【秋華賞2023】淀の舞台はお嬢さんに微笑むのか？/最終予想

本命単勝回収率56％ 複勝回収率81% 馬券回収率21％

本命は2冠牝馬リバティアイランド。同世代との勝負付けは既に済んでいる印象で、よほどの失態やアクシデントが無い限りは勝てる。雨に関しても血統的にそこまで苦にしないのかなという印象なので、そこまで心配しなくて良い気がしている。距離が短くなることで、自分の適距離内で勝負できるので、あとはどれだけ相手をちぎれるか。非常に楽しみ。

対抗はコナコースト。オークスでは使い詰めによる疲労などで満足なパフォーマンスを発揮することが出来なかった。今回は十分に休養を取り、馬体も成長してきたことで春よりも数段強くなっている印象。この状態であれば馬券内に来る可能性は高い。

3番手は唯一リバティアイランドに勝った経験のあるラヴェル。最近は課題だったスタートを克服し、位置をとる競馬が出来るようになっているのが非常に頼もしい。揉まれるのが苦手なので外枠を引けたことも好材料。激走に期待。

紐としてはリバティアイランドとともに突っ込んで来れそうなドゥーラ、モリアーナを選んでいる。

基本的には差し馬が有利な展開になると想定して予想している。

本命単勝回収率36％ 複勝回収率81% 馬券回収率67％

ラヴェルはオークスで本命にしましたが、リバティの次に強い競馬をしたのはこの馬。後方勢が上位に入る中、前にいた馬で唯一残ったのは地力を証明した。そもそも唯一リバティを負かそうというレースをしたので、その中で4着は文句のない結果だった。ラヴェルにとっては一度先着を果たしている以上、着狙いをしていい相手ではないわけで、それは秋華賞でも同じ。リバティを本命にして相手を探す場合は着狙いをしてきそうな馬のほうが馬券内にはいる可能性は高いだろうが、京都内回り2000mというコース形態である以上、昨年のスターズオンアースのようによもやの敗戦があるので、せっかくなら一発に懸けたい。前走の大敗で人気が落ちるなら妙味も十分。

ヒップホップソウルは紫苑Sは2着とはいえ勝ちに等しい内容。横山典弘騎手渾身の追い込みが見事にハマっただけで、展開からしても前目で運んだヒップホップソウルが一番強かったと言ってもいい。重賞でも堅実に走れており、地力は問題ない。秋華賞の展開的にもリバティと同じ脚質では厳しいため、先に仕掛けて粘り込みを図りたい。ただ以上のように買い要素が多いため、穴人気しそうなところが難点。

リバティを負かす可能性があるとしたらマスクトディーヴァ。ローズSは圧巻の走りだったが、2着のブレイディヴェーグも相当の器で、本来ならリバティに立ち向かう有力な1頭だったはず。それを全く相手にせず突き放した内容は、もしかしたら、と思わせてくれる。前走の反動もなく万全で迎え、もしリバティより前のポジションで先に直線を迎えた場合、この馬を捕えきるのはいくらリバティでも容易では無いはず。本命にしようかと迷ったほどだが、やや人気しすぎか。

最後にリバティアイランド。語ることはほぼないのだが、1.1倍なら重箱の隅をつつきたい。昨年のスターズオンアースがそうだったように、内回りの2000mというのは後ろから追い込むときに届かない可能性を含んだ難解なコース。休み明けの桜花賞で馬自身が進んでいかなかったように、オークスから直行になる今回もその不安は十分ある。中内田調教師も共同会見でその点が不安だと述べていたように、どんなに抜けた馬でも展開次第で変わるのが近年の傾向なので、そことオッズを比較して考えたい。

本命単勝回収率56％ 複勝回収率134% 馬券回収率17%

本命はリバティアイランドです。言わずもがなこの世代最強牝馬だと思います。かなり体重を増やしているようで夏での成長がどれだけのものかとても楽しみです。調教の映像をみても動き自体に問題はなく迫力のある走りをしています。ここは通過点にしてほしい。

対抗はラヴェルです。オークスでの走りはかなり強いいいレースでした。惜しくも4着でしたが、前目で残ったのはこの馬だけです。オークスでのレースが今回活きてくると考えています。前走は惨敗してしまいましたが、馬郡に包まれてストレスを受けたことや、前哨戦で無理させていないことを踏まえるとあまり気にしなくてもいいと思います。今回外枠を引いたことも好材料といえます。

続いてはヒップホップソウルです。前走負けはしたもののいいレースでした。ここ数戦で確実に力をつけています。馬郡に包まれず先行できる点を評価しこの馬を選びました。スタミナ面やコース面においてもこの馬は合っていると思います。

ハーパーに関してはルメール騎手の手綱さばきで内を通りスタミナを温存させてくると考えています。オークスの2着馬で打倒リバティアイランドをもくろんでいるでしょう。それほどの期待感を感じさせます。

最後にドゥーラです。オークスでは本命にして三着に来てくれました。前走大幅場体重減ながらも1着になっており、オークスでの走りが偶然でないことを証明しましたが体重だけは気がかりです。しかしながら前走は比較的でレ中団ースを展開しており走りの幅が広がってきていると感じました。今回も前回同様に中団からレースを展開すると考えています。

今回そこまでレース展開が早くならずレースが展開されると考えています。ペースはスロー寄りだと思います。後ろ一辺倒だと届かないのである程度の中断位置につける馬がいいと思い選んでいます。