【日本ダービー2024】ジャスティンミラノは戸崎圭太を導くことができるのか?/最終予想

ダービー24アイキャッチ 予想

5月26日(日)に東京競馬場で行われますG1・日本ダービーの最終予想を公開します。

推馬では3人がそれぞれ得意なファクターで異なる予想を公開します。

※「三連単1点1000円勝負」は収支には含まず、各々の予想との関連はありません。

pease

本命単勝回収率32% 複勝回収率64% 馬券回収率47%

2/17〜5/25現在までに公開した予想と買い目の成績です!

15ジャスティンミラノ
12シックスペンス
▲2レガレイラ
△3ジューンテイク
9ダノンエアズロック

pease
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戸崎騎手が悲願のダービージョッキーになれるのか、今年の戸崎騎手ならやれるはず。

まずは展開予想から。
逃げ候補だったメイショウタバルがまさかの出走取り消しになったことで、今回は確固たる逃げ馬がいないメンバー構成となりました。このメンバーの中で逃げる候補としては、今のところシュガークン、ダノンデサイルあたりかなと思っていますが、典さんがこれまでずっと教育してきた馬をいきなり逃げさせるようなことはしなさそうなので、可能性が一番高いのはシュガークンな気がしています。前に行く馬は揃っていますが、ダノンエアズロックは折り合いに不安あり、シックスペンスは距離に不安あり、シンエンペラーは抜け出すと気を抜くところありと各馬逃げたところでデメリットが大きそうです。予想通りシュガークン、あるいはダノンデサイルが逃げた場合間違いなくスローペースになると考えています。後方勢が捲ってくる可能性もあるものの、捲る可能性が高いサンライズアースは最内枠になりましたし、ビザンチンドリームやアーバンシックは脚を溜めることで力が発揮できるタイプ、コスモキュランダはデムーロ騎手が乗るということで出遅れたら捲る可能性もありますが、とはいえこの枠を引けた以上そこまで後ろにはつけないはず、ショウナンラプンタは折り合いに難があるためそもそも捲ったら厳しい、ということを考えると直線までスローのままという可能性が一番高いかなと思っています。ここから予想されることは、前で尚且つ速い脚が使える馬に圧倒的有利な展開となります。

そうなるとやはり本命はジャスティンミラノ以外いないなと思いました。折り合いが抜群なのでスローでもまったく問題は無いですし、スタートも二の脚も速いので安定してある程度のポジションをとることが出来ます。また、上りの脚はこのメンバーの中の中でも屈指のものを持っています。枠は外になりましたが、この馬自身外枠からの競馬しかしたことが無いため、揉まれにくいこの枠はこの馬にとっても鞍上にとっても好枠と言えるでしょう。普通に走ればこの馬が勝つとは思いますが、もし出し抜かれて2着になるとしたら、勝馬はこの馬より前にいて尚且つこの馬より内枠の馬という感じでしょうか。

ということで対抗はシックスペンスとしました。ジャスティンミラノよりも内の枠ですし、前に行くであろうシュガークンの後ろにすっとつけることが出来そうな枠なのが非常に良いと思います。また、前にいながらも速い脚を使えるので、ジャスティンミラノに勝てる可能性が一番高いのはこの馬かなと思っています。距離に不安があるのは確かですが、この時期の馬は適性距離から外れたところでも走れますし、鞍上も川田騎手なのでそこまで心配していません。

3番手以降はさすがにジャスティンミラノには勝てないかなと。ただやはり馬券には入れておかないとなと思った筆頭候補はレガレイラですね。牝馬ではありますがホープフルSで牡馬相手に勝っている通り、牡馬に対して既に実績がある点は近年ダービーに出走してきた牝馬と異なる点かなと思います。内枠も引けましたし、鞍上は今絶好調すぎるルメール騎手です。土曜は7鞍乗って5勝2着2回と衝撃的な数字を残しています。今のルメール騎手を東京で外すことはさすがにできないですね。また、これは完全に個人的な理由ではありますが、ルメール騎手×木村厩舎で尚且つ1枠2番ということで、必然的に頭にスキルヴィングのことが浮かんできました。あの日のことは恐らく生涯忘れることはありませんが、スキルヴィングの無念をレガレイラが晴らしてくれたらと思っています。

