【朝日杯FS2022】S評価は世代随一の末脚!/全頭診断

全頭診断

12月18日(日)に阪神競馬場で行われるG1・朝日杯FSの全頭診断をしていきます!

全頭診断は推馬代表のpeaseが担当しております。是非予想の参考にご覧ください。

それでは早速1頭ずつ詳細に診断していきます!

全頭診断

pease

牡馬クラシックを占い大事な大事な1戦ですね。どの馬がダービー馬候補なのかしっかりと見極めたいです。

先週は内の馬場の状態が良く、内ラチを通った馬に有利な傾向がありました。ただ、今週は土曜日に雨が降るため、内の馬場が死んでくる可能性が高いですね。真ん中から外が伸びる馬場になるのかなと見ています。

また、今回は逃げ先行馬が多いため、ペースが流れると思います。タフな馬場で尚且つペースが速いということで、速い上りが使えそうな馬の評価を上げています。

S評価:1頭
A評価:2頭
B評価:4頭
C評価:その他

1枠1番 キョウエイブリッサ 評価:C

見解

前走はバグラダス、ティニアに完全に力負けしたという内容でした。あの内容であればさすがにこの舞台では通用しないと思います。ダートの方が向いている印象ですね。

1枠2番 ドルチェモア 評価:A

見解

前走はサウジRCでは、大逃げして完全に勝ちパターンに入っていたグラニットを、先行しながら上り1位の脚を使って差し切ることが出来ました。非常に強い競馬をしていたと思います。ノッキングポイントを抑えて上り1位をマークできたのも、この馬の能力の高さを物語っています。

今回先行逃げ馬が多いので、前に行かなければいけないタイプであれば厳しい流れになる可能性が高いのですが、上りの脚もしっかりと使えるタイプなので、控える競馬になったとしても問題ないと思います。競馬に幅があるタイプなので、大崩れする未来は見えないですね。

右回りのタフな馬場でも、左回りの瞬発力勝負でも結果を出せており、弱点が今のところ見つからないという印象です。軸としてかなり良いと思っています。先行馬の扱いであればトップクラスの坂井騎手が乗るのも好材料でしょう。

懸念はやはり内の馬場の荒れ具合ですね。土曜日の競馬で内が完全に死んでいるようであれば勝ち切るのは難しそうですね。直前まで馬場の状態を見て評価を変えていく必要がある馬だと思います。

2枠3番 オールパルフェ 評価:B

見解

前走のデイリー杯では、前に付けた馬に有利な展開をうまく活かした競馬だったものの、他の前にいた馬たちからはかなりの差をつけて勝っており、能力の高さを感じる内容でした。

前走逃げて結果を残していますが、ハナを取り切れなくても結果を出せるタイプだとは思います。スタミナも備えている馬だと思うので、ある程度ペースが流れても実力で残ってくる可能性は十分にあります。

ただ同じ先行馬なら正直ドルチェモアの方が一枚上手なイメージです。持っている末脚が劣っていますね。また、大野騎手というのも気になります。G1で結果を残してくるジョッキーにはなっていなイメージです。

2枠4番 ドンデンガエシ 評価:C

見解

前走のアスター賞では逃げて後続を突き放す圧勝でした。あのメンバーの中では抜けていた存在でしたね。

出足が速く、安定して前に付けることが出来るのが武器の馬ですね。前走逃げて結果を残していますが、前に馬を置いてレースを進めることもできる馬です。逃げなきゃダメというタイプではないので、位置取りに柔軟性があるのは良いと思います。

ただ正直重賞で通用する実力を持っている馬だとは思わないですね。持ち時計的にG1では通用しないでしょうし、同型の馬でこの馬より切れる脚を使える馬たちも出走してきています。展開に恵まれても厳しい印象です。

3枠5番 バグラダス 評価:B

見解

前走の1勝クラスでは迫ってくるティニアとの差を詰めさせずに勝利することが出来ました。展開が向いたというわけでもないので、実力でもぎ取った1着だったと思いますね。初めて前に馬を置く競馬をすることになったため、折り合いを欠くところはありましたが、十分抑えることが出来るレベルだったと思います。

