本命のナムラクレアですが、浜中騎手は渾身の騎乗をしてくれたと思います。最内がまだ伸びていると踏んで思い切ってインを選択した好判断、最後まで必死に力強く追ってくれたことを考えると完璧な騎乗でしたね。ただあと一歩だけ勝馬に及びませんでした。あと少しの運だけが足りないという感じですね。
一世一代の大チャンスを今回逃してしまったことで、次のチャンスはスプリンターズSになると思いますが、この馬は中山の急坂が苦手でパフォーマンスを落としてしまうところがあります。G1を獲ってほしいという気持ちはありつつも、スプリンターズSは厳しいよなという見解です。外枠を引いた場合は馬券外も十分あり得ると思ってしまいますね。
1着マッドクール
左回りと重馬場への適性、最高の枠、坂井騎手の馬場読み、スタートの良さ、Sペースになったことと完璧にかみ合っての勝利でした。馬体はかなり増えてはいましたが、香港でかなり減らしてしまった分が戻っただけなので気にはしていませんでしたね。
スタートが速い馬ということもあり、スプリンターズSは内枠を引ければまた勝ち負けできるでしょうね。同年度の春秋スプリントG1制覇も大きく期待できると思います。
3着ビクターザウィナー
さすがのテンの脚でしたね。外枠ではありますがスムーズにハナを取り切れています。懸念していた逃げ争いの激化ですが、テイエムスパーダがゲートで躓き、モズメイメイの出遅れがあったおかげですんなりと理想の位置を取れました。これによってペースを落とすことが出来たのは良かったですね。1,2着馬との差はやはり直線で外を通ったことだと思います。そこはやはり海外のジョッキーには分からないところだったと思います
8着ママコチャ
この馬もやはり外枠だったことが運の尽きという感じでしたね。ただまあそれ以前に状態もあまり良くなかったのでしょう。スプリンターズSで内枠を引いたら巻き返し期待です。
10着ルガル
懸念していたスタートをしっかりと決めて良い位置を取ることが出来たのですが、直線でまったく弾けませんでした。敗因は坂かなぁと見ています。急坂が苦手となると中山で行われるスプリンターズSもきついのでは、と思ってしまいます。今後の取捨選択が今回の結果で難しくなりましたね。ひとまず良馬場の京都では狙える馬でしょう。
推しのナムラクレアが勝てなかったのは本当にホントウにまじで悔しいですが、ひとまず馬券が当たったという意味では幸先の良い結果になったと思います。また、3連単1000円チャレンジも非常に惜しいところまで来ており、結果的に私情が邪魔をしたという感じになりました。次週の大阪杯はメンバーレベルが手薄の混戦模様です。メンバーの力関係を見極めてまた馬券を当てたいところです。