4番手のジューンテイクは実績の割にさすがに舐められすぎているなと思いました。京都新聞杯はメンバーレベルが低かったとはいえかなり優秀な時計ですし、朝日杯では4着に来ていますし、他のレースでも全く崩れていません。また、内を生かしてのレースが非常に得意な馬なので、この枠は最高の枠だと思います。懸念点は鞍上だけですね。望来騎手はG1になると消極的な競馬をしがちです。人気もないので思い切って前に行く騎乗をしてほしいですね。

5番手のダノンエアズロックは元々もっと上の評価にしていたのですが、モレイラ騎手が不調すぎるのでこの評価に。当日モレイラ騎手が息を吹き返すようなら評価を上げる必要があると思います。鞍上の不調を除けば、先行できて速い上りも使えて、前走余裕で勝ったことで蓄積しているダメージも少なく状態が良い、ということを考えるとかなり狙い目な馬であることは確かです。レガレイラにも勝っていることを考えるとこの人気で買えるのは美味しいと思いますね。

高額配当を狙い撃て!三連単1点1000円勝負

1着:12シックスペンス
2着:15ジャスティンミラノ
3着:3ジューンテイク

Lakka.

本命単勝回収率93% 複勝回収率168% 馬券回収率125

◎9ダノンエアズロック
○15ジャスティンミラノ
▲14ゴンバデカーブース
△2レガレイラ
△6コスモキュランダ

Lakka.
Lakka.

ダービーは熱くならないと始まらない。

ちらっと夜中にポストもしたのですが、ダービーとは1年に1度だけ「好きな馬を買うレース」だと思っているんですが、今年は珍しくそこまで入れ込むほど推したい馬がいないんですよね。やはり昨年のことを思えば同じ1枠2番に入ったレガレイラに買って欲しいと思う気持ちもあれば、戸崎がダービーを勝つところを見たい思う気持ちもある。ほかでは総帥の悲願をミルコが叶えるか、国枝師の悲願を将雅さまが叶えるか…どれも平等に応援したい。

こんな気持ちのダービーも悪くないな…なんて考えながらこれといった本命も浮かばずふわふわと週中を過ごしていたわけですが、やはりダービーといえばPOGであったり我々のようにデビュー前から推しの馬を見つけて追いかけることをしている人にとっては「年末」なわけでして、謂わば1年の集大成。この日のために足繁く競馬場に通って見てきた目を信頼しようと決め、本命をダノンエアズロックとしました。

この馬はレガレイラを応援しに行ったアイビーSで見たのですが、見た目の印象も相当強かったですが、後にホープフルSを勝つ馬を完封したわけですから疑いようがない。何より強調しておきたいのは、当時レガレイラのルメール騎手が「勝った馬が強すぎた」とコメントしたことが強烈に印象に残っている。レガレイラを応援しに行った立場としては「そんなこと言わないで…」と思ったものですが、プリンシパルSを見る限り「強すぎた」可能性は十分にあるなと思います。

軽度の骨折明けに加えてダービーを目標にしたために出来は7割という話のなか、東京2000mを終始大外を回って突き抜け、最後は追わずに余力を残すというレースぶり。ダービーを目標としていた以上、1着かつ最後は流すということを求められていたはずですし、あの出来でそれが完璧にできてしまうのは強すぎるとしか言いようが無い。テンションが高い馬ではあるが、そういった馬を折り合わすことに長けており、2度もコンビを組んでいるモレイラ騎手なら心配はない。

