【天皇賞秋2024】2番手?ドウデュースに決まってるじゃない/回顧

回顧

10月27日(日)に東京競馬場で行われたG1・天皇賞秋について振り返ります。

pease

投資34400円 回収19320円 回収率56%
本命単勝回収17% 本命複勝回収率92%

2/17〜10/27現在までに公開した予想と買い目の成績です!

天皇賞秋の回顧

12リバティアイランド13着(1番人気)
7ドウデュース1着(2番人気)
1ベラジオオペラ:6着(4番人気)
14レーベンスティール:8着(3番人気)
9ホウオウビスケッツ3(8番人気)

三連単
12→7,14→7,14,1

三連単1点1000円勝負】
13着:12リバティアイランド
1着7ドウデュース
61ベラジオオペラ

pease

どうしたお嬢さん、、、

回顧

展開的には過去2年のような異常ラップではなく、普段の天皇賞に戻ったようなスローペース。この日の東京芝は圧倒的内前有利の状況が続いており、このスローペースだとそら前が残るはという印象。

2着のタスティエーラ、3着の△ホウオウビスケッツは完全に展開の利を活かしての走り。ホウオウビスケッツは血統からは考えられないくらい東京が得意な馬であり、このペースで逃げることさえできればG1で3着にはギリギリ来れる実力であることが今回で証明。ただ何よりも驚いたのはタスティエーラの復活。飼い葉食いがかなり良くなったとは聞いていたものの、まさかここまで走るとは、、、。この激走で感じたのはタスティエーラはストライクゾーンが狭いだけでその条件で走れさえすれば安定するタイプだなということ。これまでの戦績から東京でスローペースからの上り勝負になった時に安定して走ることが出来るタイプなのだろう。今回のように内枠であればなお良し。ジャパンカップも内枠を引ければ引き続き怖い馬ではあるものの、今回の激走で人気したら手を出しづらい。

最も強い競馬をしたのはもちろんドウデュース。あのペースをあの位置取りから32.5の脚を使って差し切るのはまさに化け物。イクイノックスのライバルはこの馬しかいないなと感じる。ただ忘れてはいけないのは、今回リバティアイランドやダノンベルーガ、レーベンスティールが持っている力を全く発揮できていないこと。この馬が頭1つ抜けたような印象がどうしても植え付けられてしまったが、これらの馬が実力を発揮できたときにどうなるかという感じ。次走はジャパンカップだが、今のこの馬にとって距離延長はプラスではない筈。次も同じような競馬になると思うので差し損ねがかなり心配。軸向きではないよねという印象。

リバティアイランドはまったく理由分からず。あまりにも負けすぎでありまったく力を発揮出来ていないので、いったん度外視でいいかなという印象。次走のレース前のコメントなどを見て判断したい。これで人気が変に落ちるようであればむしろ狙い目か。これに関してはダノンベルーガも同様と見ていいだろう。

レーベンスティールは先行できなかったことが全て。あの位置からではこの馬の脚では難しい。また、やはり折り合いに不安があることを考えると前に馬を置ける内枠の方が良い。これからさらに成長してくればG1でも十分に勝てる実力馬であり、今後が非常に楽しみになった。

ソールオリエンスはやはり切れ負け。この馬の32秒台の脚は使えない。ただ左回りは良さそうなので馬場が渋った東京でならG1を勝てる可能性はある。ただやはりタスティエーラとソールオリエンスの2頭は世代を代表する馬ではあるもののストライクゾーンの狭さが気になる。

その反面ベラジオオペラはどのような展開、馬場でもある程度は走ってくるが絶対的能力がこのレベルの馬相手だと若干足りない。今年の大阪杯のようなメンバーレベルでない限りはG1だと紐まで。

ジャスティンパレスはしっかりと上り2位の脚は使っているが、最後の進路どりが厳しかった。スムーズに脚を使えていたら3着はあったが、やはり位置取りが最近は課題。展開が向かないとこれない馬になっているのでそこは留意する必要あり。

Lakka.

投資109400円 回収82500円 回収率75%
本命単勝回収率49% 本命複勝回収率97%

天皇賞秋の回顧

10ダノンベルーガ:14(5番人気)
○12リバティアイランド:13着(1番人気)

14レーベンスティール:8着(3番人気)
7ドウデュース:1着(2番人気)
9ホウオウビスケッツ:3着(8番人気)

単勝
10
ワイド
10-12
三連複
10-12-1,7,9,14

三連単1点1000円勝負】
13着:12リバティアイランド
14着:10ダノンベルーガ

1着7ドウデュース

Lakka.

全て事故だと言ってくれ…

回顧

秋華賞では対抗と単穴が14,15着、今回は本命と対抗が13,14着。センスが無さすぎると自分が嫌になるのですが、まずこの2頭の敗因を探りたい。◎ダノンベルーガは最初のカーブから向正面に入る手前で躓いてしまっている。パトロールビデオだとちょうど切り替わるタイミングで見えずらいが、外のシルトホルンが内に切り込んできた際に接触があったようで、大野騎手に過怠金が出ている。JRAのYouTubeに上がっている川田騎手のジョッキーカメラだとわかりやすいので時間のある方は見てみてほしい。

その後はリバティの後ろで折り合ってさあ直線というところで全く手応えなし。鞍上のコメントも「初騎乗だったのでわからない」といった内容で、伸びなかった理由が躓いたからなのか、休み明けだからなのか、釈然としない。パドックでは適度な気合い乗りで状態もよく見えた。答えは今後の走り次第か。

