【ラジオNIKKEI賞2023】S評価は異次元の脚を持つあの馬/全頭診断

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7月2日(日)に福島競馬場で行われるG3・ラジオNIKKEI賞の全頭診断をしていきます!

全頭診断は推馬代表のpeaseが担当しております。是非予想の参考にご覧ください。

それでは早速1頭ずつ詳細に診断していきます!

全頭診断

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今年は例年よりもかなりレベルの高いメンバー構成となりましたね。秋戦線を湧かせてくれる馬も現れるんじゃないかと期待しています。
今年はタフなペースで進めたい逃げ馬がいるため、器用さと持続力が必要なレースになりそうですね。
また、良馬場の高速決着が予想されるため、ある程度時計に対応できる馬評価しています。

S評価:1頭
A評価:2頭
B評価:4頭
C評価:その他

1枠1番 コレペティトール 評価:C

気性が難しいところがあるので1800mは持たない可能性がある。また、今年2月以来ということで、間隔が空きすぎているのも懸念点。気性を考えるとマイルがベストだと思う。

1枠2番 グラニット 評価:B

今までの脚質、そして鞍上も積極的に前に行く騎手ということで今回逃げるのはこの馬だと思う。このレースは逃げ馬に有利なレースでもあり、そういう意味でも面白い一頭。ただこの馬の狙い時は人気が無い時であり、ここまで人気が出てしまうと圧倒的に妙味が無い。紐としては狙える。

2枠3番 スズカハービン 評価:C

戦績を見る感じ馬場が渋った方が良いタイプの馬。ただ今回は恐らく良馬場の高速決着になる可能性が高く、そうなると通用しない可能性が高い。

2枠4番 オメガリッチマン 評価:B

戦績を見る感じ、高い位置で走ることさえできれば重賞でも好走の期待が出来る馬だと感じる。とはいえ後方からの競馬となった毎日杯でも追い出しがスムーズにさえ出来ていればもっとやれたはず。重賞でも好走が期待できるという証明がある数少ない馬なので、ここは狙っておいて損はない。また、この馬の好走パターンである内枠に入れたことも大きい。勝つ確率は低いと思うので、紐として押さえたい。

3枠5番 シーウィザード 評価:C

ここ4戦重賞に出走しているが歯が立っていないあたり、重賞級ではないと感じる。また、ここ2戦は出足もつかなくなっており、これを考えると開幕福島では狙いづらい。

3枠6番 エルトンバローズ 評価:B

戦績的に1800mでは勝ち切れていないものの、距離が長いというよりかは相手が悪かった印象。距離的には問題ない。スムーズに前に行ける強さは福島でかならず活きると思うので、かなり楽しみな1頭。戦績以上の実力は間違いなく持っている。

4枠7番 シルトホルン 評価:C

スプリングS、東スポ杯の競馬を見ている感じ重賞では力不足感がぬぐえない。今回はグラニットがいることでタフなペースになる確率が高く、そうなると地力的に厳しいと思う。

4枠8番 セオ 評価:C

スロー逃げ専門の馬という感じ。今回は同脚質で尚且つそこそこ飛ばすタイプの逃げ馬であるグラニットがいる以上、この馬の得意な展開にはなりにくい。

5枠9番 ウヴァロヴァイト 評価:A

前走内が伸びる馬場で外を周りながら差し切ったあたり能力の高さを感じる。無理にオークスに出走せずに着実に賞金を取っていこうという姿勢もすごく良い。クイーンCで10着に大敗しているが、これは直線でぶつけられたことでバランスを崩したものであり、むしろ直線に入ってからの手応えは抜群だったので、不運が無ければ馬券内に来ていたと思える内容。今回のメンバーの中でもトップクラスの実力がある。

ただ気になるのはやはり牝馬であるということ。このレースは牝馬の成績が著しく悪く、かなり心配

5枠10番 バルサムノート 評価:B

前走の走りは圧巻で、かなり鋭い脚を使うことが出来ていた。前に行くとかかってしまうので、後ろから競馬をする必要があるのは微妙なところだが、持っている末脚がかなりのものなので問題ない気もする。ただ、右にもたれる癖があるなど、乗りにくいところがある以上多頭数はあまり向いていない印象。また、実力的に抜けているわけでもない以上トップハンデはかなり厳しい。押さえても紐まで。

6枠11番 アグラシアド 評価:A

前走、先行有利な展開ながら追い出しが遅れたにもかかわらず後方から馬群を縫って上り最速の3着ということで内容は評価できる。不良馬場でも高速馬場でも結果を残せる安定感のあるタイプ。今回も十分やれる実力はある。

6枠12番 ダイシンヤマト 評価:C

1勝クラスに入ってから善戦はしているがそこそこという内容。いきなり重賞で通用するような馬には感じない。

7枠13番 アイスグリーン 評価:C

戦績を見る感じ、平坦な京都と小倉しか結果を出せていないのがかなり気になるところ。福島は直線で坂があるので、あまり向いていない可能性がある。人気ほど信用はできない。また、血統的に晩成型だとは思うので、ここでは狙いづらい。

7枠14番 レーベンスティール 評価:S

2勝クラスの馬ではあるが、今回のメンバーでも瞬発力は間違いなくトップ。高速馬場であればG1でも通用するくらいの実力はあると思う。下手に揉まれるよりはこの馬の脚を邪魔されずに使いたいタイプではあるので、この馬に限っては外枠はプラスだと感じる。実力には逆らえない。

8枠15番 エマヌエーレ 評価:C

毎日杯で控えていい競馬が出来てはいたが、重賞では完全な実力不足というのが露呈してしまっていた。長期休養を得てどれくらい成長しているかというところではあるが、まずは一旦様子を見たいところ。

8枠16番 マイネルモーント 評価:C

前走東京で勝つことが出来たが、本来は血統的にも走り的にも中山や福島でこその馬。高速馬場になりそうなのはマイナスではあるものの、適性を考えると面白いと思うが、さすがに人気しすぎ。開幕福島で大外枠というのもかなり厳しい。

終わりに

以上、ラジオNIKKEI賞の全頭診断でした。是非予想の参考にしてください!

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