ジャスティンミラノは先週のステレンボッシュとほぼ同じ見解で、馬としては逆らうわけにはいかない。だがやはりこの鞍上はマークされる立場では良い印象がなく、ましてやダービーという最大のプレッシャーがかかる場でそれを跳ね返す強いタイプでもない。外の枠に入ったのはプラス材料で、スムーズなレースはできそうな分先週よりは信頼できる。個人的にはダービーを勝つ、もしくは今後古馬とも通用するような抜けた馬というのはダービーのパドックでも風格で1枚抜けているものだと思っているので、目の前で見た共同通信杯からどれだけ変わっているかを楽しみにしたい。

ゴンバデカーブースはサウジアラビアRCで見た印象が強く残っており、レースぶりも衝撃的なものだった。前走のNHKマイルCは休み明けの分どれだけその時の印象に近い状態にあるかが焦点だったが、正直サウジアラビアRCの方がまだいいと思えるパドックだった。それでも外を伸びて4着にきたところから、上積みが見込めるダービーではかなり期待している。松山騎手も勝った時の印象通り末脚を生かす形に徹すると思えるのと、ホープフルSを使おうとした馬なので2000mまで走れればこの時期の2400mはこなせる。この馬はボンドガールを完封しているわけで、先週チェルヴィニアが勝利したことも追い風になる。内枠が欲しかったところではあるが、そのおかげでこのオッズなら強気に狙いたい。

展開的には豊さんが逃げると想定しており、その後ろにシンエンペラーやシックスペンス、ダノンデサイル、ジューンテイクあたりがいるイメージ。シュガークンは青葉賞を勝っているものの、ダービーで通用するには2分23秒台かつ関東馬ではないと厳しいと思っているので足りない印象。人気どころでシンエンペラーは皐月賞同様の高速馬場でいいイメージがない。シックスペンスは戦ってきたメンバーレベルが低すぎて評価が難しいが、何倍もの相手強化でこの人気だと買いたくない。

豊さんの逃げなのでダービーだということを加味してもどスローなんてことはないと見て、この先団を見るポジションにジャスティンミラノやダノンエアズロックがいるイメージ。ダノンエアズロックは先行力のあるタイプでもっと前にいると思うかもしれないが、モレイラ騎手がヴィクトリアマイル週から芝レースでポジションが取れなくなっているので、結果的にジャスティンミラノの真後ろでマークするような位置になればいいなと思っています。

あとは後方組がどれだけ追い込んでこられるかで、ゴンバデカーブースのほか、アーバンシックやビザンチンドリームなどがいるが、ここはレガレイラに期待したい。皐月賞は位置取りとコース取りの分の6着だと思っているので、ルメール騎手なら世代屈指の末脚を引き出してくれるはず。ただ2番枠というのは少々厄介で、ある程度外からマークされるでしょうし、スローになった時に捲れないので直線一気になる気がして△までとした。

コスモキュランダはゲートに課題がある分鞍上込みで心配なのと、勝負気配は皐月賞の方が上だったという感が否めない。しかし理想のポジションであるジャスティンミラノやダノンエアズロックらと同じ位置が取れたら堅実に走ってきそうなので、地力も評価して相手には入れておきたい一頭。

