【皐月賞2024】勝った天才の陰に隠れた2歳王者のきな臭さ/回顧

回顧

4月14日(日)に中山競馬場で行われたG1・皐月賞について振り返ります。

pease

投資9400円 回収10020円 回収率105
本命単勝回収率0% 本命複勝回収率64%

2/17〜4/14現在までに公開した予想と買い目の成績です!

皐月賞の回顧

14シンエンペラー5着(5番人気)
10レガレイラ:6着(1番人気)
16ダノンデサイル競走除外
8ジャンタルマンタル3(3番人気)
3エコロヴァルツ:7(11番人気)

単勝
14
三連複
8,14-3,5,10,13,16

三連単1点1000円勝負】
5着:14シンエンペラー
3着8ジャンタルマンタル
競走除外:16ダノンデサイル

pease

勝馬はキズナ産駒を傾向をフル無視した亜種ですね。無敗の3冠馬かも?

回顧

今年はレコードが出るほどの高速馬場でしたね。勝ったジャスティンミラノは時計面での対応はもちろん可能ですし、スタートの良さと折り合いの抜群さによって崩れれることはないと思っていたものの、まだ成長の余地があると感じて印をまわしていませんでした。その時点であの競馬をされてしまうと、日本ダービーの結果もおのずと見えてきてしまう。そんなような競馬だったと思います。日本ダービーも大外枠とかにならない限りは本命候補になるでしょう。

さて、本命のシンエンペラーですが、完全に時計負けという感じですね。坂井騎手のコメントにもあるように実力は出し切ったという感じなのでしょう。例年の皐月賞の時計であればもっとやれていたと思います。今後ですが、日本ダービーは時計がかかる馬場であれば引き続き面白い一頭ではあると思います。ただジャスティンミラノに勝てるビジョンが見えないですね。狙うとしても紐としての評価になると思います。

対抗のレガレイラは、やはり後方からの競馬になってしまったのが厳しかったですね。個人的にはもう少し差しが効く展開になると思っていたのですが、今日の馬場だとさすがに厳しかったですね。また、やっぱりルメール騎手が乗らないとなぁというのも痛感しました。この馬は引き続き牡馬路線に行くのでしょうか。仮にオークスに出たとしても、2400に適性のある強い馬が他にいますので微妙かもしれないですね。

例年の馬場であればジャンタルマンタルとシンエンペラーは絶対に馬券になると思い、この2頭軸の三連複を買っていたのですが、馬場を考えるとシンエンペラーは血統的に避けるべきでしたね。ボックスを買うべきでした、まあコスモキュランダをどのみち買ってなかったので当たりはしませんが、、、。

次は天皇賞春。今年はかなりメンバー層が薄いレースになると思うので、適性とジョッキーをしっかりと見て決める必要がありそうです。

Lakka.

投資38000円 回収68000円 回収率140
本命単勝回収率110% 本命複勝回収率250%

皐月賞の回顧

3エコロヴァルツ:7(11番人気)
14シンエンペラー
:5(5番人気)
1サンライズジパング9着(10番人気)
17ビザンチンドリーム13(8番人気)
9アーバンシック:4(6番人気)

馬連・ワイド
3-14
三連複
3-1,5,9,13,14

三連単1点1000円勝負】
5着:14シンエンペラー
4着:9アーバンシック
13着:17ビザンチンドリーム

Lakka.

なんの為に共同通信杯を見に行ったのか。誰か私の頭を引っ叩いてほしい。

回顧

何から書けばいいのやら…というほどボコボコですが、話しやすいところからだと見解で挙げた「殿三銃士」から。想定通りの出遅れを見せたのはビザンチンドリームだけで、レガレイラとアーバンシックに関してはそれぞれこの馬にしては出ている方だと思いました。ただダッシュがつかないのでちゃんと後方にいたわけですが、ポストもしましたが今日は後方待機で届く馬場ではないので、不利があったビザンチン以外はそれぞれこの着順が今日の精一杯だと思います。レガレイラに関しては仕掛けのタイミングやコース取りなど、ルメール騎手との腕の差が出ただけで、本来ならアーバンシックと並んでいたかなと思います。

ここまではある程度想定内なのですが、その無理だという後方待機勢に混じって本命のエコロヴァルツがいた。私はこの馬を「内を通れる先団の馬」ということで本命に推していたのですが、懸念であったイレ込みがパドックから出ており、下げるしかなくなったということでしょうか。それだけでなく逃げると予想したホウオウプロサンゲがスタートから進んでいかず、展開予想も全て外してしまいました。