そして◯リバティアイランドはもっと不可解な沈み方をしている。本命対抗が二桁着順でどっちも敗因がわからないと負け惜しみをしているようで惨めですが、明確な敗因がわかる人は教えてほしい。予想に書いたように自分から競馬を作れるタイプなので、今日のようなスローペースになっても自ら動きに行けるという、リバティの強さが出た完璧なレースだと思えた。残り300mまでは…。普通ならそこから突き抜けて、後ろから迫るドウデュースをしのげるか、というレースだったはず。あまりに不可解な沈み方でこれ以上話すことがない。こちらも次走の走り次第。

3着に粘ったホウオウビスケッツは当日の馬場、ペースともに向いた。ただ上がりも34.0を使えている様に素晴らしい粘り。恩恵を受けたとはいえこの馬の成長度には目を見張るものがある。2着のタスティエーラも理想的な位置取りで運ぶことができたが、それは大阪杯でも全く同じだったわけで、いきなりここまで走れるとは予想外だった。大阪杯時は「9.5分の出来」というコメントがありましたし、今回が特別状態が良かったとは思えない。買い要素を見出すとすれば、月曜にリポストした「復活期すタスティエーラはカイバをバリバリ 堀調教師は好感触「完食が続いている」」という記事しかない。

最後に、ある意味もっとも不可解な力を見せた勝ち馬について。予想では土曜時点で時計の出る前が残りやすい馬場だったことと、スローペースという想定だったことから、ある程度前につけられる馬を中心に組み立てたのだが、ドウデュースはコーナーで上がっていける馬であることと地力を信頼して印を回した。ところが後方2番手のまま直線に入り、ペースと馬場を考えれば万事休すに見えた。しかしそこから異次元の末脚で伸びてきた時は鳥肌が立ち、上がり32.5秒と見た時は呆れるしかなかった。

これがどれだけ規格外かというと、直線でほぼ同じ位置だったレーベンスティールが33.2秒の脚を使って8着というのがわかりやすい。レーベン自体はしっかり脚を使った上でこれが限界という展開だったということ。ルメール騎手のコメントも「このペースのなかで勝ち馬以外は後ろからでは大変でした」と、ドウデュースが異次元だっただけということがお分かりいただけるはず。だからレーベンスティールは悲観する内容ではなく、枠も苦しかったし、まだまだこの先G1で勝負になるはず。

まあ異次元だろうが何だろうがドウデュースが来たこと自体は想定内で、印的にも馬券的にも何ら問題はなかった。問題なのはリバティアイランドとダノンベルーガが全く伸びなかった、これに尽きる。仮にドウデュースが32.5を使えると読んで本命にしていたとしても、リバティが伸びないことと、タスティが激走することを予想することは不可能だったと思うので、正解はドウデュースの単勝1点。そう、戸崎ドウデュースに本命を打った昨年の買い方でよかったのだ。昨年見せられたあまりの敗北が頭から離れず、疑念を抱いてしまった自分の弱さが情けない。

ちょい穴党のリョー馬

投資45900円 回収3260円 回収率7%
本命単勝回収率22% 本命複勝回収率
99%

天皇賞秋の回顧

7ドウデュース:1着(2番人気)
1ベラジオオペラ:6着(4番人気)
10ダノンベルーガ:14着(5番人気)
12リバティアイランド:13着(1番人気)
14レーベンスティール:8着(3番人気)

三連単
7→1,10,12,14→1,10
1,10,12,14→7→1,10

三連単1点1000円勝負】
17ドウデュース
13着:12リバティアイランド
14着:10ダノンベルーガ

リョー馬

凄まじい末脚。このコンビの勝ちを素直に賞賛。

回顧

本命のドウデュースが1着。前残りの中、末脚勝負で32.5の脚をつかい完勝。いやー凄まじい。引退間近ということで、一戦必勝で来てますね。凄いとしか言えない。

対抗のべラジオオペラは6着。前残りの中でもう少しやれてもいいと思いました。陣営もあまりポジティブな言葉がなかったので状態がまだ上がりきってない中での結果ですね。

ダノンベルーガは位置を取りに行きましたが、躓いたり不運がありました。それでも負けすぎだとは思います。ドバイターフからの直行がイマイチハマらなかったのか。

リバティアイランドはどういう理由なんですかね。この負けが後に続かなければいいですが、本来なら早めに抜け出して勝っていてもおかしく無い展開でした。

レーベンスティールは展開と枠に泣いた結果ですね。直線あの後方にいれば普通は届かない展開でした。一頭おかしなのがいましたが。

ホウオウビスケッツは馬場や展開を上手く使っての3着でしょう。ただ、タスティエーラが2着にくるのは予想外でした。有馬記念から馬体重が落ちてきてたのをここに来て戻していますし、カイバの食いがよくなり状態も上向いてきたんでしょうか。

今回の予想はダメダメでしたね。本命以外ズタボロです。出直します。

終わりに

リョー馬が本命ドウデュースも紐抜けで的中ならず。馬場や展開は完璧に読めていただけに、予想外の走りに苦しめられる形になってしまった。次回は1週挟んでエリザベス女王杯。予想は困難を極めますが、なんとか的中させたい。

天皇賞秋の記事を読んでいただきありがとうございました。