昨年のダービー後は競馬場にも暗い空気が流れ、個人的には競馬が嫌いになりそうなほど落ち込みました。今年は皆無事に走り切って気持ちのいいダービーとなることを願う。

高額配当を狙い撃て!三連単1点1000円勝負

1着:15ジャスティンミラノ
2着:14ゴンバデカーブース
3着:2レガレイラ

ちょい穴党のリョー馬

本命単勝回収率0% 複勝回収率131% 馬券回収率13%

◎8アーバンシック
○15ジャスティンミラノ
▲9ダノンエアズロック
△2レガレイラ
17ショウナンラプンタ

リョー馬
リョー馬

ついにダービーです。競馬を普段見ない人でもこのレースは知っている人がいることでしょう。ダービー馬っていうのはそれほど特別な存在です。

物事には流れというものがあります。スポーツなどの競技なら尚更その流れが大事になってくるでしょう。無敗で皐月賞を勝ったジャスティンミラノはいい流れが来ているはずです。しかしながら鞍上の戸崎騎手は1番人気に推されたステレンボッシュで2着になってしまいました。オークスでの敗戦からダービーは絶対に負けられないとより一層思うはずです。その気負いが少し怖い。逆にオークスからのいい流れに慣れている騎手はルメール騎手でしょう。間違いなく今絶好調です。ルメール×牝馬のダービーというと記憶にも新しくサトノレイナスがいますが、5着に終わってしまいました。サトノレイナスとレガレイラの共通点はその強烈に鋭い末脚でしょう。どうしてもレガレイラをサトノレイナスと重ねてしまい今回は4番手評価にしました。

そして散々流れを話したんですが、やはりその流れを断ち切る必要もまたあります。これは一つの願望でもありますが、ここ3年で2度もダービーで2着。思い入れのあるエフフォーリアやソールオリエンスで惜しくも敗れているのでやはり横山武史騎手はダービーへの思い入れは一際強いはずです。ただ今回はそこそこ人気は集めているものの過去2回よりは気負いは少ないと思います。ここで一気にダービージョッキーになってもらいたい。

ここまで長々と前振りを書きましたがまず本命のアーバンシックについてです。ほとんどの人が皐月賞よりダービー向きだと思っているはずです。中山の2000mではやはり窮屈なレースをするしかなく、皐月からダービーへのレースの変化において1番追い風になるのはこの馬だと考えています。前走よりも調教の様子はいいですし、陣営も馬具を調整しており、道中の掛かりに対応をはかっています。間違いなく皐月賞よりダービーに照準を合わせてきていますので、前走よりも良いレースが見られるはずです。注文をつけるとしたら、いつもより多少前目につけて欲しい。スタートが下手なように見えますが、寄られたりすることが多いだけでゲートの反応はそれほど遅れているわけではないので、横山武史騎手がどのように出していくかにかかっています。

ジャスティンミラノについてです。多くの人はどうしても先週の光景が目に浮かんでいることでしょう。ここも間違いなく実力は上位です。ダービーは時に最強でも勝てないものです。あの3歳時点でのエフフォーリアが負けたようにそう上手くはいかないのがこのレースでしょう。間違いなくこの馬を中心にレースが組み立てられマークされます。外のメイショウタバルが取消されスタート直後にやられることや、ポジションを悪くすることは減ったと思いますし、この馬は操作性が高いので問題なく位置は取れると思います。

ダノンエアズロック。この馬の取捨選択は本当に悩みました。正直距離を考えれば2000mまでな気がします。しかもあまり調子の良さそうではないモレイラ騎手です。ですが、当日スローペースが予想されており、モレイラ騎手なら距離がもつかもという期待込みでこの評価にしました。アイビーSのような末脚を持っている点も高評価の一つです。

レガレイラについてです。先ほども触れましたが、ルメール騎手は今とても調子がいいように見えますし、実際そうだと思います。オークスの勝利でさらに流れを我がものとしています。ただ、それでも牝馬のダービー制覇は難しいと思います。しかも内枠に入ったことで、後ろから行くことが予想されるこの馬は最終的に外を回って直線に向いてくると思うので、そういう立ち回りはルメール騎手なのであまり心配はないですが、多少なりとも不安要素にはなり得るかなと思います。ただ、馬格的には他の牡馬に劣っているので揉まれると怖いとは思います。

最後にショウナンラプンタです。もうこの馬がやることは決まっています。末脚にかけることだけです。土曜日のレースでは最後方からでも馬券になっている馬がちらほら見られていたので2400mでも安定して上がりをだせる点を評価しました。

高額配当を狙い撃て!三連単1点1000円勝負

1着:8アーバンシック
2着:15ジャスティンミラノ
3着:17ショウナンラプンタ

終わりに

以上、推馬による日本ダービーの最終予想でした。

買い目は発走10分前にはLakka.のツイッターにて公開予定です。ぜひご覧ください。

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