題にあげられているが、前走を見る限り色んな競馬に対応できる賢いタイプだと見えたので、フルゲート中山2000mもあっさり攻略しておかしくない。こちらも末脚は確実で、当日の馬場次第では評価を上げたい。
他にも舞台適性が抜群で、好位の内で運べるシリウスコルト、ミスタージーティーも捨てがたい。こんな具合に珍しく印が足りない状況なので、買い目は当日ギリギリまで悩むことになりそうだ。
ちょい穴党のリョー馬
本命単勝回収率0% 複勝回収率268% 馬券回収率34%
◎5ミスタージーティー
○13ジャスティンミラノ
▲8ジャンタルマンタル
△12コスモキュランダ
△16ダノンデサイル
今週も張り切って予想していきます。連勝を伸ばしていきたい!
最初に申し上げておくと、桜花賞の日にはミスタージーティー本命かなと決めていました。確定ではなかったですが、ここ最近の予想では変えずに結果を出しているので、ここも変えずに行きたいと思います。ホープフルSの時は出遅れ+直線のロスが響いての5着。スムーズな競馬ができさえすればもっと上の着順で良かったと思います。共同通信杯では7着に敗れていますが、スローペースの中後ろからの競馬だったので、この負けは度外視でいいかなと思います。1800mに距離短縮の影響も少なからずあると思います。2000mに戻した前走は前目につけて最後きっちり勝ってるので、2000mという距離に関しては適性距離だと思います。1つ不安点をあげるとすれば馬体重です。調教後馬体重がすでに減っていたので輸送も考えるとさらに減りそうなのが怖い。Xなどでは人気薄が本命ですと言っていましたが予想を書いている金曜の18時49分現在4番人気です。応援したい思いがみんなあるからこそですが、そのうち人気自体は落ち着いてくるはずと思って本命です。
ジャスティンミラノに関しては本質自体は東京みたいな大箱向きだと思いますが、ジャンタルマンタルに勝ったように、勢いはあるのでここは対抗に。また実力が底知れないので適性ではないですが、オッズなども鑑みて評価しました。
ジャンタルマンタルは前走2着で負けはしたものの、スローペースなども敗因になる。まだまだ状態に関しても余していたので、ここに向けてどれだけ仕上がっているか。非常に楽しみな一頭。
あとはコスモキュランダやダノンデサイルなど中山2000mにおいて勝利をおさめている馬を選びました。
レガレイラに関しては間違いなく出遅れることが予想され、ホープフルの勝ち自体も馬場や展開が多少向いたことがあるかなと思います。また今回騎手が変わるので、その不安な点を鑑みて印は回しませんでした。
終わりに
以上、推馬による皐月賞の最終予想でした。
買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。