1勝クラスからの参戦ではありますが、実力的には今回のメンバー相手にも十分通用するものを持っていると感じています。前々走の新潟2歳Sでも4着で勝ち馬のキタウイングからは0.3秒しか離れていません。内前に付けて脚を溜めることが出来ればと感じています。

気になるのはこの馬が変に取り上げられてしまっていることですね。あんまり人気しすぎるとリスキーだと思うので、単勝オッズが30倍以上つくのであれば狙いたい馬だと思います。

新潟2歳で4着には来ていますが、正直このときのメンバーはかなり小粒だったと感じています。そのメンバー相手に4着というのはこの舞台に出てくるうえではあまり誇れる要素ではないでしょうね。

買うなら紐までと見ています。勝つほどの素質は今回のメンバー相手には無さそうです。

3枠6番 ミシェラドラータ 評価:C

見解

もうすでにデビュー戦から7戦も使われている馬です。それでいてどのレースでもそこそこの競馬しかできておらず、今更激走を期待できるタイプでもないですね。ここは切っていいと思います。

4枠7番 オオバンブルマイ 評価:C

見解

前走の京王杯2歳Sは、前に付けた馬に有利な展開を活かしての勝利だったと思います。そこまで評価できる内容ではないでしょう。

展開がはまったことで人気薄ながら重賞を勝利して出てきた馬です。正直人気ほどの実力があるとは思えません。切れる脚も無いので前に付けて何とかというタイプですが、今回は逃げ先行馬が揃っていますし、その中にはこの馬よりも切れる脚を使える馬もいます。馬券内に来る感じはしないです。

4枠8番 グラニット 評価:B

見解

前走のサウジRCでは、大逃げの形の持ち込んで自らの切れ味不足を補う見事な騎乗が功を奏しました。これで逃げ切れなかったのであれば勝ったドルチェモアを褒めるしかないですね。

この舞台を勝つほどの馬であれば、前走も勝てたと思います。ただ馬券内に来る可能性は全然あると思っています。今回も前走と同じような大逃げをすれば面白いと思います。前日の雨のせいで先週よりもタフな馬場になりますからね。差し馬の末脚が鈍ればこの馬が残れる可能性も残っていると思います。

とはいえ逃げ先行馬が揃っている今回の舞台ですんなりと逃げることが出来るのかは疑問ですね。この馬の競馬が出来ない可能性はそこそこ高いと思います。オッズ次第では狙いたい1頭というイメージです。

5枠9番 ニシノベストワン 評価:C

見解

前走の1勝クラスでは、スタートをうまく決めて先手を取ることが出来ました。とはいえ逃げる競馬を選択せず、前に馬を置いた競馬を選択しているあたり、しっかりと将来のことを見据えた競馬をしているなと感じています。

前走内容がかなり良く、競馬センスとこの馬の素質を感じました。スタートがかなり上手なので安定して前目に行けそうなのも良いと思います。早いうちから結果を出せるエピファネイア産駒というのも好材料です。

ただ圧倒的に時計が足りていないですね。競馬のセンスはあるので、まだまだこれからの馬だと思います。買い時は今回ではないですね。

5枠10番 ウメムスビ 評価:C

見解

完全にスプリントに適性を持ったタイプの馬だと思います。さすがにマイルは長いですね。ここは軽視しています。

6枠11番 ティニア 評価:C

見解

前走は手応えは良かったものの、バグラダスを捕まえきれていません。今回のメンバーの中でトップクラスに強い馬というわけでは決してないので、その馬に力負けしているようではこの舞台では厳しいかなと見ています。

6枠12番 ダノンタッチダウン 評価:S

見解

前走のデイリー杯では前残りの展開の中、出遅れて後方から差してきました。あの展開で2着にまで来れるのだから素質はかなり高いなと感じました。上りタイム33.1ですからね。