シンエンペラーに関してももう一列前のポジションだと思っていましたが、そもそもこの血統に日本のレコード馬場はさすがに苦しかった印象。勝ち馬はその前にいたわけですが、初めての多頭数で前目のポジションを取りに行くことができ、コーナー4つでハイペースでも追走もなんなくできるという天才ぶり。パドックでもピックアップした通り状態は凄く良かったですし、馬場的には向く馬だと思っていましたが、このレースセンスには驚かされました。

2着のコスモキュランダはモレイラ騎手が上手いのですが、弥生賞の時計と当日の高速馬場を鑑みても十分買い要素はあると思いましたが、3着ジャンタルマンタルに関しては全くのノーマークでした。見解で「買いたい馬が11頭もいる」と言いましたが、その中にも入っていません。

共同通信杯の頃から距離に課題があるという話がありましたが、今回は共同会見などでも特に強調されており、ここで距離を持たせるなら直線のみの競馬に徹するという予想でしたが、好スタートから前目で折り合って早め抜け出しという正攻法の競馬に。ちゃんと最後だけは止まっていますが、パトロールを見る限り1,2着の馬とは直線で通った馬場の差も大きい。川田騎手は10Rまでの芝レース全てで目に見えてわかる綺麗な馬場を通しており、今回もそこを通そうと右ムチを入れたものの、馬が苦しくなったか右に寄れてしまっているので、距離だけの3着だとは思えない。

朝日杯FSを勝っているのに皐月賞2000mに向けて共同通信杯を走らせるというローテ、課題に上手く取り組んだ厩舎力が素晴らしい。そこが見抜けなかったことが今回最大のミス。ここからは妄想になるが、正攻法の競馬をしたのにはジャスティンミラノの能力を前走目の前で見ていたからというのもあるのではないか。明らかに早く見える抜け出すタイミングも、後ろにいるだろうジャスティンミラノとの差を広げようとしたものだとしたら納得がいく。

クラシックのために共同通信杯を現地に見に行ったのにも関わらず、そこの1,2着馬の関係性を重視できなかったことがただただ情けない。ここまでのG1は良い予想ができていましたが、ここでもう一度初心に帰ってまた再来週いい予想ができるように頑張ります。

ちょい穴党のリョー馬

投資13800円 回収3260円 回収率27%
本命単勝回収率0% 本命複勝回収率214%

皐月賞の回顧

5ミスタージーティー:10着(9番人気)
13ジャスティンミラノ1着(2番人気)
8ジャンタルマンタル3着(3番人気)
12コスモキュランダ2着(7番人気)
16ダノンデサイル:競走除外

三連複流し
5-1,2,6,8,12,13,14,16

三連単1点1000円勝負】
212コスモキュランダ
10着:5ミスタージーティー
15着:6アレグロブリランテ

リョー馬

想像以上のペースでレコードまで。流石に読みきれませんでした。

回顧

本命のミスタージーティーはしたい競馬はしていたと思います。前々走で後ろからの競馬になってしまい、前走ではきっちり先行していたので今回も先行策を取るだろうとは思っていました。なので今回の展開的には先行策が不向きな流れでした。まだまだこれからの馬なので今後に期待です。

ジャスティンミラノは間違いなく適正的には東京競馬場のような大箱が向いていますが、能力が1枚上ですね。前走ジャンタルマンタルに勝ったのはスローペースも要因だったと思っていたのですが、この結果を見たら実力通りだったのかもなんて思います。馬体を見てもまだまだ未完成でダービーでも間違いなく活躍してくれるはずです。

コスモキュランダはモレイラ騎手が上手く導いてくれてはいますが、中山2000mの適正や実力はありますね。さすがアルアイン産駒というべきか。いずれは大阪杯に出て勝って欲しい馬ですね。

。ジャンタルマンタルは勝つ競馬をしてくれました。早め抜け出してあと少しで勝つかなとも思いましたが、最後は捉えられてしまいました。距離的にも2000mは少し長いとは思います。元々距離不安はずっと言われていましたが3着に入ったのは川田騎手の好騎乗と厩舎力あってのことだと思います。今後はマイル路線を中心に活躍が楽しみです。

今回印をつけていないレガレイラやシンエンペラーは馬券外、3着まで印をつけた馬が独占しているものの残念ながら馬券的中はできず、悔しい結果になりました。ボックス買いという考えもあったので、去年まで通りやはり買い方はより慎重に考えねばと。

再来週の天皇賞・春は現地で観戦します。正直去年までと比べると見劣りしてしまうメンバー構成ではありますが、きっちり的中させ盛り上げていければと思います。

終わりに

ここまで今年のG1は4連勝といい予想ができていましたが、今回は全員本命が馬券外という残念な結果になってしまいました。

春G1は来週の中休みを挟んで再来週からが本番。また天皇賞春から参考になる予想ができるように努めていきます。

皐月賞の記事を読んで頂きありがとうございました。