前走は出遅れたものの、新馬戦ではすんなりとスタートを成功させているところを見せています。今回もで遅れさえしなければ普通に勝ち負けできるだけの末脚と素質を持っている馬です。先週のリバティアイランドのような競馬をしてほしいですね。

逃げ先行馬が多いタフな流れになるので、前にいる馬がしんどくなるような展開になった場合、差し馬のこの馬に有利な展開になる可能性も十分あり得ると思います。かなり楽しみな1頭です。

7枠13番 スズカダブル 評価:C

見解

前走の荻Sでは逃げの競馬が出来ていたものの、最後は特に見せ場もなく沈んでいきました。自分の競馬はできていたと思うので、単純に力負けかなと見ています。

逃げたほうがパフォーマンスを発揮するタイプなので、スローの単騎逃げになれば見せ場はあるかなと思うのですが、今回のメンバー的にそうなる可能性はかなり低いです。さすがに好走は難しいでしょう。

7枠14番 レイベリング 評価:A

見解

前走の新馬戦は中団から大外ぶん回しで圧勝しました。着差が付きにくいスローの展開で2着馬に0.6秒差はかなり強い内容だったと思います。スタートもそこまで悪くなかったので、もう少し改善出来れば中団くらいには付けれそうですね。

瞬発力に関してはこのメンバーの中でも引けを取りませんし、スタートもそこまで悪いタイプではありません。ダノンタッチダウンより前の位置が取れていれば馬券内の可能性は十分あり得ると思っています。また、今回は逃げ先行馬が多いため、差し馬に有利な展開になる可能性が高いです。そうなると台頭してくる馬でしょう。非常に期待しています。

8枠15番 フロムダスク 評価:C

見解

前走の京王杯2歳Sは、前が圧倒的有利な状況で逃げることが出来るのが好走要因ですね。評価を上げることはできないと感じます。

京王杯の好走は完全に展開が向いたというだけで、この馬自身そこまで強い馬ではないと思います。逃げてなんぼの馬ではありませんが、この馬と同じような位置取りでこの馬よりも脚を使える馬が出てきていますし、この枠から前につけるのも大変です。ここは軽視しています。

8枠16番 コーパスクリスティ 評価:B

見解

前走の秋明菊賞では小頭数である者の、最後方から相手を簡単に抜き去っての勝利でした。大幅なプラス体重で出走してきており、成長を感じた内容ですね。2着馬のクインズエリサもそこそこ結果を出している馬であり、レースレベルもそこそこあったと思います。弱い環境でのし上がってきたタイプではないでしょう。

マイルは初めてなものの、走り的にマイルの方が良いタイプだと思っています。末脚も結構良いものを持っており、戦績的に見劣りはするものの今回のメンバー相手に十分見せ場は作れるはずです。2歳戦にめっぽう強い中内田厩舎というのも好材料です。しっかりと好仕上がりで出走してくると思います。揉まれた経験が無いので、枠もこの枠の方がスムーズに競馬はできるでしょう。

前走の競馬は強いと感じたものの、あくまで5頭立てという超小頭数です。評価を上げすぎるのは禁物だと感じます。また、この枠はスムーズに競馬が出来るのはいいですが、位置取りによってはかなりのロスを被ってしまいます。先週同様内有利な馬場傾向があった場合は危ないかもしれませんね。

8枠17番 エンファサイズ 評価:C

見解

前走の新馬戦では終始内ラチを走り、直線も内ががら空きになったことが良かったですね。最後は他馬に差をつけて勝利していましたが、そこまで評価できる内容でなかったかなと思います。

切れる脚というよりかは、じりっぽい末脚であり、重賞で通用するほどの鋭さは感じないですね。この馬より切れる脚を使っている馬がこの馬よりも前に位置取る可能性が高く、そうなると難しいですね。

終わりに

以上、朝日杯FSの全頭診断でした。是非予想の参考にしてください!

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最終予想は今夜公開!